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才能を引き出す探究型の学び「ドルトンスクール東京」(東京・東北沢)

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学びの場における「自由」とは?

このところ、長男の入学準備が忙しい。公立小学校はなにも準備しなくても通えるものだと思っていた。

実際は、いろんな提出書類に指定の持ち物の準備、親が学校に出向くなど、やらなきゃならないことはいっぱい。

ワーキングママがぶつかるという、「小1の壁」はもうスタートしているのか…?

先輩ママから小学校の様子を聞いてみると、「字は名前が書ける程度でいいと言われたけど、信じて入学すると早々に落ちこぼれ扱いされる」とか「6年の3学期は大多数が受験で授業に出席しないから、科目が『せいかつ』ばかりになる」など、不安になる内容ばかり。

わが家は「のびのび育てたい」と、公立小学校に進路を決めた。

しかし、この選択はのびのびではあるけれど「自由ではない」のかも…と、自由の本来の意味を考えてみたりもする。

そんななか、教育目標に「自由」と「協同」を掲げる学校をみつけ、気になっていた。

ネットには「卒業生はアウトローで…」との書き込みもあり、これっていったいどんな学校…?

しかも、それらの書き込みは卒業生や在校生ではなく、「聞いた話」だったり「知人の話」だったり。

ホームページでプログラムを見てみると、とても良さそうな学校だけど、実際はどうなのか?

これはぜひ自分の目で確認してみなければと、取材を申し込んだ。

「自由」と「協同」を掲げるスクールへ

今回訪問したのは、「ドルトンスクール東京 DALTON SCHOOL TOKYO」。

最寄り駅は、小田急線で新宿から6つ目の「東北沢」駅。徒歩3分ほどで学校に到着する。

駅の周りは庶民的な雰囲気だが、スクール周辺は低層型の高級マンションや大きな住宅も並ぶ高級住宅地。とても静かな環境だ。

駅の周りは庶民的な雰囲気だが、スクール周辺は低層型の高級マンションや大きな住宅も並ぶ高級住宅地。とても静かな環境だ。

近隣には「東京大学」駒場キャンパスもあるので、アカデミックな場所ともいえる。

ネットに「校庭が狭い」と書き込みがあったので、小規模なスクールを想像していたが、実際はモダンな4階建ての校舎に広さ十分の校庭を備えていた。

ドルトン13

2009年に、隣接してあった河合塾の校舎が道路拡張でなくなったのを機に、この地にあった旧校舎を取り壊し、ドルトンスクールの新校舎を建設。

卒業生が紙の模型で再現した、「ドルトンスクール東京」の旧校舎。

卒業生が紙の模型で再現した、「ドルトンスクール東京」の旧校舎。

校舎に足を踏み入れると、明るくて開放的な雰囲気。

廊下のカベには、色とりどりの作品や卒業制作の陶器プレートや、卒業生の保護者が卒業記念に作成して寄贈したクラスプレートが飾られている。

クラスプレートは、担任の先生や卒業生の写真で構成されているが、いずれも工夫されていてセンスもいい。

才能を最大限に引き出す教育法

ドルトンスクール東京は、大学受験でおなじみの「河合塾」が経営している。

米国ニューヨークで幼稚園から高校まで一貫で教育を行う私立校「The Dalton School」と、1970年に名古屋校、 1976年に東京校が提携した。

ドルトンスクールの特徴は、「ドルトンプラン」という教育指導法を実践していることだ。

「生徒一人ひとりの興味や能力、必要性に応じたプログラムを立て、個人の能力を最大限に引き出す教育」を共通理念とし、日本の文化、風土に適した独自の教育を行っている。

そして、ドルトンプランで大切にしているのが「自由」と「協同」という考えだ。

自主性と創造性を育む「自由の原理」、社会性と協調性を身につける「協同の原理」をコアに、独立心や責任感、信頼感などを育んでいく。

また、ドルトンプランでは、家庭的な学びの場「HOUSE」(教室)を中心に、専門教科を深く学習するための実験室「LABORATORY」、学習意欲を引き出すための先生と子どもの約束「ASSIGNMENT」の3つを柱に実践。

「ASSIGNMENT(アサインメント)」がよくわからなかったので訊ねてみると、たとえば、課題プリントを個人の能力に応じて計画的に進めることで、タイムマネジメントと計画性を身につけるしくみがあるとのこと。

クラスにはひとりに1個専用ボックスが置かれており、そこに先生が毎週プリントを配布。

教室(House)の棚に置かれた、アサインメント専用のボックス。

教室(House)の棚に置かれた、アサインメント専用のボックス。

提出期限は金曜日(週の最終日)。それまでに、子どもたちは学校での空き時間を使ってプリントに取り組むが、ボックスに残ったままだと手を付けていないのが一目瞭然となるわけだ。

