
英語力強化を目的とした「英語サマーキャンプ」はいろいろあるけど、どんな違いがあるの?



初めての海外キャンプにもおすすめな、近場のアジアで参加できる4つの英語キャンプを徹底比較していきますねっ!
サマーキャンプサポート
グローバルエデュを通じてサマーキャンプに申し込まれた方全員に、安心して参加いただけるよう下記のサポートを提供しています
- 申し込みに際して事前の質問に回答
- キャンプ参加者には、帰国するまでフォローアップ
- サポート料および手数料は不要



毎年、人気のサマーキャンプはGW前後に定員に達してしまうので、早めの申し込みがオススメですよ
英語サマーキャンプ比較2025 | 対象年齢と日程、参加者の国籍
本記事では、フィリピンで開催されている定番人気のサマーキャンプに加え、人気ボーディング「エプソムカレッジ・マレーシア」も加えた、計4つのサマープログラムを比較していきます。
対象年齢
対象年齢は、以下のような違いがあります。
- セブ英語キャンプ(GLC)…小学4年生~高校3年生
- マクタン英語キャンプ(CIA)…8才~15才
- グローバル英語キャンプ(SMEAG)…小学3年生~中学3年生
- エプソム・サマーキャンプ(エプソム)…9才~17才
いずれのキャンプも小学校中学年~中学生は参加対象に含まれており、年齢の下限や上限で多少の違いが見られます。
最年少で参加可能なのは、8才(小2~小3相当)から参加できるCIAのマクタン英語キャンプ。
いっぽう、高校生が参加できるプログラムは、エプソムとセブ英語キャンプですが、エプソム・サマーキャンプは年齢上限が17才に設定されています。




キャンプの時期と期間(日本の夏休み該当期間を抜粋)
- エプソム・サマーキャンプ…【19日間】7月19日(土)~8月6日(水)、【13日間】8月7日(木)~8月19日(火)
- セブ英語キャンプ…【12日間】①7月23日(水)~8月3日(日)、②8月4日(月)~15日(金)
- マクタン英語キャンプ…【3週間】7月23日(水)~8月13日(水)
- グローバル英語キャンプ…【4週間】7月27日(日)~8月23日(土)、【2週間】①7月27日(日)~8月9日(土)、②8月10日(日)~8月23日(土)



いずれのキャンプも7月後半にスタートするので、日本の夏休みに合わせて参加できますね
もっとも実施期間が短いのはセブ英語キャンプの12日間、最長はグローバル英語キャンプの4週間セッションです。
ただし、グローバル英語キャンプは2週間の日程も2パターン設けているため、参加希望者は予算や都合に応じて柔軟に選択できます。
参加者の国籍について



例年の傾向から、どのような参加者が見込まれるかを見ていきましょう
- セブ英語キャンプ…日系スクールという事情もあり、ほぼ全員が日本からの参加者
- マクタン英語キャンプ…韓国・中国・台湾・ベトナムなどから多くの子どもたちが参加。日本人比率は控えめで(10~20パーセント)、英語コミュニケーションスキルを磨くにはおすすめの環境。韓国系スクールのため、韓国人の割合が高くなる可能性あり
- グローバル英語キャンプ…サマーキャンプは、とくに多国籍の参加者が集まる見込み。ベトナム、中国、ロシア、オマーン、韓国などバランスのとれた多文化環境が期待できる。韓国系スクールのため、韓国人の割合が高くなる可能性があり
- エプソム・サマーキャンプ…日本人参加者は2.5割程度を占める傾向にあり、ほかにも、韓国・中国・地元マレーシアをはじめとした東南アジア諸国からの参加が見込まれる
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英語サマーキャンプ比較2025 | 宿泊先と引率サポートについて
サマーキャンプは、基本的にスクール敷地内に併設された学生寮に宿泊しますが、セブ英語キャンプとマクタン英語キャンプでは語学スクールのキャンパスを利用せず、キャンプ会場近くのホテルに滞在します。


滞在先
- セブ英語キャンプ…セブシティにあるリゾートホテル「Montebello Villa Hotel」に滞在 ※英語レッスンなどのキャンプ活動も同一敷地内で実施
- マクタン英語キャンプ…マクタンニュータウンに位置する「Belmont Hotel」または「Savoy Hotel」に滞在
- グローバル英語キャンプ…ルソン島中央部、クラーク国際空港にも近い2万平方メートルのTarlacキャンパス内の学生寮に滞在
- エプソム・サマーキャンプ…クアラルンプール南部、約80エーカーの敷地面積を有するキャンパスの学生寮に滞在








すべてのキャンプで引率サポートつき
- セブ英語キャンプ…指定便の場合、成田出発時から日本人スタッフが帯同。セブ国際空港からキャンパスへの送迎あり(費用はプログラム参加費に含まれる)
- マクタン英語キャンプ…フィリピン航空の指定便(成田発着)を購入した場合、日本人スタッフによる引率があり、現地空港での送迎も手配(追加費用は不要)
- グローバル英語キャンプ…参加費に引率サポート費用も含まれており、セブパシフィック航空の団体用指定便(成田発着)チケットの購入が可能
- エプソム・サマーキャンプ…エプソムから、エアアジアの指定便(羽田発着・関空発着)を購入した場合、空港からの引率サポートも付帯 ※関空発着は7月19日~8月6日(19日間キャンプ)のみ対象


