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進路ナビ⑧ | 短期留学か、現地の高校に進学・卒業するべきか…メリットとデメリットを教えて

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質問:高校留学に最適のタイミングは?

高校受験を来年に控えていますが、高校留学も同時に考えており、留学方法や時期を検討しています。

留学先は、カナダかニュージーランド、オーストラリアを考えています。

日本の高校から短期留学するのと、現地高校に進学して卒業するのと、どちらがメリットがあるでしょうか?

回答:留学をメリット・デメリットから考える

今回は、「日本の高校に入学後短期留学」か「そのまま海外高校に進学」というふたつのケースのメリットとデメリットを考えてみたいと思います。

日本の高校入学後に短期留学

◉メリット

  • 日本の高校と現地の高校での単位の移行が可能な場合、日本の高校の休学期間も含めた3年間で卒業が可能
  • 日本と留学先の新年度の開始時期の差を使って、日本と現地のふたつの高校の卒業も可能
  • 留学終了後に戻る学校が決まっていると、帰国後に高校に入るための手続きや編入試験、精神的負担がない

◉デメリット

  • 海外での単位が日本の高校に移行ができない場合、日本の高校の卒業が遅れる
  • 事前に語学学校で勉強をしても、英語力が十分でないまま現地の高校に入った場合、学習についていけない可能性もある*
  • 帰国後の学習に遅れをきたす場合、大学受験への影響が心配

*英語圏の高校の英語レベルは、日本の中学卒業程度の英語レベルとは相当差があります。留学の目的が英語の習得だけならいいですが、学習面もしっかりと身につけたいのであれば、英語力強化のための十分な事前準備が必要

そのまま現地の高校に進学・卒業

◉メリット

  • 高校を現地で卒業する場合、現地の統一試験や国際バカロレア(IB)の試験を受けることが可能なので、日本の大学だけでなく、現地の大学への進学もしやすくなる
  • 留学期間が長いことで、学習だけではなくクラブ活動などにも時間をかけることができるので、英語力の強化や国際感覚を磨くには最適
  • 高校生で親元を離れることは不安が多いが、そのぶん自立心が育つ

◉デメリット

  • 子どもの学習状況が見えにくいため、高校卒業後の進路について親の判断がしにくい
  • 子どもが不安や悩みを抱えたとき、対応が遅れる可能性がある

注意したいのが、新学年の開始時期。カナダは9月ごろ(州により異なる)、オーストラリア、ニュージーランドは1月末ごろとなっています

高校生の場合、語学クラスでの授業を行わないまま、現地の学校に編入しESL(語学サポート)を選択する場合もあります。

国や州、学校によって受け入れ体制が異なるので、留学エージェントの利用を考えているのなら、まずは上記ふたつのパターンで留学する場合の情報を提供してもらい、そのなかから留学の形を探っていくといいかもしれませんね。

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