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英検準1級 合格のコツ④|合格者はどうやって単語をモノにした? 語彙攻略方法

英検準1級の大きな壁――それが「語彙レベルの高さ」です。

実際、一次試験のリーディング大問1は「語彙問題」であり、得点差がつきやすいパートでもあります。ここを突破するためには、単語を“知ってる”だけでは不十分。「出る単語を、出る形で、出る文脈で」理解することが求められます。

本記事では、6名の合格者のリアルな語彙対策をもとに、準1級突破に向けた語彙習得法を具体的にご紹介します。

エデュコさん

語彙力=全技能の基礎 → 最優先で取り組むべき分野なのです

グローバルエデュは、親子で“納得できる進路選択”を応援する教育メディアです。2025年より海外進学ラボを新設し、Q&Aライブラリや進路相談、イベントを通じて、海外進学を目指す中高生と保護者をサポートしています。

Contents

英検準1級の語彙ってどのレベル?

英検準1級は、CEFRで言うとB2〜C1レベルに相当するとされています。これは、IELTSなら6.0〜6.5あたり、TOEFL iBTなら72〜95点程度とされる領域。

このレベルの語彙には、日常会話を超えた学術的・抽象的な語彙が多く含まれています。

例:

  • deplete(使い果たす)
  • advocate(支持する)
  • compelling(説得力のある)
  • controversial(議論の的となる)

「読めばなんとなく意味が分かる」では通用しない、“瞬発力”と“使いこなし”が求められます。

合格者が口をそろえた「語彙力」の大切さ

合格者に共通していたのが、「単語力をとにかく鍛えた」という声でした。英検準1級は、語彙のレベルが一気に上がります。見たこともない単語が並ぶ問題に、最初は誰もが戸惑います。

彼らが選んでいた教材は、「英検準1級 でる順パス単や「出る順で最短合格!英検準1級単熟語EX」(Amazonにリンクしています)。

ただし、使い方にはそれぞれ工夫がありました。

  • 音声アプリを使って、通学中にシャドーイング
  • 単語カードを使わず、ノートに手書きでまとめる
  • 覚えた単語には印をつけ、苦手リストをつくる
  • 類義語・派生語をセットで覚えて「つながり」で記憶する

E.I.さんは「1日50語でもいいから、毎日必ずやる」と決めて、朝学習をルーティン化。最初の2ヵ月は単語だけに集中したといいます。

E.I.さん

単語を覚えるのは退屈。でも、語彙が増えるとリーディングが楽になる瞬間がくる。そこから一気に英語が楽しくなった!

合格者たちはこうやって語彙をモノにしていた

準1級に合格した中高生たちは、実に様々な方法で語彙を定着させていました。以下に、6名の合格者レポートから語彙学習法だけを抽出して紹介します。

M.F.さん|ノート2冊分、書いて覚える派

M.F.さん

とにかく“手で書いて”覚えるのが一番でした。パス単を1語1語書き出して、意味と例文もノートにまとめる。それを2周くらいしたら、大問1で満点が取れました

👉 合格レポートはこちら

E.I.さん|mikanアプリ × パス単のスキマ学習

E.I.さん

電車の移動時間を単語アプリでの復習に使いました。基本はパス単をベースに、アプリでテストする形式。手書きノートで復習。音声もアプリで必ず聞き、発音の違いを体で覚えました

👉 合格レポートはこちら

K.E.さん|TEDのシャドーイングで文脈化

K.E.さん

単語だけだと飽きてしまうので、TEDで出てきた単語を“使われる場面”ごと覚えていきました。意味よりも、どういう文脈で登場するかを重視していました

👉 合格レポートはこちら

S.S.さん|週1回、家族と“再テスト”

S.S.さん

学校では毎朝20〜30単語のテストがあり、週100語ペースで覚える仕組み。不合格なら再テスト。テストを利用して単語帳を完璧に仕上げました

👉 合格レポートはこちら

S.N.さん|仲間と英語でつながる実践型学習法

S.N.さん

参考書で完璧に学習して、語彙力を強化。サマープログラムで出会ったネイティブの使う単語やフレーズをそのまま真似して吸収していきました

👉 合格レポートはこちら

H.S.さん|TOEFL単語帳で補強

H.S.さん

TOEFLの単語が最初は難しくて。でも一度“Academic Words”をやりきったら、英文を読むスピードが一気にUP。そのまま準1級で応用できました

👉 合格レポートはこちら

単語学習の“黄金ルール”

最後に、合格者の体験と英語学習理論から導き出せる「語彙習得のコツ」をまとめておきます。


① 単語帳は「繰り返す」ことが命

1周では定着しません。最低でも3周〜5周することで、記憶に定着します。アプリと紙を併用することで、視覚・聴覚・運動感覚を総動員できます。

② “テストする”ことが最高の学習法

再テスト、セルフチェック、アプリでの小テスト――「覚える」よりも「思い出す」作業を重視しましょう。記憶定着の効果が飛躍的に上がります。

③ 長文・TEDなどで“文脈”も押さえる

単語単体よりも、「どういう文で使われるか」「どんな言い換えができるか」に注目すると、ライティング・面接でも強くなれます。

まとめ:語彙は“手段”であり“壁”でもある

英検準1級の語彙は、単なる暗記だけでは超えられないレベルです。

ですが、単語帳を軸に自分なりの工夫を加え、再現可能な方法で“習得”した人たちが合格を勝ち取っています。

あなたなりの語彙攻略法を見つけて、合格に一歩近づいてください!

🔗 関連リンク:
👉 英検準1級→合格までのリアルシリーズ
👉 英検準1級 合格のコツ①|全体戦略編
👉 英検準1級 合格のコツ③|技能別・弱点克服法

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