2歳からバイリンガル幼稚園に通い、小1で英検2級に合格したA.I.さん。
英検合格は、A.I.さんにとって“自分で学ぶ”楽しさを知るきっかけ。現在も英語を使って算数や理科を学び、探究の幅を広げています。
家庭が学びのフィールドを整えることで、子どもの世界は無限に広がっていきます。
- 語学資格:英検2級(小1の6月に取得)、TOEFL Junior Standard 765点
- 英語以外の勉強など:社会が好き。3年生のとき「暗算能力検定試験」1級、「珠算能力検定試験」1級取得
- 性格タイプ:負けず嫌いで何事にも挑戦する
- 希望の進路:CNNのアナウンサー
2歳から始まった英語との出会い
A.I.さんは2歳でバイリンガル幼稚園に入園。
遊びの中で英語に親しみながら、自然に言葉を吸収していきました。家庭でも英語の歌や絵本を取り入れ、学びの基礎が“生活の一部”として育っていきました。
2才
- 4月…「LCAインターナショナルプリスクール」の土曜クラス「プリエントリーコース」スタート
年少
- 4月…英語イマージョン幼稚園「LCAインターナショナルプリスクール」プリスクール本科へ入園、年中の7月まで在籍
年中
- 9月…インターナショナル幼稚園「S&Sバイリンガルエデュケーション」バイリンガルスペシャルコースに転園
- 1月…英検5級に合格
年長
- 6月…英検4級と3級に合格
- 10月…英検準2級に合格
- 1月…英検2級を受検するも不合格
小1で英検2級に挑戦した理由
英語を“テストのため”ではなく、“学ぶためのツール”として使っていたA.I.さん。小学校入学をきっかけに、「自分の力を試してみたい」という気持ちが芽生え、英検2級への挑戦を決めました。
小学1年生
- 4月…私立小学校英語イマージョンコースに入学
- 6月…英検2級に合格
小学2年生
- 9月…英語スクールに入会
小学3年生
- 6月…英検準1級を受検するも不合格
- 10月…英検準1級を受検するも不合格
- 11月…TOEFL Junior 765点
- 1月…英検準1級を受検するも不合格
小学4年生
- 6月…英検準1級を受検予定
家庭で支えた“探究型の学び”
家庭では“やらせる”ではなく、“一緒に考える”が基本。興味を持ったテーマを親子で調べ、英語でも日本語でもアウトプットする機会を作っていました。
親が伴走者となることで、探究心と自律的な学びが育まれました。
親の語学力よりも“環境デザイン”がカギ
ご両親は英語を流暢に話せるわけではありません。それでも、「英語を学ぶ空気を家庭につくる」ことを意識し、絵本やアニメ、オンライン教材を通して日常的に英語に触れる環境を整えていました。
- 家族構成:父、母
- 両親の語学力:とくになし
- 家庭での英語教育の方針:バイリンガルに育てたい
- 英語教育への協力体制:娘に必要と思う英語教育があれば、とにかく徹底的に調べ、最適な学習環境を与えている
- 子供の英語力についての評価:学校や英語塾では、スピーチコンテストの代表になったり、時事ニュースを聞いてのディクテーションも得意
- 子供の進路などへの希望:本人の希望でもありますが、海外大学に進学し、グローバルに活躍してほしい
英検2級合格までのステップと教材
英検4級から段階的に挑戦。受験は家庭主導で計画し、「Oxford Reading Tree」「Let’s Go」シリーズなどを中心に多読を続けました。
学習時間は1日30分程度でも、継続の積み重ねが確実な力に。
スクール関連
- LCAインターナショナルプリスクール「プリエントリーコース」(2才のとき、週1回、1回2時間、2万円×12ヵ月)
- LCAインターナショナルプリスクール「プリスクール本科」(年少~年中の7月、8万円×16ヵ月)
- S&Sバイリンガルエデュケーション「バイリンガルスペシャルコース」(年中の9月~卒園、8万円×19ヵ月)
- 私立小学校(イマージョン教育校)
- 英会話スクール
教材
- 2才のときからアメリカの幼児向け英語教材を毎日繰り返し視聴
“英検2級合格”がゴールではなくスタート
私は英語は得意ではなく、英語教育に精通していたわけではありませんが、どうすれば娘に有益な教育が与えられるか、とにかく情報を集めて徹底的に調べてきました。
たとえば、テレビ番組で新しい学びを提供するインターナショナルスクールについて知ると、すぐに見学して転園させました。
現在は英語イマージョン教育を実施する私立小学校に通っていますが、ここも職場の上司から教えらてもらい、すぐに見学に行って決めました。
娘は、小学1年生で英検2級を取得しましたが、地頭のよさはあまり関係ないと思っています。
将来のために必要なものを見極め、ベストな環境を提供した結果、娘はその環境を楽しみながら学んだ成果なのだと思っています。
現在娘は、幼稚園時代の恩師に「英検は準1級以上を目指すことに価値がある」といわれ、準1級取得のための勉強を続けています。
今後の進路は、中学以降は「国際バカロレア(IB)」プログラムのある系列校に進学予定ですが、娘の英語力をさらに伸ばしてくれるカリキュラムの学校があれば検討してみるつもりです。
大学もIBのスコアで入学できればいいと考えていますが、高得点がとれない場合も想定されるので、TOEFLやSATもいい結果を出す必要があると考えています。
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