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【2026年度】東京グローバル・パスポート|350名に最大315万円を支援する給付型海外留学制度

「東京グローバル・パスポート」は、東京都が2025年に新設する返済不要の給付型海外留学支援制度です。年収制限なし・最大315万円支給で350人を支援。

GPA出願要件や語学力の推奨基準や語学力にも基準があり、アンバサダー活動が義務化されています。

海外進学ラボ

年収制限なし、返済不要の給付型支援で、語学留学ではなく高等教育機関への留学かつ目標に沿った探究活動を含む留学計画支援する画期的制度です

グローバルエデュは、親子で“納得できる進路選択”を応援する教育メディアです。2025年より海外進学ラボを新設し、Q&Aライブラリや進路相談、イベントを通じて、海外進学を目指す中高生と保護者をサポートしています。

Contents

東京グローバル・パスポートとは? 対象者・申請資格

東京グローバル・パスポートは、生計維持者が1年以上都内に継続して在住する国内大学生を対象にした返済不要の給付型支援制度です。奨学金ではなく助成金として支給されるため、返済の義務がないのが大きな特徴です。家庭の年収による制限も設けられていないため、誰でも平等に挑戦できるチャンスが開かれています。

支援額はとても手厚く、中長期留学(1年上限)、とくにアメリカ留学の場合には最大315万円が給付されます。

年間の採択人数は350人で、内訳は短期留学で250人、中長期留学で100人です。対象となるのは2026年7月20日以降に開始する留学で、採択者には留学推進に貢献するアンバサダー活動が義務づけられています。

こうした制度を通じて、金銭的なハードルを下げながら、より多くの若者が海外での学びに挑戦できるよう後押ししているのが「東京グローバル・パスポート」です。

応募要件

  • 日本国籍
  • 国内高等教育機関在籍(大学・短大・高専・専門学校等で卒業・学位取得目的)
  • 応募時に生計維持者が都内1年以上居住
  • 2026年4月1日時点で30歳以下
  • GPA2.5以上(新大学1年生は高校評定平均3.5以上)
  • 語学力CEFR B1相当以上推奨
  • 在籍大学・受入機関の許可(要推薦状)
  • 他の金銭給付型留学支援制度との併給不可
    (併願までは可)

CEFR(セファール)ガイド|英検・IELTS・TOEFL対応

対象外となるケース

  • 語学学習のみの留学計画
  • 報酬付きインターンシップなど金銭給付を伴う留学計画
  • 危険情報レベル2以上の国・地域
  • 他奨学金との併給(大学独自・JASSO・民間等全て)
  • 個人受入れ(高等教育機関以外)

留学計画の要件

留学開始日(渡航日ではなく、受入機関での活動開始日)が下記を満たす

  • 短期コース:2026 年7月 20 日~2026 年 12 月 31 日
  • 中長期コース:2026 年7月 20 日~2027 年3月 31 日
  • 2027年3月31日までに帰国(短期コースのみ)

・留学開始前までに留学先機関から受入許可書を得られること

・計画内容を在籍大学が教育上有益と認めること(推薦状)

・留学目的・目標に沿った探究活動が含まれること

支援金額|短期最大90万円・中長期最大315万円の内訳

短期コースは定額一括支給、中長期コースは渡航準備金・授業料・現地活動費の3段階で支給されます。アメリカ留学が最高額で、地域別に細かく金額設定されています。

短期コース(28日以上4ヵ月未満)支援金額

留学先地域支援金額(一括)
アメリカ90万円
カナダ・シンガポール・欧州・中近東70万円
アジア・大洋州・中南米・アフリカ40万円

中長期コース(4ヵ月以上1年以内)支援金額

①渡航費等準備金(定額・渡航前支給)

  • アジア地域:21万円
  • その他地域:35万円

②授業料(実費・上限あり・支払後支給)

アメリカ100万円
カナダ・シンガポール・欧州・中近東80万円
アジア・大洋州・中南米・アフリカ50万円

③現地活動費(月額定額・毎月支給)

