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進路ナビ⑥ | 大学のグローバル化で再編成が進む「帰国生枠」受験…今後と強みを考える

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相談:今後の「帰国生」の位置づけは?

中学2年生の息子は、8才のときから香港のインターナショナルスクールで学んでいます。

大学は日本の大学に進学を希望しており、その際「帰国生」として大学受験を考えています。

ただ、日本の大学がグローバル化により受験のあり方も変化しており、帰国生の位置づけはどうなるのか、ちょっと気になっています。

回答:帰国生ならではの特質をアピールしよう

高校では「国際バカロレア」(IB)が導入され、大学側もIB資格での入試を実施しているところも増えているため、かつての「帰国生」という枠組みでの受験も大きく変化していますよね。

現段階では、帰国生枠はいわゆるIB入試のような一斉入試とは異なる「特別入試」枠に再編されつつあるようですが、帰国生枠がなくなったという意味合いではないようです。

つまり、帰国生枠とはどのような生徒を対象とした特別枠か、ということを考えるとわかります。

帰国生枠というと「英語ができる人の特別枠」と考えられがちですが、じつは英語ができるということは二次的なものでしかありません。

帰国生枠を持つ(持っていた)ほとんどの大学が、「海外での貴重な経験をしてきたこと」「日本では得られない知識を得たこと」「海外の文化に育まれたこと」などを理由としてこの枠を設置しています

ですから、日本でどんなに英語ができる子どもたちが増えたとしても帰国生とは根本的に異なるのです。とはいえ、グローバル化に伴う整理が必要となり、再編成は増えてくると思います。

これから帰国生枠を考えている人たちは、英語力だけではなく、帰国生としての特質をアピールできるように、「現地校での成績」や「日本ではできないような活動への参加」なども意識しておく必要があります。

また、帰国生枠とは異なりますが、全授業を英語で行う「英語学位コース」は、おもに海外からの留学生が学ぶためのものですが、帰国生も英語力の基準を満たしていれば受験可能です。

帰国後、再度海外で学ぶことも考えているのであれば、英語力の維持伸長が日本でも可能になりますね。

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