グローバルな素養を育む実践型プログラムグロデリ2024 4/8〆

くらぶち英語村2024 | 外国人スタッフと豊かな自然に囲まれた英語漬け環境で過ごすバイリンガル山村留学 10/31〆

英語漬け環境の山村留学があると聞いたけれど…

Globaledu 奨学金チーム

豊かな自然環境のもと、外国人スタッフと共同生活を送りながら実践的な英語力を培うことができるプログラムがあります

高崎市(群馬県)が全国の小中学生に向けて提供している、「くらぶち英語村」について紹介していきますね!

海外大学進学を視野に入れた進路をサポートする、学びのプラットフォーム

進路に役立つさまざまな教育プログラムを網羅するほか、個別の進路相談やサポートも受け付け中。最新のプログラム情報はメルマガで、使い方はガイドでチェック!

Contents

くらぶち英語村 | 日常的に英語を使う山村留学

「くらぶち英語村」に留学する子どもたちは、群馬県・高崎市の倉渕地域の豊かな自然環境や農山村文化を生かしたさまざまな自然や農業を体験。

そして、外国人スタッフの生きた英語に囲まれて生活することで、日々の暮らしのなかで実践的な英語力を身につけていきます。

くらぶち英語村とは

  • 日本で唯一の、英語と日本語を使用するバイリンガル環境が整った山村留学
  • 豊かな自然環境や農山村文化を生かした、さまざまな自然体験や農業体験に挑戦できる
  • 外国人スタッフと生活することで、日々の暮らしのなかで実践的な英語力を身につけられる
  • 1年間の「通年コース」のほか、夏・冬に開催される「短期コース」、土日に開催される「週末コース」もあり
留学生は全国の小・中学生から募集し、1年単位で共同生活を送りながら地元の学校に通学。定員は小中学生あわせて20名程度。2022年度(第5期)留学生は、現在男子12名、女子10名の計22名

育てる会が運営

英語村で過ごす子どもたちの生活指導や運営を行なっているのが、山村留学で50年の実績を持つ「公益財団法人育てる会」。

1968年に任意団体から活動を始めた育てる会は、「体験の裏付けがあってこそ、子どもたちは真の生きる力を獲得できる」という共通認識のもと、山村留学事業を柱に自然・生活体験を通じた青少年の健全育成を実践してきました。

らぶち英語村がオープンしたのは、2018年4月。2022年の現在まで、累計80名ほどの留学生を受け入れてきた。短期コースには246名、週末コースは692名もの子どもたちが参加している(いずれも延べ人数)

くらぶち英語村2024年度募集

運営高崎市
日程通年コース/2024年4月1日~2025年3月31日、短期コース/夏休み、冬休み、週末コース/第1回(5月〜7月)、2期(8月下旬~10月)、3期(1月~3月)
住所群馬県高崎市倉渕町川浦1414番地1
対象通年コース/小学4年生~中学2年生 若干名(10~15名目安)、短期コース/ 小学2年生~4年生、小学4年生~中学3年生などコースにより異なる(各回20名)、週末コース/小学1年生~中学3年生(各回20名)
月額8万2500円(税込)※小学生の参加費用。中学生は、9万1300円。通年コースは月額にて12ヵ月分支払う必要があり、上記以外にも、月1万円~2万円が必要。短期コースは3万円〜5万円、週末コースは1回1万円
申込締切通年コース/2023年10月31日(火) 短期・週末コースは別途設定

くらぶち英語村 | 里山で営まれる留学生活

倉渕地区は、高崎市のなかでもとくに豊かな自然に恵まれ、日本の里山の原風景を具現化したようなエリア。

留学生たちが過ごすのは、廃校となった旧川浦小学校跡地に新設された、地元の材木を活用した総木造りの寄宿舎です。

木の温もりが端々から感じられる寮には、留学生が1室3~5名で使用するの部屋が6室(男女別室)、浴室、洗濯室など生活に必要な機能がムダなく備わっています。

日々の食事も施設内にある調理場で作られ、専任の調理スタッフによる地元で収穫されたお米、野菜など、地産地消を心掛けた料理が提供されている

くらぶち英語村 | 心身ともに鍛えられる「通年コース」

くらぶち英語村には3つのコースがあります。

メインとなるのが、1年間地元の「倉渕小学校」または「倉渕中学校」に通いながら英語村で生活する「通年コース」

対象は小学4年生〜中学2年生、定員は20名程度。

まず、くらぶちで驚かされるのが、小学生は毎朝学校まで片道4キロを1時間歩いて登校し(下校は通学バス)、中学生は片道6キロを自転車で登下校すること。

1通年コース終了後には、体力はもちろん、自立心の成長等を感じる保護者も少なくなく、1年間通い続けることができた達成感は、心身ともに代えがたい自信をもたらしてくれるはず

