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【名古屋大学】AI、IoTを活用し社会を変革できる人材を育成…2017年度に「情報学部」を設置

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最先端の情報学が学べる

「名古屋大学」(名古屋市)は、2017年度に「情報学部」を、大学院に「情報学研究科」を新設します。

名大情報学部2

名古屋大学には、現在、文・教育・法・経済・情報文化・理・医・工・農の9学部ありますが、2017年度に「情報文化」を改組し「情報学部」を設置。

定員は135名(前期113名、推薦22名)となり、情報文化学部の75名よりも60人多くなります。ただ、工学部も改組により定員が60名少なくなるため、全体の入学定員は2016年度と変りません。

学科は3学科となり、「自然情報学科」(38名)、「人間・社会情報学科」(38名)、「コンピュータ科学科」(59名)。

試験は、前期試験が2017年2月25日(土)、26日(日)、推薦入試が2月上旬ごろを予定しています。

文理融合の横断的なカリキュラム

情報学部では、ビッグデータや人工知能、IoTなどを活用することで社会を変革し、人類の課題を解決するチャレンジ精神を持った学生を募集。

文理融合の横断的なカリキュラムを特色としており、3学科それぞれにおいて先端的な専門性を深めると同時に、異なる専門領域とつなげて考察し発想する総合性を学びます。

  • 自然情報学科…自然現象や社会現象のデータ分析と数理モデル化、スーパーコンピュータを用いたシミュレーションとデザインなど情報科学の理解を通して、新たな画期的な発見と、人類が直面するさまざまな課題、自然や生命にかかわる深刻な問題の解決に貢献できる人材を育成
  • 人間・社会情報学科…情報学を駆使して人間の心理や知覚・感覚、コミュニティやマーケットなどのしくみを解明できる能力を身につけるとともに、その成果によって、ひとりの人間、人と人との関係性、社会のあり方を総合した「コミュニケーション」を変革し、新しい価値の創造を実現できる人材を育成
  • コンピュータ科学科…コンピュータやネットワーク、人工知能(AI)や音声画像処理などの情報科学技術を専門的に学びつつ、社会や自然に対する理解力を持つことで、情報科学技術を活用した新しい機器、システム、サービスなどの創出や、新たな価値を創造していく人材を育成

なお、理系科目で受験できるのが「自然情報学科」と「コンピュータ科学科」、文系科目で受験できるのは「人間・社会情報学科」となります。

ただ、情報学部では柔軟なカリキュラム編成を導入し、1、2年生ではおもに情報学の基礎知識を身につけ、3年生の進学時に異なる学科に転学科することも可能になるような柔軟なカリキュラム編成となるそうです。

名大情報学部

また、スーパーグローバル大学でもある名大では、1年間の前期と後期それぞれをふたつにわけた4期で構成する「クォーター制」を導入。

3、4年生の前期の第2期を空けることで、海外留学やインターンシップに参加しやすくなっており、世界180校以上への留学が可能な「全学交換留学プログラム」(1学期間~1学年間)、長期休暇で協定大学で学べる「短期研修プログラム」(数週間~1か月程度)など、留学サポートも充実しています。

くわしくは、「名古屋大学」公式サイトで確認を。


【名古屋大学「情報学部」】

  • 開設:2017年4月
  • 学科:自然情報学科、人間・社会情報学科、コンピュータ科学科
  • 定員:(自然情報学科/38名、人間・社会情報学科/38名、コンピュータ科学科/59名)

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