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英検準1級 合格のコツ⑤|AIで論理的思考と要約力を鍛えるライティング対策法

英検®準1級の一次試験において、大きな壁となるのがライティングの問題

2024年度からは出題形式が変更され、「要約」と「意見論述」という2つの問題に分かれ、より高度な表現力と論理的思考が求められるようになりました。

「テーマが難しすぎて、何を書けばいいのか分からない…」「文法ミスが不安で、書く手が止まってしまう…」

そんな声が聞こえてくるのも無理はありません。

エデュコさん

でも、今はひとりで悩む時代じゃない。AIが“書くパートナー”として活躍する時代なんです

本記事では、ChatGPTなどのAIを活用して、英検準1級ライティング対策を効果的かつ継続しやすく進める方法を紹介します。

出題傾向の変化を押さえつつ、AIに「頼りすぎず」「上手に付き合う」活用法を一緒に見ていきましょう!

グローバルエデュは、親子で“納得できる進路選択”を応援する教育メディアです。2025年より海外進学ラボを新設し、Q&Aライブラリや進路相談、イベントを通じて、海外進学を目指す中高生と保護者をサポートしています。

Contents

出題傾向の変化と対策の方向性

2024年度以降の英検準1級ライティングは、以下の2問構成です。

  • 要約問題(60〜70語):与えられた英文の内容を客観的にまとめる
  • 意見論述問題(120〜150語):1つの社会テーマに対して自分の意見を述べる

これまでの「1トピック・意見論述式」に比べて、読む力と書く力のバランスがより問われるようになりました。

特に注目すべきポイントは、

  • 専門的な内容(環境技術、社会制度など)の増加
  • 抽象的かつ客観的な表現力の必要性
  • 語数のルールの厳格化(語数オーバーや不足が減点対象となる可能性があります)

といった変化です。

つまり、単に英語力があるだけでは太刀打ちできず、「どう考え、どう表現するか」がますます重要になっているのです。

AIは「正解を出す先生」ではなく「伴走してくれる先生」

「AIを使えば、英作文もカンタンに仕上がるんでしょ?」と思っている人もいるかもしれません。

でも、実はAIに書いてもらうだけでは英検対策になりません。なぜなら英検は「自分で考え、自分で表現する力」を評価する試験だから。

エデュコさん

だからこそ、AIは「書き方を学び、改善点を知るための先生」として使うのがベストです

AIの活用目的は、以下のように整理できます:

活用目的ゴール
構成を学ぶ何から書けばいいか迷わないようにする
書いたものを添削してもらうミスや弱点に気づく
表現をアップグレードする語彙や文法の幅を広げる
練習量を増やす添削なしでも毎日書ける習慣化

要約問題のAI活用法

要約問題では、与えられた英文の中から「賛成・反対の2つの意見」を抽出し、60〜70語で客観的にまとめることが求められます。

ここでは、以下の3ステップでAIを活用してみましょう。

Step 1|まずは自分で書いてみる

AIに頼る前に、自分なりに要約してみましょう。時間を決めて取り組むと集中力が上がります。

Step 2|AIにレビューを依頼する

ChatGPTなどに以下のようにお願いしてみましょう。

プロンプト例

この英文の文法と語数チェック、改善点も教えて

フィードバックをもとに、語数調整・表現の見直し・主張のバランスを改善します。

Step 3|表現の引き出しを増やす

使える表現が限られていると、何度も同じ言い回しになりがちです。AIにこんな風に聞いてみましょう。

プロンプト例

英検準1級のエッセイ構成テンプレートを英語で出して

意見論述のAI活用法

意見論述問題では、社会性の高いテーマ(例:都市交通、再生エネルギー、教育制度など)に対して、主張→理由①→理由②→結論の構成で書くことが求められます。

Step 1|自分で書いてみる(できれば紙で)

テンプレートや過去問テーマを活用しながら、1日1本、120〜150語を目安に自分で書いてみましょう。

Step 2|AIに構成と文法のチェックを依頼

プロンプト例

このエッセイの文法や単語に間違いがないかチェックして。論理の飛躍がないかも確認して

AIはあなたの文章を論理構成から語彙まで丁寧に見てくれます。

Step 3|表現のストックを増やす

プロンプト例

英検準1級のエッセイで使える表現を10個出して。言い換えも

例:

  • One possible reason is that…
  • This is mainly because…
  • Furthermore, it can be argued that…

Step 4|再提出して、成長を確認!

AIは何度でも付き合ってくれます。「直したからもう一度見て!」とお願いすれば、ちゃんと見てくれます。

中高生におすすめのAI活用習慣

スクロールできます
ステップ活動ツール例
① テンプレ確認英検に合った構成・表現を把握ChatGPT, Claude
② 自分で書く要約&意見文をまずは手書き or タイピングGoogle Docs, 手帳
③ AIに添削依頼文法・構成・語数などをフィードバックChatGPT, Grammarly
④ 表現をアップデートより自然な表現を学ぶDeepl Write, Quillbot
⑤ 書き直し&再提出改善点を反映してブラッシュアップChatGPTに再チェック依頼

まとめ|AIで「書く力」を育てよう

ライティングは、英検準1級の中でも特にハードルが高いと言われています。でもそれは裏を返せば、ここを乗り越えられれば、大きな成長が待っているということ。

AIを「答えをくれる先生」ではなく、「一緒に成長してくれるパートナー」として活用できれば、不安だったライティングも、自信のある武器へと変わっていきます。

さあ、1日15分から始めよう。あなたの言葉で、世界に伝える力を育てましょう!

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