原則的に雨でも雪でも自力で登校しますが、英語村の掲げる「心身ともに健康体で、1年間自立した共同生活を送る」を達成するためのベースとなる日課です。

そんな子どもたちの生活を支えるのは、運営や調理担当を含めて総勢30名のスタッフたち。

そのうち16名が、共同生活やアクティビティを通して子どもたちと直に触れ合うスタッフで、日本人とインターナショナルスタッフの比率はちょうど8名ずつ。男女混合で、バランスのいい顔ぶれが揃っています。

朝は5時30分に起床

「通年コース」の平日は、留学生は朝5時50分に起床。

モーニングミーティングで、外国人スタッフの説明を聞く子どもたち

モーニング・ミーティング、English of the day(日替わりの単語学習)、ラジオ体操、そして朝食を済ませ、小学生は7時に、中学生は約30分の自習後7時30分には学校へ出発。

帰宅後はセルフスタディーで英語を学ぶ」

英語村には16時30分ごろに戻り、宿題や自由時間に費やしたり、セルフスタディー(週2回外国人スタッフとマンツーマン英語レッスン)に取り組んだりと各々の時間を過ごします。

18時30分~夕食や掃除が済んだあとは、20時からのミーティングで、各自が決めた英語に関する学期ごとの目標(スマートゴール)の達成度をスタッフと一緒に確認します。

寮のミーティングスペースで英語でプレゼンする留学生

土日もイベントが盛りだくさん

土日は、7時に起床し、午前から夕方(日曜はほぼ午前のみ)にかけて、外国人スタッフを交えて各種アクティビティに取り組みます。

アクティビティには、田んぼや畑の作業、倉渕周辺を囲む山々でのハイキング、保護者や地域の人々も集まる収穫祭、農村文化体験、ハロウィンやクリスマスイベントなど盛り沢山のイベントを用意。

夕方以降は、基本的に平日スケジュールと変わりませんが、日曜・午後には英文で日記を書く「ダイアリータイム」が設定されています。

さまざまな機会で英語を使う場を用意

このように、地元の小中学校で過ごす時間以外は、英語課題、アクティビティ、消灯前の談笑などで、さまざまな用途で英語を活用する機会に恵まれています。

1年間という長期的なスパンで、豊かな自然や英語環境に囲まれた共同生活を送ることで、英語力の向上はもちろん、「自分の主張や想いをうまく伝えられるようになった」「集団に埋もれず、自分の意見をためらわずにはっきり口に出せる」といった変化が多くの留学生に見られるそうです。

くらぶち英語村 | 週末コース・短期コースも人気!

くらぶち英語村では、通年コースのほかにも、小学1年生~中学3年生対象「週末コース」(1泊2日)と、小学2年生~中学3年生対象「短期コース」も提供しています。

いずれも、英語ネイティブスピーカーに囲まれて、倉渕の魅力が満載の多様なアクティビティを、短期集中型で楽しむことができるプログラムですが、毎回定員を応募者数が上回るため、参加者は抽選制により決定

とくに人気の高い夏の短期コースでは5~6倍の倍率があります。

通年コースの選考プロセス

いっぽう、通年コースは、プログラムの相性などを鑑みたうえで選考するため、かならず親も交えた相談のプロセスが必要です。

  • 8月中旬~10月…個別相談会
  • 11月後半~12月初旬…子どものみが参加する「体験留学」+保護者向け施設見学会
  • 12月半ばごろ…親子面接
  • 翌年の1月中旬ごろ…留学生が決定

通年コースにも毎年定員を超える応募が集まっており、体験留学の段階では50名前後の参加枠を設定。

英語村を継続する既存生徒の比率にもよりますが、45名中10~15名程度が新年度より英語村に留学することができます。

また、英語村へ新規で留学が決まった場合は、原則として1年間の留学期間となります。

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