英検準1級に合格した人たちは、どんな勉強法を選んでいたのか? その共通点のひとつが「模試より過去問」だったというリアルな声。
この記事では、実際に英検準1級に合格した中高生たちが、 どのように過去問を活用して点数を伸ばしていったのかを紹介します。
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🧭 この記事でわかること
- 英検準1級対策で「過去問」を活用すべき理由
- 実際に使われている市販の過去問集とは?
- 合格者が実践していた3つの勉強ステップ
- 失敗しない「過去問の使い方」
なぜ「過去問」を活用すべきなのか?
英検準1級対策として、「模試形式の問題集」や「予想問題集」はいくつも出版されています。ですが、合格者たちが使っていたのは、「過去問」でした。
その理由はシンプル。

本番と同じ形式、同じ傾向の問題を解くのが一番の対策になるから
英検は毎回、出題のトピックや文体には若干の変化があるものの、試験の構成や時間配分は一定です。
そのため、模試形式よりも実物である過去問を何度も解き、「本番と同じ状況に慣れること」が、合格に直結する勉強法として機能しているのです。
よく使われているのは「旺文社の過去問」
英検準1級の過去問は、英検公式サイトから直近3回分がPDFや音声ファイル形式で公開されています。(英検協会サイト:準1級の過去問・試験内容)
ですが、解説や採点がついていないため、初学者や独学組には少し扱いにくいという声も。
その代わり、圧倒的に多くの人が活用していたのが、旺文社の『英検準1級 過去6回全問題集』(Amazonサイトが開きます)シリーズ。
この書籍には、以下のような特徴があります:
- 6回分の試験を収録
- リスニング・面接音声がアプリやダウンロードで聞ける
- 採点表・正答率・解説・訳・解答例まで網羅
- 解答用紙がついていて、本番形式で取り組める
- ライティング・面接の解答例・予想問題も掲載
とくに便利なのが、アプリによる自動採点機能。
「時間を測って解いて、スマホで採点・記録する」ことができ、復習も圧倒的にしやすくなります。
過去問を使って合格した中高生のケース
ちなみに、「英検準1級→合格までのリアルシリーズ」では、実際に準1級に合格した中高生たちが、どんな教材でどう勉強したのかを具体的に紹介しています👇
合格者の定番ルート:過去問3ステップ活用法
実際の合格者たちにヒアリングしたところ、多くの人がこのような「3ステップ」を踏んでいました。
STEP1|まずは1回分を時間を測って解いてみる
- 最初の1回分は“模試感覚”でチャレンジ!
- 全パート通して取り組むことで、時間配分の感覚を掴む
- 答え合わせ・自己採点をして、現状把握
📌 ポイント:「できなかった問題」をメモしておく
STEP2|間違えた問題を分析して、重点対策に入る
- 解説をじっくり読んで「なぜ間違えたか」を把握
- リーディング:語彙・文法・論理展開を確認
- リスニング:音声スクリプトを読んで音読・シャドーイング
- ライティング:模範解答と比較し、構成力・表現を学ぶ
📌 ポイント:「同じ間違いをしない仕組み」を作る
STEP3|数日空けて、別の回で再チャレンジ
- 2〜3日後に別の回で再び模試形式でトライ
- 前回の改善ポイントが活きているかを確認
- スコアを記録して、伸びを見える化
📌 ポイント:3〜4回分を回すと“型”が見えてくる
二次(面接)試験の過去問も活用!
準1級の面接は「過去問カード」として市販本に収録されています。
面接は「慣れ」が命。まずは、
- 質問のパターンを覚える
- 解答例の型を真似して話してみる
- 自分の回答を録音・録画して見直す
といった練習に取り組むのが効果的。
📌 旺文社の本には、面接カード+解答例+録音素材まであるので一人でもトレーニングしやすい
過去問を解くときの注意点
❌ NG例
- 解くだけで満足して、復習しない
- 解説を読まず、なぜ間違えたかを振り返らない
- 時間を測らずに、なんとなく解いてしまう
✅ OK例
- スコアを記録して、自分の進歩を見える化
- 苦手なパートは繰り返しやる
- 模範解答を自分の表現に言い換えて使ってみる
まとめ:準1級合格は「過去問をどう使うか」で決まる
過去問の上手な活用は、英検準1級合格への一番の近道です。
ただし、それを「何回解いたか」ではなく、「どう分析して活かしたか」が結果を分けるポイントになります。



自分に合ったスタイルで、過去問を最大限活用していきましょう!
🔗 英検準1級の全体像を知りたい人は: 英検準1級 完全ガイド
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