マレーシア親子留学 | 自発的な活動が楽しい幼稚園
マレーシアよりこんにちは!
今回は、息子が通っている幼稚園の1日をご紹介します。
「チルドレンズ・ディスカバリー・ハウス(Children’s Discovery House)」は、KLに4つのブランチがあります。
モントキアラ校では、午前は年齢別のクラスに分かれて活動し、午後は全園児が同じ空間の中で自由に過ごします。
息子は現在、4歳半〜5歳半のクラスです。
マレーシア親子留学 | 週に一度は中国語や体操のレッスンも
<午前の部>
9時〜9時30分に登園。スクールバスで通う子もいます。
全員そろうまで、「名前書き」や「ぬり絵」などの作業をして過ごし、出欠を取った後は、歌やゲームで朝のウォーミングアップ。
10時頃にスナックタイムがあり、果物や野菜スティックなどを食べているようです。
午前中はたいてい、各自が好きなモンテッソーリ教具を選び、ひとりマット1枚の決められたスペースの上で作業に取り組みます。
モンテッソーリの教具は木などの天然素材でできていて、生物や植物の成り立ち、世界地図、数の大小や図形を学べるようなもの、アルファベットのかたちを指でなぞるもの、鍵を開けたりボタンをとめたりといった生活に密着したものなど、さまざまな種類があります。
各自が興味を持ったものに取り組み、必要に応じて先生が手助けをしてくれます。
また、クラス全員でフォニックス(Phonics:英語の音と文字の関係を学ぶ方法)のゲームをしたり、遠足や運動会などの行事の前には、それにちなんだテーマで工作をすることもあります。
週に一度、体操と標準中国語(Mandarin)の先生が来て、クラスごとにレッスンをしてくれます。
マレーシア語も、ほんの時折、簡単なあいさつや歌を教えてもらったりするようです。
ランチは全クラスの子どもたちが一緒に食べます。
気になるメニューはこんな感じ↓↓↓
ジュースと氷と塩でフローズンを作る。
マシュマロに竹串を刺して立体的な模型を作る。
ベーキングパウダーとお酢で二酸化炭素を発生させ、風船をふくらませる。
キッチンペーパーの芯とセロファン紙で万華鏡を作る。
色水を混ぜ合わせて新しい色を作る。などなど…
3時過ぎにお迎えに行くと、毎日嬉しそうに実験の報告をしてくれます。
「今日はこれ!」といって取り出したものが、ビニール袋に入った生卵の黄身(ドロドロ)だったときはビックリ。
お酢の中に卵を入れておくと、カラが溶けて薄い皮につつまれたスケルトン卵ができるそうです。
息子の卵は、持ち帰るときにつぶれてしまったみたいですが、お友達の家では不思議な透明卵をお母さんに見せてくれたそう。
午後には別料金で保育時間内に習い事もできます。
月曜日はテコンドー、火曜日はアート&クラフト、水曜日はバレエ、木曜日は中国語、金曜日はサッカーか音楽、など。
好きな曜日だけ選んで、ターム(4ヵ月)ごとに申し込むことができます。
セキュリティもしっかりしているし、先生方も熱心で親しみやすい方ばかり。
4つのブランチはそれぞれに料金体系やクラス分けのシステム、施設環境などが違うようですので、ご興味のある方は問い合わせをしてみてくださいね。
それでは、また!
東京生まれ。2011年より約4年間シンガポールに滞在、2015年1月よりクアラルンプール在住。翻訳者・ライター。共訳書に「メディカル ヨガ 〜ヨガの処方箋〜」(バベルプレス)、書籍「アンコールの神々 BAYON」(小学館)、WEBサイト「シンガポール経済新聞」、「シンガポールナビ」、マレーシア在住日本人向けフリーマガジン「Weekly MTown」などに記事を寄稿。グローバルエデュ 姉妹サイト「旅キッズ」で「てくてくシンガポール」を連載。