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【英検1級レベル→IELTS7.0】海外大学院進学のために受けた“世界基準の試験”で気づいたこと

英検1級・CEFR C1という高い英語力を持ちながら、海外大学3年の秋に海外大学院(ゲッティンゲン大学)進学のためにIELTSを受験したウチノカズキさん。

上級者であっても難しく感じるIELTS特有の試験形式に向き合いながら、どうスコア7.0を達成したのか──そのリアルを紹介します。

英語力が高くても、
IELTSでは別軸の力が求められる
ウチノカズキさん(英検1級レベル→IELTS7.0)
  • 出身高校:静岡市立高等学校
  • 進学大学:ゲッティンゲン大学院・森林生態科学部(生態モデリング専攻)
  • IELTS受験時期:海外大学3年の秋(大学在学中)
  • 学習期間: –
  • 学習法:独学+YouTube・IELTS公式案内
  • 学習開始時の英語レベル:英検1級/TOEFL iBT 91/CEFR C1
  • 最終スコア:7.0(L7.5/R7.0/W6.5/S7.0)
  • 受験地:ベルリン(1回受験)
  • 受験目的:海外大学院への進学要件クリアのため

グローバルエデュは、親子で“納得できる進路選択”を応援する教育メディアです。2025年より海外進学ラボを新設し、Q&Aライブラリや進路相談、イベントを通じて、海外進学を目指す中高生と保護者をサポートしています。

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挑戦のきっかけ

IELTSを受けた理由は非常に明確でした。「海外大学院の入学要件がIELTSで、受験できる会場が近かったから」。

大学3年の秋、出願準備のために必要なスコアを取得する段階に入り、ついにIELTS受験を決意。

ウチノカズキさん

試験の印象は、「レベルが高い、公的で質の高い世界標準テスト」でした

C1レベルの英語力を持っていても、IELTSの対策は未知で、初期は“怖さ”も感じたそうです。

ただ、形式に徐々に慣れるうちに、「こういう試験なのか」という手触りを掴んでいきました。

学習法と工夫

  • 完全独学スタイル
  • 週2〜3日、1〜3時間の軽めペース
  • 学期によって触れない週もありつつ、長期で継続
  • 教材はIELTS公式案内のみ
  • SpeakingはYouTubeでサンプルを研究

上級者らしく、教材を最小限に絞り、必要な情報だけを効率的に取り込む学習法でした。

YouTubeはかなり有効で、「目標スコア(7.0)の指標として役立ち、シャドーイングにも使えた」と話します。

苦手技能:Writing

C1であっても、IELTS Writingは別物。

「正直、克服できなかった」と率直に語ってくれた点は大きなリアルです。

難しかった点

  • Reading/Writingの時間配分
  • 何から取り組むべきかわからない
  • 長期戦でモチベーションが低下

疲れた日にはあえて軽めの“できることだけやる日”を設定し、英語の流し聞きなど負荷の低いタスクで継続していました。

成果と気づき

IELTSで見えた英語の“別の側面”

ウチノカズキさん

英語を使うだけじゃダメ。英語で示された情報を、素早く、正確に整理する瞬発力が必要だと痛感した

学校の授業ではインプット中心ですが、IELTSは アウトプットがほぼ100%

日頃から“自分で考えて書く・話す”ことをしていないと、なかなか高得点には届かないと理解しました。

周囲にIELTS受験者がいない孤独感

日本とは違い、周囲の学生や友人にIELTS経験者が少なく、対策仲間がいなかった点も、心理的に厳しい部分だったそうです。

結果とメッセージ

ベルリンでの受験は 1回でOverall 7.0。ListeningとReadingで7台を取り、上級者としての実力を発揮しました。

試験を通して得られたのは、英語力だけでなく “公的な評価が自信につながる感覚”。

最後に、後輩へのメッセージ:

SENPAI

自分の叶えたい夢のために、コツコツやっていきましょう!

💡 まとめメモ

  • 学習期間:高校2〜大学3年の断続学習
  • 得意技能:Listening/Reading
  • 苦手技能:Writing
  • 克服法:未克服のまま
  • IELTSで得た力:情報収集力/表現力/瞬発力
  • 印象に残った言葉:なし

📍 ウチノカズキさんの挑戦は、C1レベルの英語力を持っていてもIELTSは“別軸の試験”だということ を教えてくれます。Listening・Readingでの高スコア、Writingの難しさ、そして海外大学院進学に向けた“期限付きの挑戦”。そのすべてが、次のステージへ進みたい人の背中を押してくれます。

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