カンボジア親子留学 | キリロム工科大の小学校で学んでみる?
カンボジアの国立公園内にあるインターナショナルスクールが、親子で留学する日本人ファミリーの募集を、2018年11月1日(木)より開始しました。
この「vキリロムインターナショナルスクール v Kirirom International School」(コンポンスプー州、vKIS)は、「キリロム工科大学」の附属インターナショナルスクールとして、2018年9月に開校した小学校。
「キリロム工科大学 Kirirom Institute of Technology」(KIT)は、日本人の起業家・猪塚武さんが、首都プノンペンからクルマで約2時間の「キリロム国立公園」内に2014年に開学した全寮制の大学。
KITは、カンボジアを中心としたアジアの優秀な学生を、日本語と英語の両方が使えるグローバルかつ優秀なエンジニアに育成するためのカリキュラムを提供しています。
さらに、卒業後に支給される奨学金を利用することで4年間で約500万円かかる学費と生活費が無料になるという、非常にユニークな教育システムで運営されています。
vKISとKITのキャンパスは、リゾートホテルや住宅地なども有する約1万ヘクタール(山手線内面積の約1.5倍)の「vキリロムネイチャーシティ」というエリア内にあり、vKISで学ぶのはそこで勤務するカンボジア人従の業員・教職員の子ども、日本からのファミリーの子どもたちとなります。
カンボジア親子留学 | キリロムでは学びも仕事も提供
vKISでは、STEAM教育がカリキュラムの中心になっており、Self Learning、Buddy Learning、PBL(Project Based Learning)などのアプローチとITを組み合わせることで、安価で効率的な学習スタイルを実現。
また、このキリロム留学では、子どもがインターナショナルスクールで学ぶだけではなく、親にも仕事や学びの環境が提供されるのも大きな特色となっています。
親は、vキリロムネイチャーシティ内での仕事を斡旋してもらうことが可能で、仕事内容や給与は英語力・スキルにより異なります。
給与はカンボジアの生活水準に見合った金額となるそうですが、英語中級者で専門スキルを活用して業務を行う場合は月500米ドル〜、英語上級者でマネージャー経験があり事業の運営や企画業務を行う場合は月800米ドル〜を想定しています。
また、キリロム工科大学に聴講生として入学することもできるので、英語やIT、ビジネスを勉強するのもいいですね。
カンボジア親子留学 | 必要となるコストは?
なお、現地での住居費・食費は親子2名で月に1000米ドル程度(約11万円)必要となるそうです(学費は別途年間3820米ドル≒43万円)。
親が同行できないケースでも、小学校高学年ではあれば子どものみの留学も可能で、現在は小3と小5の2名がキリロムで寮生活をしているそうです。
カンボジア親子留学 | スクールの入学テストについて
vKISでは入学時にテストはなく、英語力も不要ですが、親子での面談があります。
vキリロムネイチャーシティにはリゾートホテル「vキリロム・パイン・リゾート」もあるので、興味のある人はそちらに滞在しながら見学に出かけてみるのもいいかもしれません。
【vキリロムインターナショナルスクール】
- 運営:vKirirom Pte., Ltd.
- 所在地:#1 (White Shop), Elephant Road, Komsan area, vKirirom Pine Resort,
Preah Soramarith-Kosamak National Park (Kirirom), Phnom Srouch District,
Kampong Spue Province, Kingdom of Cambodia - 対象:小学生
- 学費:年間3820米ドル、※別途入学金として400米ドル必要