Y.H.さんの通う私立校では、教科を英語で学ぶ“イマージョン教育”を採用。英語を「話す」「書く」だけでなく、考える言語として使う経験が、英検2級への土台になりました。
理科や社会を英語で学ぶ中で、学びそのものが英語化。自然と語彙力・表現力が伸びていきました。
家では授業内容を親子でシェア。英語が得意でない親も「聞く」「質問する」ことで、学びの継続を支える役割を果たしていました。
- 語学資格:英検2級(小6の6月に取得)
- 英語以外の勉強など:好きな科目は、算数、図工、社会(地理)
- 性格タイプ:おとなしいが、自分のペースをしっかり持っている。授業で質問されると、よく考えて納得してから発言するタイプ。優しい子だね、といわれることが多い
- 希望の進路:アメリカやイギリスなど、海外で学んでみたい。英語が大好きなので、いろいろな人と話して知識を深めたい
英検2級合格までのステップ
英検4級から少しずつレベルを上げ、学年ごとに段階的に挑戦。計画的に進めることで、焦らず確実に力を積み重ねました。
小学1年生
- 4月…イマージョン教育を行う小学校へ入学
小学2年生
- 1月…英検4級取得
小学3年生
- 6月…英検3級取得
小学4年生
- 1月…英検準2級(1次筆記合格)
小学5年生
- 6月…英検準2級合格
- 1月…英検2級(1次筆記合格)
6年生
- 6月…英検2級(2次面接合格)
英検2級合格までのステップ
- 家族構成:母
- 親の語学力:英語は苦手ですが、「無理に教えない」「興味を共有する」ことで、Y.H.さんの自律的な学びを後押ししました
- 家庭での英語教育の方針:広い視野を持つために英語は必要。まだ見たことのない世界と出会い、たくさんの発見をするために、英語を学ばせている
- 英語教育への協力体制:絵本からはじめたくさんの洋書を与えてきたが、いまでは日本語の本も洋書もたくさん読んでいる。幼少のときからアメリカのドラマが大好きなので、観せるようにしている。最近は、いっしょに英語の舞台や音楽を鑑賞しに出かけることも多い
- 子供の英語力についての評価:英語を話すことが楽しくてたまらない様子で、私にも「英語で会話するのは楽しいよ!」と教えてくれる
- 子供の進路などへの希望:英語が大好きな娘なので、それをさらに伸ばせる学校を選んでほしい。将来は、さまざまな選択肢から可能性を見つけてほしい…と見守っている
英検2級 | 教材&かかったコスト・期間
スクール関連
- 幼稚園(年中〜)…英語が週1回
- イマージョン教育を行う小学校…月額6万2000円×5年11ヵ月
イマージョン教育が育てた英語との自然な関わり
教科を英語で学ぶ日常
娘は、イマージョン教育を行っている私立小学校に通っているので、現在身につけた英語はそこで学んだものです。英会話スクールにも通ったことはなく、特別な教材も使っていません。
多読・ドラマ・探究で楽しむ英語
洋書や海外ドラマなど“好き”から学ぶ方法を継続。「勉強」ではなく「発見」としての英語が、モチベーションを保ちました。
英検対策は、3級までは学校での過去問題を数回やりました。
2級からは難易度が上がるため、試験の1ヵ月まえから、娘が学校のネイティブの教員にお願いして、朝7時半から1時間×週4回、放課後は週2回、勉強会をやってもらっていました。
英語環境としては、私の妹夫婦が国際結婚をしており、日常会話はほとんど英語なので、そこで英語に触れる機会は多かったと思います。
2級取得は、娘にとって英語への大きな自信へとつながりました。高学年になるにつれ、ムズカシイ問題や知らない単語を勉強することで、やる気にも火がついたようです。
“合格”は通過点。英語で広がる新しい探究へ
今後は、進学する中学でもイマージョン教育を続けながら、英検準1級も目指す予定です。
英検2級の先には、海外の文化や社会問題への関心が広がっています。“英語で考える”ことを通して、自分の世界を広げる学びを続けています
英検の日程や出題形式、大学入試での活かし方は 👉
英検完全ガイド|日程・形式・大学入試での活用法 をチェック!



