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ボーディングスクール★サマー2025 | 日本から参加しやすいのはどれ?<米英日マレーシアの8校を比較>

留学担当サトー

こちらの記事では、「日本からの参加しやすさ」という視点で8つのスクールを比較していきます!

中高生、小学生も参加できる2025年のサマースクールをまとめてチェックしていきましょう!

米国パパ

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Contents

ボーディングスクール★サマー | 8つのサマースクールをチェック

今回取り上げるサマープログラムは、米国の4スクール、英国の2スクール、マレーシアと日本の各1スクール、計8校です。

  • 米国 フィリップス・アカデミーアンドーバー Phillips Academy Andover(中1~高3)
  • 米国 フィリップス・エクセター・アカデミー Phillips Exeter Academy(中1~高3)
  • 米国 タフトスクール The Taft School(中1~高2) 
  • 米国 ホチキススクール The Hotchkiss School(中1~高3)
  • 英国 ハロウスクール Harrow School(9才~17才)
  • 英国 チャーターハウススクール Charterhouse School(10才~17才)
  • エプソムカレッジ・マレーシア Epsom College in Malaysia(9才~17才)
  • ユナイテッド・ワールド・カレッジ ISAKジャパン UWC ISAK JAPAN(13才および14才)

サマースクール2025の日程と特徴

スクロールできます
学校名(立地)受講形式(期間)特徴
フィリップス・アカデミー・アンドーバー
(米国・メイン州)
滞在(5週間)テンスクール(米国中等教育における名門ボーディングスクール10校の総称)、英語非ネイティブ専用コースあり
フィリップス・エクセター・アカデミー
(米国・ニューハンプシャー州)
滞在(5週間)テンスクール、ハークネス(Harkness)メソッドが授業の柱
タフトスクール
(米国・コネチカット州)
滞在(5週間)テンスクール
ホチキススクール
(米国・コネチカット州)
滞在(2週間、4週間)テンスクール
ハロウスクール
(英国・ロンドン)
滞在(2週間、4週間)ザ・ナイン(英国の名門パブリックスクール9校の総称)
チャーターハウススクール
(英国・サリー州)
滞在(2週間)ザ・ナイン、日本から参加しやすい(7/28~8/10)
エプソムカレッジ・マレーシア
(マレーシア)
滞在(3週間)英国の歴史あるボーディングのマレーシア分校、ケンブリッジ式カリキュラム、日本から参加しやすい(7/19~8/6 or 8/7~8/19)
UWC ISAK JAPAN
(長野県軽井沢町)
滞在(13日間)UWC(ユナイテッド・ワールド・カレッジ)加盟校、国際バカロレアDP認定校、文科省認定

参加対象年齢

米国のボーディングスクールは総じて中高生対象、英国とエプソム·マレーシアは小学校中学年~高校生相当まで幅広く参加対象に含んでいます。

ISAKジャパンには中学生(13才~14才)のみが参加できます。

米国テンスクールのカリキュラム

テンスクールに名を連ねるエリート校「フィリップス・アカデミーアンドーバー」と「フィリップス・エクセター・アカデミー」、さらに「タフトスクール」と「ホチキススクール」は、長年スポーツ対抗戦などで競い合うライバル校同士です。

各校プログラムの特色として、ホチキススクールはフィールドワークや演劇・音楽などアクティビティ寄りのクラスが多く、選択コースによってはかなり個性の強いカリキュラムを履修できます。

2025年は事実上オンラインでの提供はなし

各校、開催形式を現地滞在型に一本化する傾向が2025年度も続いています。

ハロウスクールにはオンライン英語レッスンという選択肢もありますが、通年受講に対応するためサマーコースとの連動性はあまり期待できないかもしれません。

米国パパ

コロナ禍が一段落した関係もあり、今後も滞在型にフォーカスしたプログラムが多くなると予想されます

英語ネイティブ以外を対象としたコース

フィリップス・アカデミー・アンドーバーは、英語ネイティブ以外を対象としたコース(English Language Learners Institute)も設けているため、ネイティブと一緒に学ぶのは厳しそうという人にも有力な選択肢になるでしょう。

また、チャーターハウススクールのプログラムは留学生を前提にデザインされており、同一国籍も最多2割までに制限しています。

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ただし、アンドーバーのELLコースは英語初心者用ではなく、IELTS6.0程度のレベルは必要とされます

各校ならではの教育メソッドも体感できる

エクセターは、楕円形テーブルを囲んで生徒主導で議論を交わす教育手法(Harknessメソッド)を確立した学校として知られており、サマースクールでもそのメソッドを体感できます。

英国スクールのプログラム

それに対して、「ハロウスクール」や「チャータースクール」など、英国スクールが提供するプログラムは、主要科目や選択科目、さらにアクティビティとのバランスがより体系的に整えられている印象です。

とくに、1995年以来参加者が1万名以上を数えるハロウスクールのプログラムは、各々のレベルに応じた英語力向上を最優先に掲げています。

マレーシア・日本のプログラム

エプソムカレッジ・マレーシア」のサマーキャンプは、滞在先こそマレーシアですが、名門の分校として全面的に英国式ボーディングスクールの教育理念とカリキュラムを反映しており、英語初中級者のスキルを短期間で強化するノウハウには定評があります。

ISAKジャパン」のサマースクールは、自然豊かな軽井沢でインターナショナルな環境に没入できる魅力を有しているほか、実践的な積み重ねによるリーダーシップ教育とユニークなプロジェクトワークを中核に据えています。