  • アメリカ・カナダ・シンガポール・欧州・中近東:月額15万円
  • アジア・大洋州・中南米・アフリカ:月額10万円

最大支援額シミュレーション

アメリカ1年留学の場合:35万円(準備金)+ 100万円(授業料)+ 180万円(活動費12ヶ月)= 315万円


東京グローバル・パスポート選考プロセス|書類審査・面接の詳細

短期は書類のみ、中長期は書類+面接の2段階選考。求める人物像は「グローバル人材への意欲」「社会貢献意識」「後進サポート精神」の3つの視点です。

求める人物像(選考の重要ポイント)

視点①:グローバル人材としての意欲

  • 世界で活躍したい明確な目的意識
  • 自ら考え・計画し・実行する主体性
  • 言語・文化の壁を乗り越える力
  • 好奇心・探求心・積極性

視点②:社会への貢献意欲

  • 留学で得た知見を東京・日本に還元する意志
  • 地域社会への具体的な貢献計画

視点③:後進へのサポート

  • アンバサダー活動への積極的参加意欲
  • 他の学生の留学推進への貢献意識

選考プロセスの詳細

短期コース選考

  1. オンライン応募(2025年12月開始)
  2. 書類審査のみ
  3. 結果通知(2026年6月上旬)

中長期コース選考

  1. オンライン応募(2025年12月開始)
  2. 書類審査
  3. 面接審査(対面・東京都内・2026年5-6月)
  4. 最終結果通知(2026年6月下旬)

提出必要書類

  • 応募フォーム(留学計画書含む)
  • パスポート写しまたは戸籍抄本
  • 生計維持者の住民票
  • 大学入学から応募時点の成績証明書(GPA記載)または高校3年間の成績証明書(新大学1年生)
  • 語学力証明書
  • 在籍大学からの推薦状

東京グローバル・パスポート|2025-2026スケジュール

2025年11月の応募マニュアル公開が最重要。新大学1年生とそれ以外で応募時期が異なるため要注意。アンバサダー活動は帰国後1年間継続が義務です。

東京グローバル・パスポート年間スケジュール

スクロールできます
時期重要イベント対象アクション
2025年9月募集要項公開済全員詳細要件確認・準備開始
11月応募マニュアル公開全員応募方法・必要書類確認
12月応募開始新大学1年生以外オンライン応募
2026年2月27日17時応募締切新大学1年生以外応募完了必須
4月新1年生応募開始新大学1年生入学後すぐ応募
4月22日17時応募締切新大学1年生東京都内で面接
5月中旬面接審査中長期コース
新大学1年生以外
東京都内で面接
6月上旬面接審査中長期コース新大学1年生いずれかの日程参加必須
6月合格発表全員結果通知
7月18日または8月1日事前研修(東京)全員
7月20日以降留学開始可能合格者留学開始

アンバサダー活動の詳細義務

帰国後に以下の活動が必須

  • 事後研修参加(必須)
  • 成果報告会参加(原則必須)
  • 体験レポート作成(都HPで公開)
  • 同世代への留学推進活動
  • 都の広報活動協力

学年別・やるべき準備

高校3年生向けアクション

  • 今すぐ: 保護者の都内住所1年継続の確認・証明書準備
  • 大学入学後: 国際交流センターに即相談
  • 2026年4月: 新1年生枠で応募(評定平均3.5以上必要)

現役大学生向け準備

  • 9月中: GPA2.5以上の確認・成績証明書取得
  • 10月: 語学力証明書取得(CEFR B1相当以上)
  • 11月: 応募マニュアル精読・留学計画書作成
  • 12月: 応募開始と同時の即座申請

合格確率を上げる準備

  1. GPA向上: 2.5以上必須
  2. 語学力強化: B1以上推奨
  3. 留学計画の具体化: 単なる語学学習ではない学術的探求活動
  4. 社会貢献計画: 帰国後の東京・日本への還元方法を明確化
  5. 大学との連携: 推薦状・学内選考での優位性確保

東京グローバル・パスポート合格のポイント

  1. 要件クリア: GPA・語学力・在住要件の早期確認
  2. 差別化戦略: 語学留学ではない独自性のある学術計画
  3. 探究活動内容の充実: 主体性の裏付けとして審査時に重要視される
  4. タイムリー応募: 12月開始と同時の迅速申請

重要な注意事項

  • 他奨学金との併給不可(JASSO・大学独自・民間全て)
  • 計画変更時は再審査
  • アンバサダー活動拒否は採用取消事由
  • 危険地域への留学は支援対象外

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