英検2級レベルからIELTS6.0を達成し、現在はオランダの「The Hague University」でEuropean Studiesを学ぶさとうさん。
短期・長期の留学経験はあったものの、IELTSは未知の試験からのスタート。高校卒業後の約半年でどのようにスコアを伸ばしたのか──そのリアルを紹介します。
挑戦のきっかけ
さとうさんがIELTSを選んだ明確な理由は特になかったものの、海外進学をめざす友人の間で「IELTSが主流だった」ことが背中を押しました。
最初の印象はとにかく「全部英語=怖い」。初めてのスコア 5.5 を受け取ったときも、「どうやって勉強すればいいの?」という状態だったそう。
さとうさん「IELTSって攻略法があるのかも」と気づいたのは、何回も受験して問題に慣れてきた頃でした
学習法と工夫
- 使用教材:British Councilの学習サイト
- ペース:週4〜5日、1〜3時間
- スタイル:独学+友人にspeakingを見てもらう
- 追加リソース:YouTubeハイスコア動画
苦手:スピーキング
とにかく友人に見てもらいまくる+YouTube研究で克服。



6.0と5.5の違いがどこにあるか知るために動画を見まくりました
難しかった点
- 効率的な勉強法がわからない
- 伸び悩んだときの方向性迷子
- スピーキング緊張で言葉が出ない
- モチベ維持
乗り越えた方法
- 友達の経験談を聞く
- 大学にいる自分をイメージする
- ハイスコア友人からWriting/Speakingのコツを聞く
とくに、“目標大学から条件付き合格(スコア提出待ち)”をもらっていたことが大きな支えに。
成果と気づき
IELTSを通じて大きく変わったのは 「英語観」。
英語は「学ぶもの」ではなく、「使うためのツール」だと実感。6.0は“困らずコミュニケーションできる証明”だと理解したことで、「英語力そのものより、使って前に進むことが大事」だと気づきました。
また、日本の英語教育との違いについては、
- 文法・単語を詰める日本式
- どう乗り切るか・どう攻略するかを学ぶIELTS
と語ります。



IELTSはスタートラインに立つための通過点。英語が話せるって、特別なことじゃないんだなと思えました
結果とメッセージ
最終スコア Overall 6.0 を達成し、海外大学進学へ。大学の授業にも問題なくついていけたと話します。
試験の思い出としては、チェックインで他国の受験者がスタッフと意思疎通できず、長い列ができていた光景が印象に残ったそう。
そして後輩へのメッセージは:



挑戦すると決めた時点で一歩進んでる。焦らず、自分の努力を信じて臨んでください。ベストを尽くせば結果はついてきます!
💡 まとめメモ
- 学習期間:6ヵ月間
- 得意技能:Reading
- 苦手技能:Speaking
- 克服法:友人とオンライン練習、ハイスコア動画分析
- IELTSで得た力:表現力
- 印象に残った言葉:「英語はツール。6.0はスタートに立つ証明」
📍さとうさんの学びは、「英語力そのものより、英語を使って前に進むことが大事」という大きな視点を教えてくれます。試行錯誤しながらも攻略法をつかみ、半年で目標スコアを達成した姿が印象的でした。








スコアはスタートラインに立つための通過点!!