思考や表現の個性を伸ばすプログラム
伊東豊雄さんが塾長を務める「伊東建築塾」(東京・渋谷区)のキッズプログラム「2022年度子ども建築塾」では、小学校4年〜6年生の受講生36名を、2022年3月27日(日)まで募集しています。
2020年も「いえとまちって何だろう?」をテーマに、全20回(隔週土曜日)の講座を通じて、子どもたちの建築やまちに対する意識を高め、思考や表現の個性を伸ばしていきます。
全20回で広い視野で建築について考える
この子ども建築塾の魅力は、実習と発表を中心とした実践的なプログラムであること。
全20回の講座では、前期10回(4月〜9月)では「橋のいえ」をテーマに、住宅のスケールや模型のつくり方、発表の仕方などを学びながら、想像力あふれる「いえ」を設計。後期(10月〜3月)では、「百人島Ⅱ」をテーマに、まちの成り立ちや公共空間、ランドスケープについて考えます。
子どもたちは想像力を発揮しながら、ワクワクするような家のアイデアを膨らませて模型で表現してみたり、みんなで人が集まるまちなみを完成させたりと、広い視野から建築について考えていきます。
学習や制作をきめ細やかにサポート
講師は、日本を代表する建築家・伊東豊雄さんのほか、代官山T-SITEや「GINZA PLACE」を設計したアストリッド・クラインさん、ヌーブ代表・太田浩史さんなどなど。さらに、建築やデザインを学ぶ大学生・大学院生などがアシスタントとして参加し、子どもたちの特性や理解の度合いを把握し、学習や制作をきめ細かくサポートしてくれるそうです。
参加を希望する人は、「子ども建築塾」サイトからリンクされているフォームから申し込みを。申し込み多数の場合は、4月2日(土)に模擬授業による選考があるそうです。
【2022年度子ども建築塾】
- 主催:伊東建築塾
- 開講日:全20回(2期制/前期10回、後期10回)
- 会場:「伊東建築塾」(東京都渋谷区恵比寿3-32-12)
- 対象:小学校4年〜6年生
- 定員:36名 ※定員を超える応募があった場合は模擬授業による選考あり
- 受講料:年間15万2000円(月額1.1万円×12ヵ月、教材費/2万円) ※特別授業にかかる参加費・交通費は別途必要
- 募集締切:2022年3月27日(日)