The Junior Academy | 世界中の優秀な中高生が集う
「The Junior Academy」は、世界中の優秀な中高生、STEM専門家や産業界のリーダーより構成されるオンライン主体のコミュニティーです。
The Junior Academyでは、13才~17才を対象とする10週間のSTEMセッションを毎年秋と春に行なっていますが、2023年秋と2024年春のセッションでは、2023年7月6日23時59分(EDT)まで参加者を募集しています(当初より期限延長。日本時間では7月7日12時59分まで)。

The New York Academy of Sciencesが主催
このアカデミーを運営する「The New York Academy of Sciences」は、博学者Samuel L. Mitchillが1817年に初会合を開いた「自然史ライシアム(Lyceum)」がルーツにあり、200年を超える活動の歴史をつないできた由緒ある非営利組織。
メンバーシップを拡大する長い過程では、米国大統領トーマス・ジェファーソンや発明家トーマス・エジソンらも会員に名を連ね、今日では世界100ヵ国以上、会員2万名を超えるグローバルコミュニティが形成されています。
多様なメンバーが世界規模の課題に挑戦
多様なメンバーのアイデアや科学・テクノロジーの専門的知見を結集し、近年のCOVID-19問題をはじめとした世界規模の課題に挑み続けています。

The Junior Academy 2023-24(Virtual Program)
主催 | The New York Academy of Sciences |
日程 | 2023秋セッション/2023年9月~12月 2024春セッション/2024年1月~5月 |
場所 | オンライン(Launchpadプラットフォーム) |
対象 | 13才~17才(2006年6月7日~2010年9月1日生まれ) |
参加 | 無料 |
応募期限 | 2023年7月7日(金)12時59分(日本時間) |

The Junior Academy | 10週間のセッションを年2回開催
The Junior Academyでは、毎年13才~17才を対象とするメンバーを全世界より募集。
選出された生徒は、アカデミー独自のオンラインプラットフォーム「Launchpad」を通じて、多国籍の学生やSTEM専門家らと共同で、国連の持続可能な開発目標にフォーカスしたプロジェクトベースの課題解決に取り組みます。
春と秋に実施されるセッション
このオンラインプログラムは、秋セッションを9月~12月にかけて、春セッションを1月~5月にかけての年2回ペースで実施(いずれも10週間)。
プロジェクト開始に先立ち、メンバーは4週間のブートキャンプを通じて、デザイン思考やリサーチ・分析手法などの関連スキルを養成。
その後、2~6名の国際チームに参加し(選択制)、アカデミーに属するSTEMプロフェッショナルのサポートを得ながら、約10週間チーム単位でプロジェクトに取り組みます(1週間あたり3~4時間のチーム活動)。
優秀なチームを評価
解決策プレゼンがとくに高く評価されたチームは、賞品授与に加え「Global STEM Alliance Summit」にて勝利チームとして紹介されます。
このように、学界や産業界で活躍するメンターや意欲ある同世代と関わり合うなかで、参加者はリーダーシップやコラボレーション力の向上とともに、STEMおよび調査研究の経験値を高められるでしょう。
メンバーの国籍比率
メンバーの国籍比率は、運営団体が結成されたアメリカがもっとも多く約850名、続いてインドとエジプト出身のメンバーが目立ち、日本からは現状24名がアカデミーメンバーに所属しています。
The Junior Academy | 応募資格や応募方法について
応募資格
応募資格者は、誕生日が2006年6月7日~2010年9月1日の期間内に該当する13才~17才。
ほかにも、プロジェクト活動にすべて英語で参加できる十分な英語力、STEM分野に強い興味関心があること、2023年秋セメスターか2024年春セメスターの「いずれかに」参加できることなどが求められます。
すでにLaunchpadベースのメンバーに参加済みであれば、再申請する必要はありません。
応募方法
参加希望者は、SurveyMonkeyApplyアカウントを作成してから英語の応募フォームを記入(アカウント保有者は直接ログイン)。
応募者のバックグラウンド情報を記入するほか、親または保護者によるサイン付き同意書の提出も必須です。
エッセイについて
応募プロセスでは、いくつかの質問に対して500語以内でエッセイを記述するよう求められます。
要点がまとまっていれば、むりに500語近く埋める必要はなく、とくに以下のような点を明確に記述することが推奨されています。
- 応募者のユニークな点は何か、学校や課外活動でその特徴を活かす機会はあるか
- 過去に困難な状況に直面したとき、具体的にどのように克服しようとトライしたか
- チームプレーヤーとしての適性やスキルを示すこと
- 学校生活やプライベートとどのように両立できるか

選考結果の通知について
毎年、数千名規模の応募が世界中から寄せられており、選考結果は8月中に生徒宛に通知されます。