SFC未来構想キャンプ | 2023年のスケジュールや定員について
「慶応義塾大学」(神奈川県・藤沢市)は、8月に湘南藤沢キャンパス、長崎県、鳥取県の3会場で開催する「SFC未来構想キャンプ2023」に参加する高校1、2年生を、2023年6月19日(月)まで募集しています。

この「未来構想キャンプ」は、SFCが標榜するさまざまな問題へワークショップに参加しながらアプローチし、多様な知識や知恵をぶつけ合い、未来につながる「実行力」について体験的に考えるための場となっています。
3会場での日程
2022年はオンラインでの開催でしたが、2023年は
- 湘南藤沢キャンパス…1泊2日/8月2日(水)〜3日(木)、1Day/8月3日(水)9時~17時30分
- 長崎県…1泊2日/8月2日(水)〜3日(木)
- 鳥取県…2泊3日/8月2日(水)〜4日(金)
の3つの会場で対面で開催します。
参加対象と定員について
対象は高校1、2年生。鳥取会場のみ、高等専門学校の学生の応募も可能です。
- 湘南藤沢キャンパス…1泊2日/21名、1Day/61名
- 長崎県…20名
- 鳥取県…20名

SFC未来構想キャンプ2023
主催 | 慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部 |
日程 | 慶應大学湘南藤沢キャンパス/宿泊型8月2日(水)〜3日(木)、1Day/8月3日(水)9時~17時30分、長崎県//8月2日(水)〜3日(木)、鳥取県/8月2日(水)〜4日(金) |
会場 | SFCキャンパス、長崎/長崎市内(長崎県庁周辺など)、鳥取/ゆきんこ村 四季彩(鳥取県日野郡日南町下阿毘縁 478) |
対象 | 高校1年生、2年生、高等専門学校 |
定員 | SFC宿泊型/21名、1Day/61名、長崎県/20名、鳥取県/20名 |
参加費 | SFC宿泊型/約9000円、1Day/無料、長崎県/約1万円、鳥取県/約1万5000円 ※宿泊型は、宿泊費、食費、旅行保険料を含む(現地までの交通費は含まれません) |
応募締切 | 6月19日(月)15時 |
SFC未来構想キャンプ | 6つのワークショップを開催
今回開催されるワークショップは、全部で6種類。自分の興味に合わせて応募が可能です。
ただし、応募できるのはひとつのワークショップのみで、それぞれのワークショップで出されている選考課題によって選抜された人のみが参加できます。
それでは、各プログラムの概要を見ていきましょう。
慶應大学SFCでのワークショプ
まずは、慶應大学湘南藤沢キャンパスで行われるプログラムから。
宿泊型8月2日(水)〜3日(木)
①工作ワークショップ~みつける、みたてる、つくる、そして風景をつくる~
キャンパスを歩き回っていろいろなものを拾い集め、それらを用いて屋外で使う椅子やテーブルなどの家具を作ることに挑戦。
キャンパスでの宿泊を伴う2日間のワークショップです。
1Day/8月3日(水)
②経営構想ワークショップ(食とビジネス)~食のビジネスで、地球課題を解決する~
フードロスなどの食に関する地球的課題を題材に、経営の視点から課題解決を考えていきます。
参加者が経営者の視点を持って、他の参加者と共に創造的解決策を導き出す意思決定プロセスを疑似体験し、経営の本質について理解を深めます。起業や経営、リーダーシップに関心のある人向け。
③「サボり」ワークショップ3~これからの「サボる」をデザインする~
「5類」移行後の日常生活を前提に、「サボる」ことの意味や価値について考えます。ここ数年でオンライン化されたさまざまな活動と、どう向き合ってゆくのか。
「サボる」をきっかけに、コミュニケーションや集まりなど、私たちの関係づくりのありようについて自由に語ることのできるワークショップ。
④健康科学(ヘルスサイエンス)ワークショップ~多様性(ダイバーシティ)と包摂(インクルージョン)を捉え直す~
最近よく聞くようになった「多様性(ダイバーシティ)」や「包摂(インクルージョン)」の本質について、このテーマに関わりの深い教員、大学生たちと交流をしながら、これまでの「当たり前」を考え直したり、根本から捉え直す機会になるワークショップ。
長崎でのワークショップ
⑤地域の課題解決ワークショップ in 長崎~効果的な場をいかにつくるか~
長崎では、昨今の人口流出により傾斜地の空き家が増えています。
今回は傾斜地にある空き家を利活用した場を訪問し、徹底的なディスカッションを行います。
それによって、実現可能かつ高校生らしいユニークな視点をいかした地域の課題解決のための実践知の創造に挑むワークショップ。
鳥取でのワークショップ
⑥未来構想キャンプ in 鳥取(日南町):Augmented Town ワークショップ~XRとロボティクスで人々の健康を支える~(共催:鳥取県、WebDINO Japan)
XR やロボティクスといった最新技術を駆使した新しい街のプラットフォームを、鳥取県内の特定地域をモデルケースに構築することを目指します。
2023年のテーマは、ユマニチュード(humanitude)を重視した地域ヘルスケアサービスの創造。
対象地域でのヘルスケアサービスが抱える問題をリサーチし、地域の古き良い部分は残しつつ、「いま」に相応しい様々な技術、VR・AR・MR、ロボティクス、環境情報と人間情報の高精度センシング、さらには Web 上での情報共有技術等を効果的に導入し、地域とそこに住む人々の新たな価値と存在感を生み出す仕掛けをプロトタイピングします。
SFC未来構想キャンプ | 参加には課題の提出が必須
それぞれワークショップに応募するには、求められる形式での課題提出が必須です。
提出方法
課題提出にはGoogleアカウントが必要になります。指定されたファイル形式で応募しましょう。
選考方法について
応募は先着順ではなく、課題による選考によって受講者が決まります。