ドルトン23

ユニークな学校生活

ドルトンスクールでは、1才から小学生まで年齢別に4つのプログラムを提供しているが、総合的なカリキュラムを集中的に学べるのが、3才〜5才を対象とした「ファーストプログラム」(全日制、週5日)だ。

幼稚園児に相当する子どもたちが学ぶ「ファーストプログラム」は、各年齢定員は60名、全体の定員は180名となっている。

3才児の「ナーサリークラス」がひとクラス15名前後×4クラス、4才児の「プリキンダーガーテン」、5才児の「キンダーガーテンクラス」がそれぞれ20名前後×3クラス。各クラスを2名の先生が担任している。

たとえば、5才児クラス「キンダーガーテンクラス」の場合、スクールで過ごすのは9時40分から15時まで(水曜日は13時半まで ※学年により授業時間は異なる)。

キンダーガーテンの教室。

キンダーガーテンの教室。

登校したら、まずは出席確認を兼ねて「はい Yes」「いいえ No」の札のところに行き、投票をする(自分の名前がついたクリップをどちらかに挟む)。

ドルトン9

「○○(食べ物)は好きか?」「○○には賛成?」といった質問に答えることで、日常的に自分の意見を表す場を設けているのだ。

みんなが揃ったら、「モーニングミーティング」(朝の会)。ここで1日の予定や目標をシェアしてからプログラムがスタートする。

オリジナルな12のプログラム

プログラムは下記の12種類用意されており、曜日によって組み合わせは異なる。

1.フリープレイ
部屋のコーナーに設置された積み木、ブロック、ままごと、工作、パズル、ゲームなどから好きなものを選んで遊ぶ。子どもの興味と能力を伸ばし、協調性や社会性を学ぶ

5才クラスには、たくさんの図鑑や本のほか「LaQ」などの知育ブロックもあった。

5才クラスには、たくさんの図鑑や本のほか「LaQ」などの知育ブロックもあった。

2才クラスにあった、室内で遊べる砂場。

2才クラスにあった、室内で遊べる砂場。

2.プロジェクト
さまざまなテーマに基づき、マスマティックス、ソーシャルスタディ、言語、工作、絵画などいろいろな方面に授業を展開。自然現象、社会事象への関心を広めたり、深めたりする

3.ラボ
4〜5名の小グループに先生がつき、手作りのオリジナル教材を使用して柔軟な思考力や取り組みへの態度を育てる。教材は90ほどあり、図形や国語的なものに取り組む

4.ワークタイム
楽しみながら文字や数に触れ、理解力や表現力を高めるキンダーガーテンクラスでは「A Book about me」という、自分についての本を作成していた

ドルトン112

5.ガーデンプレイ
園庭での外遊び、夏にはプールが出され水遊びもあるそう

6.音楽

7.体操

8.アート
豊富な素材、材料をつかって絵を描いたり、工作をしたりする。ときに電気のこぎりをつかって、工作をすることも

アートは専門教室(LABORATORY)で行われる。絵の具からさまざまな素材のパーツ、紙まで豊富にそろえられており、さながら画材屋のようだ。

アートは専門教室(LABORATORY)で行われる。絵の具からさまざまな素材のパーツ、紙まで豊富にそろえられており、さながら画材屋のようだ。

9.English
ネイティブの教師により、絵本、歌、カード遊び、ロールプレイなどで簡単な英会話を行う

10.シティ・アズ・ア・クラスルーム
教室のなかだけでなく、近くの公園や神社、博物館など色々なところに出かけ、町をクラスルームと考え経験と視野を広げる目的で行われている。近所のカレー屋さんにいったりすることもあるそうだ

