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【新国際高校】海外進学コースも設置…リベラルアーツを実践する第2の都立国際高が白金に開校

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第2の国際高校が白金に開校

「東京都」は、「新国際高校」(仮)を「旧東京都職員白金住宅地」(港区白金2丁目)に設置する予定であることを、2017年3月23日(木)に公表しました。

これは、2016年2月に策定した「都立高校改革推進計画 新実施計画」に基づき、同年7月に設置した検討委員会で検討を重ね、基本構想についてまとめたもの。

新国際高校は、「都立国際高校」での応募倍率が高い状況や早急なるグローバル人材育成へのニーズを踏まえ、帰国生徒や外国人生徒を受け入れる、国際色豊かな学習環境を整備した第2の国際高校となる予定。

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2017年度に基礎調査を実施し、その結果を踏まえてなるべく早期の開校を目指していくそうです。

なお、白金という立地は「インターナショナル・スクール等との交流や、大学・外資系企業との連携等、国際交流を容易に行うことができ、国際色豊かな教育環境を整備できる」観点から選ばれたそうです。

生徒数720名、各学年6クラス

生徒数は720名を想定しており、学科は「国際教養学科」(仮)の単一学科制。

学科のなかに「理数教養系」(仮)と「語学教養系」(仮)を設置し、理数教養系と語学教養系それぞれに「海外進学コース」も設置する予定です。

各学年は6クラス(理数教養系、語学教養系をそれぞれ3学級)で、海外帰国生徒・在京外国人生徒の受入れ枠も設置するそうです。

リベラルアーツにフォーカス

学習では、グローバルに活躍するために必要となる幅広い豊かな知識を得るための「リベラル・アーツ教育」と「探究的な学習」にフォーカス。

理科や数学ではビッグデータや人工知能を活用した授業を実施し、フランス語や中国語、スペイン語などの「第二外国語」も必履修に。「芸術」教科と他教科を融合した新たな取り組みも検討しています。

「国際バカロレア」のディベートやプレゼンの手法を参考にした学習を実施していくほか、海外の古典的作品は英語等の原文で講読。

最先端の学問や哲学等の幅広い分野を取り扱う土曜講座の開講や、国際機関等と連携した海外スタディツアーも実施。

さらに、オンライン講座「MOOC」やテレビ会議システムなどICTを活用して、海外と容易に交流できる環境を整備していく予定であるとしています。


【東京都立「新国際高校」(仮)】

  • 開校予定:2017年度に基礎調査を実施し、その結果を踏まえて検討
  • 場所:東京都港区白金2丁目(旧東京都職員白金住宅地)
  • 敷地面積:1万9720.46平方メートル
  • 学科:国際教養学科(理数教養系、語学教養系)
  • 定員:720名(1学年6クラス)

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