Contents
CEFRでみる「わたしの英語修行ランク」
CEFRとは
CEFR(Common European Framework of Reference for Languages:ヨーロッパ言語共通参照枠)は、世界50カ国以上で採用されている言語能力の国際的な指標です。海外大学入学や就職の際に、あなたの英語力を客観的に証明する重要な基準となります。
基礎段階/入門レベル(A)
A1 入門レベル
英検3級
- できること: 基本的な挨拶や自己紹介、身近な単語の理解
- 日本での目安: 中学1年生レベル
- 学習期間: 3-6ヵ月(基礎語彙1,000語)

→ 春夏冬に開催!セブ英語キャンプがおすすめ
A2 基礎レベル
英検準2級
- できること: 身近な話題での短い会話、簡単なメモ作成
- 日本での目安: 中学卒業レベル
- 学習期間: 6-12ヵ月(語彙2,000語)

→ 春夏冬に開催!グローバル英語キャンプがおすすめ
自立段階/修行レベル(B)
B1 中級レベル
英検2級
- できること: 仕事や学校での要点理解、身近な話題での意見表明
- 日本での目安: 高校2年レベル
- IELTS: 4.0-5.0
- 学習期間: 1-1.5年(語彙3,000語)

→ 白帯コース(IELTS 5.5突破|基礎鍛錬)がおすすめ
B2 中上級レベル
英検準1級
- できること: 抽象的話題の理解、ネイティブとの自然な議論
- 日本での目安: 高校卒業レベル
- IELTS: 5.5-6.5
- 学習期間: 1.5-2年(語彙5,000語)
- 重要: 多くの海外大学がこのレベルを入学要件とする

→ 橙帯コース(IELTS 6.5達成|実戦強化)がおすすめ
熟達段階/達人レベル(C)
C1 上級レベル
英検1級
- できること: 長い講義の理解、流暢で自然な表現
- 日本での目安: 大学生レベル
- IELTS: 7.0-8.0
- 学習期間: 2-3年(語彙8,000語)

→ 赤帯コース(IELTS 7.0挑戦|達人の域)がおすすめ
C2 最上級レベル
英検1級+
- できること: ネイティブレベルの理解・表現
- 日本での目安: ネイティブレベル
- IELTS: 8.5-9.0
- 学習期間: 3年以上(語彙10,000語以上)

→ 米国トップ大学サマースクールがおすすめ
CEFR対応表
スクロールできます
CEFRレベル | 英検 | IELTS | TOEFL iBT | 海外大学レベルの例 |
---|---|---|---|---|
C2 | 1級+ | 8.5-9.0 | 115-120 | オックスフォード・ケンブリッジ |
C1 | 1級 | 7.0-8.0 | 95-114 | ハーバード・MIT・スタンフォード |
B2 | 準1級 | 5.5-6.5 | 72-94 | カナダ・オーストラリア主要大学 |
B1 | 2級 | 4.0-5.0 | 42-71 | コミュニティカレッジ |
A2 | 準2級 | — | — | 語学学校 |
A1 | 3級 | — | — | 基礎学習段階 |
トップ海外大進学のための戦略的学習計画
トップ大学を目指すなら、中学段階ですでに高校レベルの英語力が必要です。一般的な「中学で英検3級」では到底間に合いません。
時間的投資
中学から毎日2-3時間の英語学習は必須です。部活動や他の習い事とのバランス調整が重要になります。
経済的投資
優秀な指導者や海外経験、良質な教材を利用しましょう。
情報収集力
- 各大学の最新入学要件の把握
- 出願戦略の策定と調整
- 現地情勢や教育制度への理解
6ヵ月で0.5レベルアップが現実的な目標です
例:A2からB1へのステップアップ
- Month 1-2: 語彙力強化(1日20語×60日)
- Month 3-4: 文法の応用練習
- Month 5-6: 長文読解と表現力向上
重要なポイント
- 完璧主義より継続を重視
- 自分のペースで着実に進歩
- 失敗を恐れず間違いから学ぶ
英語嫌いのお子さんへの対処法は?

レベルを下げることから始める お子さんが英語を嫌う主な原因は「分からない」ことです。現在のレベルより2段階下のレベルから始めて、「できた!」という成功体験を積み重ねましょう
中学段階:高校内容の先取りが不可欠
中学1年での集中基盤作り
- 目標:B1レベル到達(英検2級、IELTS4.0-5.0)
- 重点:高校レベルの語彙・文法を先取り学習
- 必要学習時間:毎日1-1.5時間
- サポート:集中的な基礎固めと学習習慣の確立
中学2-3年での実力養成
- 目標:B2レベル安定(英検準1級、IELTS5.5-6.5)
- 重点:複雑な文章理解とエッセイライティング基礎
- 必要学習時間:毎日1.5-2時間
- サポート:アカデミック英語への橋渡し