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中高生レポート⑤ | テンプル大学ジャパンキャンパス「TUJサマーカレッジ」

Y.O.さん(埼玉・私立高校3年生)

  • 主催:テンプル大学ジャパンキャンパス
  • プログラム名:TUJサマーカレッジ2017
  • 参加期間:2017年8月3日(木)~8月10日(木)8日間
  • 対象:高校生
  • 場所:「テンプル大学ジャパンキャンパス」
中高生レポーター

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Contents

TUJサマーカレッジ│海外大学の授業が先取りできるプログラム

私は、2017年8月3日(木)~8月10日(木)の8日間、東京港区・麻布にあるアメリカ州立大学「テンプル大学」ジャパンキャンパス(Temple University Japan Campus、TUJ)で開催された、「TUJサマーカレッジ」に参加しました。

TUJsummer7

米国大学のキャンパスで講師から英語で学び、仲間と英語で会話し、海外の高校生とランチなどを通して交流を深めることができる、高校生のための夏のプログラムで、原宿やディズニーシーへの遠足などの楽しみも詰まっています。

TUJsummer2017-5

このプログラムに参加したのは、海外大学を志望しているので、海外の大学の授業がどのようなものなのかを体験したかったから。

また、英語だけで過ごすプログラムであるため、英語力を上げられるのも魅力でした。

実際にサマーカレッジの授業を受けてみると、質問されたら自分から手を挙げて答える人が多く、こういうアクティブな雰囲気が海外の授業なんだなと実感しました。

TUJサマーカレッジ│必要とされる英語力やマインドについて

このプログラムに参加するには、英検準1級、TOEFL ITP500以上、TOEFL61点、IELTS5.0以上の英語力があるのが望ましいとされています。

申し込むとき、「なぜTUJサマーカレッジに参加したいのか」という題で250字の英文エッセイをオンラインで提出しますが、250字は意外と長いので早めに準備を始めたほうがいいです。

私が事前に準備したことは、英検準1級とIELTSを受験しておいたこと。英検準1級は高校3年生の7月に、IELTSは高校2年生の3月にOverall6.0を取得しました。

それらに加えて、常に家で英語で独り言を言ったり、英語の塾に通ったり、ひたすら英語で映画を観て暗記したり、学校のALTの先生と週に1回話すなどの努力をしましたが、このプログラムでは英語力を上げておくことはとても大事だと思いました。

プログラム中は英会話力で困ることもありましたが、自分の英語のレベルでなんとか伝えようとしました。

本当にわからないときは電子辞書も活用しましたが、全体を通して「もうやめたい」と思うほど何もわからないということはありませんでした。

また、プレゼンをする機会も多々あるので、しっかりと自分の意見を持つこと・発信する力をつけることも大事です。

参加者はみんな夢をしっかり持っているので、「自分がどういうふうになりたいか」などを探っておくのもいいと思います。

TUJサマーカレッジ│充実した8日間をレポート!

プログラムは8日間で構成されていますが、どのような内容なのか日を追って紹介したいと思います。

1日目

初日は、「チーム・ビルディング・アクティビティ」として、グループに分かれてレクレーションをやります。もちろん英語で!

ランチは、タクシーで麻布台の「東京アメリカンクラブ」のレストランに移動し、ハンバーガー、サラダ、ポテトなどアメリカンな食事をみんなでワイワイしながら食べました。

そして、同じ建物内にあるボーリング場でチームにわかれて「ボーリング大会」。キャンパスグッズなどの賞品も用意されていて、とても盛り上がりました。

2〜3日目

プログラムの前半では、午前中に「一般教養科目」を学びますが、私は哲学的な授業を受けました。

英語でディスカッションをしたり、自分の意見を先生に発表したりする機会がたくさんありましたが、「人間と動物を分けている特徴は何か」というテーマで行ったグループワークが印象に残りました。