これにキンダーガーテンクラスのみ、11.サイエンス12.コンピューター が加わる。

小学生のサイエンスの専門教室。壁ぎわの棚にはさまざまな実験道具や薬品などが並ぶ。

小学生のサイエンスの専門教室。壁ぎわの棚にはさまざまな実験道具や薬品などが並ぶ。

コンピューター教室。左の机にはノートパソコンが並ぶ。

コンピューター教室。左の机にはノートパソコンが並ぶ。

テーマを探究する「プロジェクト」

今回、キンダーガーテン(5才)の「プロジェクト」の授業を見学したが、その横断的な内容に感心してしまった。

まず、テーマ設定がユニーク。ひとつめのクラスでは「縄文時代」について学習していた。

テーマは「子どもたちがのめり込みそうな内容」を先生が独自に考え、工夫して実施しているそうだが、これがなかなかクリエイティブな内容だ。

教室には子どもたちが制作した縄文時代の衣装が飾られ、校庭には竪穴式住居が作られ、土偶まで飾ってある。

子どもたちが作成した縄文時代の衣装。

子どもたちが作成した縄文時代の衣装。

粘土でつくった土偶。みんな土偶の形状についてよく研究している。

粘土でつくった土偶。みんな土偶の形状についてよく研究している。

校庭のすみには竪穴式住居まで建てられていた。

校庭のすみには竪穴式住居まで建てられていた。

幼児期にこのような学習をしたら、将来間違いなく日本史にも興味が持てるようになるはずだ。

つぎのクラスでは「お菓子の商品開発」をテーマに学んでいた。

ひとチーム6名で4チームとなり、10〜3月の6ヵ月間をかけて商品開発→製品化→販売までを行う。

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今回販売するのは「イチゴ味のお菓子」だが、商品企画から販売まで製菓会社とほぼ同様のプロセスでプロジェクトが進行していく。

まずは、実際販売されているお菓子のパッケージをみんなで持ち寄り、デザインや商品名などをリサーチ。

ドルトン5

それから、チームごとに商品名案を提案し、投票で名前が決定。

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パッケージ案は、具体的なデザインやコンセプトをプレゼンしたうえで、投票により決定した。

つぎに値付けのマーケティングを行い、価格を20個入り300円と設定。

ドルトン8

そして、販促のためにCM動画を制作。キャッチコピーは「記憶に残るCM」と決定し、チームごとにシナリオを考えて撮影する。

撮影や編集にはiPadを用いている。オリジナルソングを作成して使用するチームもあるそうだ。

撮影や編集にはiPadを用いている。オリジナルソングを作成して使用するチームもあるそうだ。

なお、CM制作は保護者に広告業界関係者がいたため、レクチャーを受けてからスタートしたそうだ。このように、ときには保護者も参加・協力して授業が進められる。

販売1週間まえには、商品づくり。今回は、先生の知り合いのパティシエを講師に招き、お菓子作り体験をしたそうだ。

そして、完成した「ストロベリーキッス」が保護者などに販売された。

1日あたり30~40分、半年間かけてプロジェクトに取り組むが、そのほとんどのプロセスを子どもたち自身で考え、話し合い、決定していく。

「今年は大丈夫でしたが、議論が白熱しすぎて喧嘩になることもあるんですよ」と、先生。この年齢にしてこの熱量、かなりうらやましい!

社会との接点を発見する学び

ドルトンスクールでは、「プロジェクト」以外にもさまざまなユニークな取り組みが行われている。

たとえば、年長児が郵便局員となり、子どもたちにより校内のポストに投函された手紙を友達や先生に配達する「郵便活動」。配達員の衣装などもつくり、本格的に行っている活動だ。

さらに、選挙に実際に参加してみることでその意味やしくみを理解する「アイス選挙」。

先生がアイスのフレーバー(チョコレートやバニラなど)についての演説を行い、子どもたちは「いいな(食べたい)」と思った味に投票する。

多数決で選ばれたアイスを、選んだ人だけが食べられるルールとなっているため、子どもたちもよく考えた上で参加することになる。

いずれも社会のしくみを学校の学びとして取り入れ、楽しみながら「わがごと」として社会との接点を発見していく体験が、ドルトンにおける学びの醍醐味だ。

マラソン大会が多くある3学期には、ドルトンでも42.195キロを目指し、1〜2ヵ月かけてみんなで同じ距離を走る。

マラソン大会が多くある3学期には、ドルトンでも42.195キロを目指し、1〜2ヵ月かけてみんなで同じ距離を走る。

また、この学校がユニークなのは、子どもの活動をフォローするために先生も想像力を最大限に発揮しているところだ。

学校側も先生の授業におけるクオリティを保つ工夫として、クラスの備品や調度品を先生が選べるなどの裁量権を与えており、クラスの雰囲気はまったく異なっておりどれも個性的。

生き物が好きな先生の教室にはカメレオンやウーパールーパーが飼育されていたりと、幼稚園児の教室というより大学教授の部屋のような雰囲気があった。

ドルトン18

カメレオンをモチーフにした、子どもたちによるアート作品。

カメレオンをモチーフにした、子どもたちによるアート作品。

成功体験を積み上げる環境

今回の取材を通じてわかったのは、ドルトンスクールでの学びは、まさに「アクティブラーニング」と「探究型学習」を実践しているということだ。

早期の読み書きは重視していないそうだが、それは字を書くことに集中して、言いたいことや書きたいことをうまく表現できなくなるのを防ぐため。

自分の考えをよりよく表現することに重点が置かれている。

また、計画的に課題を提出する「アサインメント」でも、子どもたちの習熟度をみて内容を調整している。

難しい問題を解くことを最大の目標としているのではなく、それぞれがしっかりと問題に取り組み、考えていくことで「成功体験」をも積み重ねていく。

河合塾が経営母体なので「予備校ありきの幼児英才教育なのか」と思っていたが、まったくそうではなかった。

日本のドルトンスクールの原型は1970年にさかのぼり、すでに40年もの歴史がある。開校当時は10名程しか卒業生がいなかったそうだが、時代とともに入学希望者が増え、現在のようなにぎわいのある学校となった。

