
わたしが使える海外大学奨学金ってあるのかな?



昨今、海外大学進学の奨学金制度は充実してきています。早めに情報収集し、しっかり準備しましょう
海外大学進学に立ちはだかる「多額な留学コスト」を乗り越えるための、奨学金制度を紹介していきます!
笹川平和財団スカラシップ│年齢制限のない海外大学進学奨学金
「笹川平和財団」は、指定する米国もしくは英国の大学に進学する人を対象とした「笹川平和財団スカラシップ2022」奨学生50名を、①2022年8月1日(月)~21日(日)17時、②2023年1月5日(木)~2月28日(火)の2回にわけて募集します。


笹川平和財団スカラシップは、日本国籍を有する若者が、米国大学では4年間、英国では大学3年間もしくはファンデーションコース1年間+大学3年間の合計4年間にわたり、学士号取得のための留学を支援することを目的とした奨学金制度。
笹川平和財団スカラシップのポイント
- 志があれば、だれでも支援対象となる
- 留学経験者によるサポートも提供
- 年間最大50名を採用予定
笹川平和財団スカラシップ2022
主催 | 笹川平和財団 |
支給金額(年間) | 米国大学進学/9万5000ドル、英国大学進学/6万5000ポンドが上限 |
支給期間 | アメリカ/4年間、イギリス/年間(またはFoundation Course1年間と大学3年間) |
対象 | 米国もしくは英国の、笹川平和財団が指定する大学に留学する人(専攻分野の指定なし) |
定員 | 最大50名程度 |
出願期間 | ①2022年8月1日(月)~21日(日)17時、②2023年1月5日(木)~2月28日(火)17時 |
笹川平和財団スカラシップ│対象となる人、応募条件
対象となる人
本スカラシップの対象者は、「社会課題の解決に意欲があり、海外で学ぶことで成長したいと考えている人」。
年齢制限や年収制限のない、給付型の奨学金制度となっています
応募条件
具体的には下記のような応募条件が設定されています。
- 日本国籍を有し、在学期間中を通じて日本国籍を有する人
- 奨学金を、米国大学については4年間、英国大学については3年間ないしはFoundation Course1年間と大学3年間の合計4年間にわたり受給することに合意する人
- 国内の他の給付型奨学金(総額100万円以上)を受給していない人
- 2023年6月末日までに高校等の教育課程を修了する予定、もしくはすでに卒業した人
- 笹川平和財団が指定する大学、英国において Foundation Course を受講する人については大学の指定するFoundation Course入学の許可を得た人で2023年9月の入学を目指す人
- 本スカラシップ制度で実施する留学前研修および留学生ネットワーク活動(卒業後を含む)に参加する人
- 当該留学に必要な査証を確実に取得し得る人
- 本スカラシップに応募する時点で未成年の場合は保護者が留学を認める人
笹川平和財団スカラシップ│対象となる53大学
対象となるのは、下記の53大学となります
米国30大学
- Boston University
- Brown University
- California Institute of Technology
- Carnegie Mellon University
- Columbia University
- Cornell University
- Duke University
- Georgia Institute of Technology
- Harvard University
- Johns Hopkins University
- Massachusetts Institute of Technology
- New York University
- Northwestern University
- Princeton University
- Stanford University
- The University of Chicago
- University of California, Berkeley
- University of California, Davis
- University of California, Los Angeles
- University of California, San Diego
- University of Illinois, Urbana-Champaign
- University of Michigan, Ann Arbor
- University of North Carolina at Chapel Hill
- University of Pennsylvania
- University of Southern California
- The University of Texas at Austin
- University of Washington
- University of Wisconsin-Madison
- Washington University in St. Louis
- Yale University
米国リベラルアーツカレッジ15 校
- Amherst College
- Barnard College
- Bowdoin College
- Carleton College
- Claremont McKenna College
- Davidson College
- Grinnell College
- Hamilton College
- Haverford College
- Middlebury College
- Pomona College
- Swarthmore College
- Washington and Lee University
- Wellesley College
- Williams College
英国8大学
- Imperial College London
- King’s College London
- London School of Economics and Political Science (LSE)
- The University of Manchester
- University College London (UCL)
- University of Cambridge
- The University of Edinburgh
- University of Oxford
笹川平和財団スカラシップ│充実した奨学金内容
奨学生に選ばれると、授業料・寮費(食費含む)、健康保険料、往復旅費交通費(1往復のみ)のほか、生活費等支援金(米国1万5000ドル、英国1万1000ポンド)を支給。
実費支給金額は、米国においては年間8万ドル、英国においては年間5万4000ドルを上限としています
奨学金の支給期間は、米国は大学卒業までの通算4年間、英国大学は3年間もしくは Foundation Course 1年と大学3年間の合計4年間となっています。
笹川平和財団スカラシップ│留学経験者によるサポートもあり
笹川平和財団には、留学経験者が数多くいるため、海外体験がないとはわかりづらいことや、海外の大学での選考のしくみや、 どう対応したらいいのか、経験をもとに説明してもらうことができます。
生徒が海外留学を志すと、学校の先生もいろいろな書類を作らなくてはなりませんが、財団ではそのような先生のサポートも可能。
生徒本人に可能性があることに気づいてもらい、本人や周囲の大人たちが抱える懸念点を解消していくことも役割として請け負ってくれます。
応募前の相談も歓迎
応募前には、相談専用のウェブサイトから、生徒本人・保護者・学校の先生が連絡できます。
実際にこのスカラシップを受けることが決まると、大学の選び方や大学への応募手順、エッセイを書くときの考え方などのサポートを受けることができます
また、海外生活の基礎や、大学入学後を想定した研修も行われる予定です。
このスカラシップを利用して海外留学をすることで、アメリカやイギリスのように個を持ってることが尊重される社会では、自分が動くことで案外簡単に社会が動くことを実感できるとのこと。
留学先で他国からの留学生と交流することで、それぞれの国のバックグラウンドにも理解を広げ、視野が広げる経験となるはずです。