2つの国際系学部を開設
「中央大学」(東京・八王子市)は、「国際経営学部」と「国際情報学部」を、2019年4月に新設し。既存の法・経済・商・理工・文・総合政策の6学部に加え、8学部制の大学となります。
この新学部の開設は、同大学が2015年10月に策定した10年間の中長期事業計画「Chuo Vision 2025」に基づき、実行されるものとなります。
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「国際経営学部」は、多摩キャンパス(東京・八王子市)に開設され、学年定員は300名。
「国際感覚の醸成」と経営学を中心とした「専門知識の体系的習得」を目的とする学修構成が特徴で、グローバルビジネスの現場において互恵関係を築き、それに伴って経済および社会を発展させ、クローバル共生社会を実現する人材を輩出することを目指すそうです。
設置科目の7割以上が外国語(おもに英語)による授業となり、卒業に必要なすべての単位を英語で行われる科目で修得することも可能。基礎となる専門必修5科目は、通常の授業(使用言語:英語)に加えて、英語+日本語もしくは中国語の授業も実施します。
また、1年次に海外短期留学が必修科目となっており、早い段階から海外の企業活動や異文化に触れることで、語学と国際経営学の学修意欲を向上させたいとしています。
入試方法は、一般入試、大学入試センター試験利用入試(単独方式/併用方式)、英語外部検定試験利用入試、統一入試。
【国際経営学部】
- キャンパス:「多摩キャンパス」(東京都八王子市東中野742-1)
- 学科名:国際経営学科(国際経営学部)
- 定員:学年定員300名
- 学位:国際経営学士
- 入試方法:一般入試、大学入試センター試験利用入試(単独方式/併用方式)、英語外部検定試験利用入試、統一入試
グローバルなICT社会に対応する人材を育成
「国際情報学部」は、学年定員150名で、市ヶ谷田町キャンパス(東京・新宿区)に開設。
ICT情報基盤・情報の法学・グローバル教養の専門知識を学び、これらの視点を統合することによってICT社会における問題の解決策を導きだし、将来の変化にも柔軟に対応できる力を身に付けることを目指していくとのこと。
情報基盤・情報法の基礎理論を学ぶための66単位の必修科目を揃え、情報社会をリードする産官学の現場から実務家教員を招へいし、3・4年次には最先端の情報や課題の解決策を学び、実践力を修得してするそうです。
入試方法は、一般入試、大学入試センター利用入試(単独方式/併用方式)、英語外部検定試験利用入試となっています。
なお、国際情報学部のオープンキャンパスが9月8日(土)、9日(日)に開催され、1日かけてプログラミング体験やロボット法などの学びについて、たっぷりと体験することができます(事前予約制、中央大学サイトから申し込み)。
【国際情報学部】
- キャンパス:「市ヶ谷田町キャンパス」(東京都新宿区市谷田町1-1-18)
- 学科名:国際情報学科(国際情報学部)
- 定員:学年定員150名
- 学位:国際情報学士