ランチは、海外からTUJの別のプログラムに参加している高校生といっしょに食べます。海外からは50名ほどが参加しており、その多くがアメリカからの参加者でした。

2日目は、ビュッフェにサンドイッチなどが並びましたが、ベジタリアン用の野菜も用意されていてビックリしました。

海外からの高校生は、「最初は話しかけづらいかな」とも思ったのですが、みんなフレンドリー! スナップチャットやインスタをみんなで交換したり、写真を撮ったりしました。

午後は、アメリカ大使館の広報・文化交流部門「アメリカンセンターJAPAN」を訪問し、アメリカの大学で勉強している人たちの話を聞いたり、アメリカに留学するとはどういうことなのかなどを学びました。

キャンパスに戻ってからは「キャリアプランニング」の時間。「プロフェッショナルとはどういうことなのか」をディスカッションし、みんなの前でプレゼンします。

5年後、25年後の自分はどのようになってるのかを紙に書き、自分の将来について深く考えていきます。私は「国際連合で難民の人たちのために働きたい」と書きました。

4~6日目

プログラム後半は、選択授業として「International Business」「International Affairs」「Art」の3つからひとつ選びます。

私は大学でビジネスを学びたいと思っているので、「International Business」を選びました。この授業では宿題も出て、最終日のプレゼンに向けてみんなで準備していきます。

International Businessでは、「おにぎりを日本の外でどのように売るか」をテーマにプレゼンしました。私は「ノルウェーで鮭のおにぎりを売る」という内容でのプレゼンをしました。

午後は「カレッジプレッププログラム」として、海外大学進学をするにはどのように情報を集めたらいいのかを教えてくれました。

その後、海外高校生たちと原宿で3時間ほどの自由時間を原宿で過ごし、お好み焼きパーティも楽しみました。プリクラを一緒に撮ったり、お好み焼きやもんじゃの食べ方を教えてあげたりして盛り上がりましたが、この時間で英語もアップしたと思っています。

別の日の夕食会では、板前さんが実際に目の前でお寿司を握ってくれたり、ラザニアなどの洋食も並びました。先生たちがクイズなどを用意してくれていて、とても盛り上がりました。

7日目

いよいよ授業最終日。午後に選択授業のプレゼンをし、修了式で修了証書をもらいます。

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プレゼンは、同じ選択授業の人たちとパワーポイントを使って、英語ですべて行ないます。同時に行われた、海外の高校生のプレゼン力に圧倒されました。

修了式は、アメリカの大学の卒業式のようにガウンを着用。修了証書ももらってみんなで写真をとりますが、本当に海外の大学の卒業式みたい。明日でお別れなのかと思うと、少し寂しくなる時間でした。

この日のランチも海外高校生と一緒に食べるので、翌日のディズニーシーで一緒に回ろうと誘っておいたほうがいいです。

8日目

ディズニーシーへ! 1日中ディズニーで遊びます。

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海外の高校生と一緒に回ってもいいし、日本人だけで回ってもいいですが、お別れの時はみんな悲しくて泣いてしまいました…

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TUJサマーカレッジ│人生の転機となったプログラム

このプログラムで得られたのは、たくさんのモチベーションの高い友達です。英語ができて発信力のある人、多様なバックグラウンドのある人、海外大学進学を目指してる人…自分も頑張らなきゃと思いました。

そして、海外から来た高校生ともSNSで連絡を取り合っていますし、TUJの学生や先生とも仲良くなることができ、本当に一生ものの友達ができました。

TUJのキャンパスはすごくコンパクトですが、綺麗だしエントランスはすごく明るいです。

先生も、サポートしてくれた学生たちも、すごくフレンドリーで、名前もすぐ覚えてくれましたよ!

TUJsummer2017

このプログラムは本当に楽しいです。さまざまな人と交流ができ、英語力を上げることができ、積極的になることができます。これまでの価値観も変えてくれるようなプログラムです。

サマーカレッジに参加したいと考えている人は、とにかく英語の会話力を上げておいてください。そうしたら、あとはみんな本当に優しくて、先生も大学生も助けてくれます。

参加してみたいと思ったら、早めに応募することをおすすめします!

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