グローバルな素養を育む実践型プログラムグロデリ2024 4/8〆

マレーシア親子留学 | 実験ざんまいで好奇心を刺激する「モンテッソーリ幼稚園」の1日

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マレーシア親子留学 | 自発的な活動が楽しい幼稚園

マレーシアよりこんにちは!

今回は、息子が通っている幼稚園の1日をご紹介します。

【学ぶKL03】5園見学し、モンテッソーリ幼稚園に決定

自然環境や宇宙のことなども遊びながら学ぶ
自然環境や宇宙のことなども遊びながら学ぶ

チルドレンズ・ディスカバリー・ハウス(Children’s Discovery House)」は、KLに4つのブランチがあります。

モントキアラ校では、午前は年齢別のクラスに分かれて活動し、午後は全園児が同じ空間の中で自由に過ごします。

息子は現在、4歳半〜5歳半のクラスです。

マレーシア親子留学 | 週に一度は中国語や体操のレッスンも

<午前の部>

9時〜9時30分に登園。スクールバスで通う子もいます。

全員そろうまで、「名前書き」や「ぬり絵」などの作業をして過ごし、出欠を取った後は、歌やゲームで朝のウォーミングアップ。

10時頃にスナックタイムがあり、果物や野菜スティックなどを食べているようです。

午前中はたいてい、各自が好きなモンテッソーリ教具を選び、ひとりマット1枚の決められたスペースの上で作業に取り組みます。

モンテッソーリの教具
モンテッソーリの教具

モンテッソーリの教具は木などの天然素材でできていて、生物や植物の成り立ち、世界地図、数の大小や図形を学べるようなもの、アルファベットのかたちを指でなぞるもの、鍵を開けたりボタンをとめたりといった生活に密着したものなど、さまざまな種類があります。

各自が興味を持ったものに取り組み、必要に応じて先生が手助けをしてくれます。

また、クラス全員でフォニックス(Phonics:英語の音と文字の関係を学ぶ方法)のゲームをしたり、遠足や運動会などの行事の前には、それにちなんだテーマで工作をすることもあります。

週に一度、体操と標準中国語(Mandarin)の先生が来て、クラスごとにレッスンをしてくれます。

マレーシア語も、ほんの時折、簡単なあいさつや歌を教えてもらったりするようです。

ランチは全クラスの子どもたちが一緒に食べます。

気になるメニューはこんな感じ↓↓↓

ある月のランチメニュー 
ある月のランチメニュー
午後には「実験」の時間があります 
午後には「実験」の時間があります

ジュースと氷と塩でフローズンを作る。

マシュマロに竹串を刺して立体的な模型を作る。

ベーキングパウダーとお酢で二酸化炭素を発生させ、風船をふくらませる。

キッチンペーパーの芯とセロファン紙で万華鏡を作る。

色水を混ぜ合わせて新しい色を作る。などなど…

3時過ぎにお迎えに行くと、毎日嬉しそうに実験の報告をしてくれます。

「今日はこれ!」といって取り出したものが、ビニール袋に入った生卵の黄身(ドロドロ)だったときはビックリ。

お酢の中に卵を入れておくと、カラが溶けて薄い皮につつまれたスケルトン卵ができるそうです。

息子の卵は、持ち帰るときにつぶれてしまったみたいですが、お友達の家では不思議な透明卵をお母さんに見せてくれたそう。

午後には別料金で保育時間内に習い事もできます。

月曜日はテコンドー、火曜日はアート&クラフト、水曜日はバレエ、木曜日は中国語、金曜日はサッカーか音楽、など。

好きな曜日だけ選んで、ターム(4ヵ月)ごとに申し込むことができます。

セキュリティもしっかりしているし、先生方も熱心で親しみやすい方ばかり。

4つのブランチはそれぞれに料金体系やクラス分けのシステム、施設環境などが違うようですので、ご興味のある方は問い合わせをしてみてくださいね。

それでは、また!

服部 駒子
東京生まれ。2011年より約4年間シンガポールに滞在、2015年1月よりクアラルンプール在住。翻訳者・ライター。共訳書に「メディカル ヨガ 〜ヨガの処方箋〜」(バベルプレス)、書籍「アンコールの神々 BAYON」(小学館)、WEBサイト「シンガポール経済新聞」、「シンガポールナビ」、マレーシア在住日本人向けフリーマガジン「Weekly MTown」などに記事を寄稿。グローバルエデュ 姉妹サイト「旅キッズ」で「てくてくシンガポール」を連載。

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