今回、もっとも知りたかった教育における「自由」だが、ドルトンスクールにおける自由とは「選択できる自由であって、野放しという言う意味ではない」。

なるほど、これがしっくりくる答えなのだと思った。

ドルトンへの入学を考えてみる

まず学費だが、初年度には入学金が必要となり、授業料も一般的に考えると高額だが「思ったほど高くない」、それどころか「意外と良心的だな」と感じた(授業料は公開されていないので、知りたい人は直接ドルトンスクールに問い合わせを)。

担任が2名つき、アートなどの授業はプロの先生が指導。使用する画材は、パステルやビーズなど本物志向の教材も用意されており妥協がない。

「セレンディパティ」という放課後の課外授業も魅力的だ。音楽、クレイアート、クッキング、チアダンスやそろばんなども良心的な金額で受講することができる(ファーストプログラムを受講している場合のみ)。

人気があるため抽選になることもあるそうだが、学校外で習い事をしなくてもいいので時間と費用も節約できそうだ。

ただ、ドルトンの卒業生の多くが私立小学校へ進学しているそうなので、学費に加え進学塾の費用も必要となると、それなりの覚悟が必要だ。

つぎに、進学先の選び方について。日常的に「自分の意見を持つ」「議論をする」ことに慣れている子どもたちを受け入れられる小学校が、日本にどのくらいあるだろうか?

3年かけて身に着けた主体性が小学校にいる間に失われることになるのなら、これはもったいないとも思った。

そして、最大の難関となるのは「下校時間の早さ」。

延長保育がないので、フルタイムの仕事をもっている人は、ナニーを雇うか身内での送迎ができないと通学は難しいだろう。

子どもの「いま」と向き合う大切さ

この連載でさまざまな学校を見学するまでは、「将来○○になってほしい、そのための…」と未来ばかり考えていた。

しかし、モンテッソーリやドルトンプランといったオルタナティブスクールを見学することで、子どもの教育を考える視点が変わってきたことに気がついた。

年齢に応じて「やっておくべきこと」、「興味があること」を自由に学ばせる教育を目の当たりにすると、わが子の「いま」とちゃんと向き合っているのかな? と思うようになった。

これらのスクールが魅力的なのは、子どもたちが「いま」興味があることに熱心に取り組むための環境が整っているからだ。

子どもが興味を持ち、自ら進んでやりたいと思う時期は短く、貴重だ。それを逃すと、挑戦させるのもひと苦労となる。

三つ子の魂百まで…ではないが、「自ら進んで取り組む人」と「言われたことしかできない人」の差は、このステップの有無が大きく影響するのではないかと思う。

もうすぐ公立小学校に進学する長男を、もっと早くこういった学校にいれてやればよかったな…と思う。

今日も「ふるさと納税」の御礼で贈られて来た巨大なブリを捌こうとすると、息子たちが「みたいみたい!」「やりたい!」と寄ってくる。

「あぶないよ」とか「ごはん遅くなるから」という言葉をぐっと呑み込んで、一緒に魚の解体をしてみる。

学びの場は、学校だけではないですもんね!


【「ドルトンスクール東京」ファーストプログラム】

  • 住所:東京都渋谷区上原3-28-18
  • 対象:3才〜6才
  • 学年定員:60名
  • 保育日:全日制(週5日)※3才児/9時50分〜14時(水曜のみ13時まで)、4才児/9時45分〜14時30分(水曜のみ13時15分まで)、5才児/9時40分〜15時(水曜のみ13時30分まで)
  • 休園日:土日祝、夏休み、冬休み、春休みなど
  • 入学金:スクールに問い合わせを
  • 月謝:スクールに問い合わせを

「ドルトンスクール」公式サイト

写真と文/紅絹(もみ)
東京の下町で、夫と息子ふたりと暮らす英語オンチ主婦。こどもが生まれるまでは、都心のど真んなかかつ緑の多いわが街はとっても素敵なところだったけど・・・待ち構えていたのは、教育熱心なママたちとそれにちっとも応えていないお稽古空白地帯という現実だった。周りの教育熱に煽られ、毎年新学期を前に高額なプリスクールに通わせるべきか? はたまた、遠くの英語教室を探すべきなのか? いっそ習い事の選択肢がいっぱいあるエリアに引っ越すべきかと、やや迷走気味。オリンピックまでには、子どもたちが「英語大好き!」になるような道を探すことを自分のミッションとしている。

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