ボーディングスクール★サマー | 応募時期をチェック

サマースクールの応募に関しては、期限が明言されていないか、締切日まで余裕がある学校もありますが、参加者の選考は随時進んでおり、予定より早期に締め切られるか、特定の選択コースのみ定員が埋まる可能性もあります。

授業選択の余地を多く残すためにも、なるべく早めの応募手続きがおすすめです。

応募締切時期

  • 3月3日(月)…ISAKジャパン
  • 4月30日(水)…チャーターハウススクール(支払期日)
  • 4月30日(水)…フィリップス・アカデミーアンドーバー(大半は3月~4月に締め切られる傾向)
  • 5月1日(木)…フィリップス・エクセター・アカデミー
  • 6月30日(月)…ハロウスクール
  • 締切期日記載なし…エプソムカレッジ・マレーシア、タフトスクール、ホチキススクール

ボーディングスクール★サマー | 日本からの参加しやすいのは?

日本の夏休みに合わせて参加しやすい(7月下旬~8月)サマープログラムは、以下のとおりです。

日本の夏休みに参加できる日程

  • ISAKジャパン(締切済)…7月20日~8月1日
  • エプソムカレッジ・マレーシア…7月19日~8月6日、8月7日~8月19日
  • ハロウスクール…7月17日~30日
  • チャーターハウススクール…7月28日~8月10日

必要な英語力や学力

  • ハロウスクール…初級~上級者まで英語力全レベルに対応
  • ISAKジャパン…優先度は高くないが、会話レベルの英語力は望ましい
  • エプソムカレッジ・マレーシア…ある程度の英語語彙力を有している生徒
  • タフトスクール…英語力の具体的基準は明かさず、応募者の動機や意欲的側面を重視
  • ホチキススクール…求められる英語力は定かではないが、提出資料を通じて英語力の審査は行われる
  • チャーターハウススクール…具体的基準は明言されていないものの、英語力Advancedレベルを指定するクラスが目立つ。ただし、ESLクラスも選択可能
  • フィリップス・アカデミー・アンドーバー…ELL対象コース(G7~G12)にビギナーレベルは設けず、TOEFL iBTスコア60以上を参加条件に指定。他の通常クラスも、さらにワンランク上の英語力が必要と推察される
  • フィリップス・エクセター・アカデミー…(ディスカッションベースの授業を行うため)英語を流暢に扱い、高い習熟度に達していること

エッセイの有無を含む提出資料

  • フィリップス・アカデミー・アンドーバー…成績表、推薦状2通、ショートエッセイ3問
  • フィリップス・エクセター・アカデミー…成績表と推薦状3通に加え、1~2ページ相当のパーソナルエッセイとして、①自身の興味関心やスキルとそのバックグラウンド、②自身の人生観や目標に影響を与えた重要な出来事や人物、③Exeter Summerに参加したい理由をすべて記述
  • タフトスクール…成績表と推薦状3通(Schoolレポート×1&Teacherレポート×2)
  • ホチキススクール…成績表と推薦状2通、SSATやTOEFL iBTのような統一試験のスコアか採点済みの英語ライティングサンプル
  • ハロウスクール…公開情報なし
  • チャーターハウススクール…公開情報なし
  • エプソムカレッジ・マレーシア…公開情報なし
  • ISAKジャパン…小論文形式の質問に答え、2分間のビデオ課題を提出

参加費用(滞在型)

  • アンドーバー…10500ドル~10850ドル(5週間)
  • エクセター…11000ドルまたは10775ドル(5週間)
  • タフトスクール…9950ドル(5週間)
  • ホチキススクール…3950ドル~4600ドル(2週間)
  • ハロウスクール…3900ポンド=74万円程度(2週間)または7800ポンド=148万円程度(4週間)
  • チャーターハウススクール…4400ポンド=83万5千円程度(2週間)
  • エプソムカレッジ・マレーシア…1万6632リンギット=57万円程度(19日間)、1万1080リンギット=38万円程度(13日間)
  • ISAKジャパン…3500ドル(13日間)

※いずれもオプションコースや航空券の費用は含みません

コスパの良さでは、エプソムカレッジ・マレーシアが際立っている印象です。たとえば、英国名門校の参加費と2週間ベースで比べると、20万~25万円程度もお得です。

ISAKジャパン(長野県)の場合は、国内移動分の交通費しかかからないため、トータルコストとしても安く抑えられます。

米国の名門校が開催する5週間セッションは、日本円に換算すると150万円以上の出費となります。長期に及ぶため費用自体は高いですが、日割りで計算すると英国のスクールよりは割安です。

英語力をアップさせたいなら…

現時点で英語を使って学ぶというより、英語力自体をレベルアップしたい場合は、細かなレベル別にわかれ、集中的に英語を学べるエプソムカレッジ(マレーシア)かハロウスクール(英国)がおすすめです。

また、チャーターハウスはEnglish Languageコースに限り、幅広い英語力に対応するクラスを設けているようです

サポート面ではエプソムが充実している感もありますが、どちらの国の風土や文化を体感したいかという視点で選ぶのもいいでしょう。

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さらに、英検準1級程度の実力があり、よりハイレベルな英語力を目指したい場合は、フィリップス・アカデミー・アンドーバーのELLコースも候補にあがります

アカデミックに学びたいなら…

いっぽう、英語ネイティブに近いコミュニケーション力に自信がある場合は、ハークネスメソッドを軸とするエクセターの教育環境など、海外トップ校でしか得られない貴重な成長チャンスをつかみ取れるでしょう。

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