MENU
冬の英語キャンプ
国内外を目指す英語講座
年末年始留学のメリットは?冬休み英語キャンプ

#04 | 英検準2級レベル→IELTS5.5|4年間の“毎日一英語”でつかんだカナダ大学への進学

英検準2級レベルからIELTS5.5を達成し、カナダ大学進学を果たしたくらさん。

帰国子女ではなく、ずっと日本の学校で学んできた“普通の高校生”が、4年間の努力でどう英語力を伸ばしたのか。地道な積み重ねが「世界につながる力」へ変わる、その過程をたどります。

英語が得意でなくても、
地道に続けることで世界につながる力は育つ!
くらさん(英検準2級レベル→IELTS5.5)
  • 出身高校:本庄東高等学校(埼玉県)
  • 進学大学:Memorial University of Newfoundland(カナダ)
  • IELTS受験時期:高校卒業後3年目の9月
  • 学習期間:約4年間
  • 学習法:独学+語学学校での学習
  • 学習開始時の英語レベル:英検3級〜準2級/CEFR A2〜B1
  • 最終スコア:5.5(L4.5/R4.0/W4.5/S5.0)
  • 受験目的:カナダの大学に進学するため

👉 IELTSのスコアの仕組み・CEFR換算表・英検やTOEFLの違いについて → IELTS完全ガイド

グローバルエデュは、親子で“納得できる進路選択”を応援する教育メディアです。2025年より海外進学ラボを新設し、Q&Aライブラリや進路相談、イベントを通じて、海外進学を目指す中高生と保護者をサポートしています。

Contents

IELTSを選んだ理由

くらさんは、ずっと日本の学校で学んできました。

帰国子女でも留学経験者でもない──いわゆる“普通の高校生”。そんなくらさんが高校卒業後にIELTSに挑戦したのは、「英語をツールとして使いたい」という思いが強かったからです。

最初にIELTSを知ったのは、語学学校の先生からの紹介でした。スピーキング重視の試験形式に魅力を感じ、「これだ」と直感したそうです。

くらさん

TOEFLよりもスピーキングのテスト形式が得意だったし、IELTSのほうが“話して伝える”力を見てもらえる気がしました

受験とスコア

くらさんは東京と海外で、約3年間に渡りIELTSを3回以上受験。受験料の負担がかなり大きかったと感じたそうです。

回数OverallListeningReadingWritingSpeaking
初回4.54.54.04.55.0
最終5.55.55.05.05.5

IELTSの形式は AcademicGeneral の両方を受験し、申し込みは 日本英語検定協会海外会場 で行いました。

学習の進め方とペース

IELTS学習は、高校卒業後の予備校生の時期に始め、およそ4年間の継続を経て最終スコアを取得。

学習方法は「独学」と「留学先の語学学校での学習」が中心で、週あたりの学習時間は 20時間以上だったそうです。

くらさん

毎日少しずつ英語に触れるようにし、最終的には2時間以上勉強する日々を続けていました

学習法内容・環境
独学自分で計画を立てて学習
留学中留学先の語学学校でIELTS対策を実施
最初に使用した教材中学3年生の英語問題集「ターゲット1400」からスタート

苦手と感じたこと・工夫したこと

くらさんがもっとも苦手だった技能はリーディングでした。英文量が多く、時間配分が難しいと感じたそうです。

IELTS学習でとくに難しかった点として、以下の3つを挙げています。

  • 時間配分が難しかった(特にリーディング・ライティング)
  • 効率的な学習法がわからなかった
  • スコアの上げ方がわからず、伸び悩みを感じた
くらさん

伸び悩んだときは、「点数のために英語を勉強しているわけではない」と、何度も思い直しました

IELTSで得たことと変化

IELTSの勉強を通して、くらさんは「英語も日本語と同じように、コミュニケーションツールのひとつである」と感じるようになりました。

伸びたと感じる力として、

  • 自己管理力
  • 粘り強さ
  • 表現力
  • 国際的な視野
  • チームワーク・他者理解
    を挙げています。

カナダでの学び

くらさんはその後、カナダの「Memorial University of Newfoundland」に進学しています。英語で授業を受けるなかで、「英語で学ぶ」という意識がより強まったそうです。

くらさん

IELTSは英語で考える練習になったと思います。自信や自己管理力も身につきました

これから受験する人へのメッセージ

英語は日本語と同じく、コミュニケーションツールです。やめたくなる瞬間が来たら、それは本気で挑戦している証拠だと思います。毎日少しずつでも続けていれば、きっと結果は出ます。

💡 まとめメモ

  • 学習期間:4年間(独学+語学学校での学習)
  • 得意技能:スピーキング
  • 苦手技能:リーディング
  • 克服法:「毎日少しずつ英語に触れる」
  • IELTSで得た力:自己管理力・表現力・国際的視野
  • 印象に残った言葉:「英語も日本語も、コミュニケーションツールのひとつ」

📍英語が得意でなくても、地道に続けることで世界につながる力が育ちます。くらさんの4年間の学びは、そんな“継続の価値”を実感させてくれるものでした。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

新しい学びに挑戦!
Contents