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英語サマーキャンプ比較2025 | 英語の学習時間と教材
どのプログラムも初級レベルから対応しているものの、総じてオールイングリッシュの環境に身を置くことになるので、簡易的な英語コミュニケーションはこなせるレベルが望ましいでしょう。
英語力に自信がない場合は、マンツーマン授業を主体に学べるセブ英語キャンプ、マクタン英語キャンプ、グローバル英語キャンプがおすすめです。また、日本資本という面では、セブ英語キャンプは海外初心者でもなじみやすいかもしれません。



エプソム・サマーキャンプは英語学習者にとっての最高レベル、CEFR:C2のクラスも開講しており、ネイティブに近い英語力を有している場合はより刺激的な学習体験が期待できるでしょう


英語の学習時間は?
今回紹介するサマーキャンプを通じて、どの程度の英語力アップを期待できるのか国際的な語学力指標「CEFR」に基づいてイメージしてみましょう。
ここでは滞在中の英語学習体験(フィールドトリップ以外の英語レッスン&アクティビティ時間の合算)を累計して、各キャンプがどの程度の学習ボリュームを備えているのか概算してみました。



たとえば、CEFRにおける基礎段階の学習者A1(英検3級程度)からA2(英検準2級程度)に1バンドアップするためには、約100時間の英語学習時間が必要とされています
- マクタン英語キャンプ…3週間で130時間(=英語レッスン&自習9時間+英語アクティビティ70分)×12.5日→A1学習者なら余裕をもってCEFR 1 bandレベルアップできる効果が期待
- エプソム・サマーキャンプ(13日間)…約76.5時間=(英語レッスン3時間+英語アクティビティ5.5時間)×9日→A1学習者ならCEFR1bandレベルアップ目前まで伸びる効果が期待
- エプソム・サマーキャンプ(19日間)…約110.5時間=(英語レッスン3時間+英語アクティビティ5.5時間)×13日→A1学習者ならCEFR 1 bandレベルアップできる効果が期待
- セブ英語キャンプ…12日間で58時間(=英語レッスン&自習7.5時間+英語アクティビティ50分間)×7日→A1学習者ならCEFR 0.5 band相当は余裕をもってレベルアップできる効果が期待
- グローバル英語キャンプ(2週間)…約76時間=(英語レッスン&自習470分+英語アクティビティ100分)×8日→CEFR 0.5 band相当は余裕をもってレベルアップできる効果が期待
- グローバル英語キャンプ(4週間)…152時間=76時間(2週間)×2→A1学習者ならCEFR1bandレベルアップ目前まで伸びる効果が期待
当然、語学力向上に個人差はあるものの、より確実にCEFR 1 bandレベルアップ(A1→A2)を求めるなら、マクタン英語キャンプ、エプソム・サマーキャンプ(19日間)、グローバル英語キャンプ(4週間)が適していると判断できます。
また、何を英語学習の機会と捉えるかによって評価がわかれますが、エプソム・サマーキャンプのプログラムはシンプルな英語レッスンというより、アクティビティ系の比重が高い点も特徴的です。他のキャンプは1日当たり50分~100分のアクティビティ時間ですが、エプソム・キャンプは5.5時間/日という違いがあります。
英語レッスンの対応レベルは?
続いて、英語学習の対応レベルを確認すると、エプソム・サマーキャンプはCEFR:A1以下(英検3級以下)~ネイティブ相当レベルのCEFR:C2まで幅広く対応した年代別の20クラスを用意(2024年資料。2025年資料上は不明)。
セブ英語キャンプやマクタン英語キャンプは、英語スキル向上に不可欠な英語4技能をメインに1対1で教えるため、各生徒のレベルに合った授業を柔軟に提供可能です。受講に際しては、英語レベルの下限や上限は設定されていません。


いっぽう、グローバル英語キャンプは、おもに小学生向け(中学生も可)に英検3級~英検2級に届く程度のレベル幅で7段階のクラスを提供。


さらに、中学生専用クラスとして、英検2級~準1級に届く程度のレベル幅でIELTS/TOEFL課程を開講しています。
アクティビティの充実度
4つのサマーキャンプではともに、英語学習に費やす十分な時間を確保したうえで、多様なアクティビティが的確にキャンプスケジュールに組み込まれています。
さらに、ローカルのレジャー・観光スポットを楽しむフィールドトリップの機会も、週あたり1.5日~2日程度は確保されています。




なかでも、キャンパス内の施設設備が充実していることから、学内アクティビティの幅広さという点ではエプソム・サマーキャンプが頭ひとつ抜けている印象です。




いっぽう、セブ英語キャンプとマクタン英語キャンプについては、学校外施設にキャンプ会場を設けている関係もあり、スポーツ系アクティビティの選択肢はそこまで多くはありません。そのぶん、課題解決やアウトプットスキル向上など英語レッスンのコンテンツは多彩です。。


英語サマーキャンプ比較2025 | 安全性とサポートについて
セブ英語キャンプは、ガーディアン先生が学生寮内に滞在して子どもたちをサポートするほか、日本人キャンプリーダーも常勤するため困ったときは日本語で相談しやすい点もメリットです。
マクタン英語キャンプでは、2~3部屋を1名のガーディアン先生が担当し、フィリピン人看護師が24時間常駐して生徒のコンディション維持をサポートします。
グローバル英語キャンプは生徒4名に1名のガーディアン先生が付き、生徒と同部屋に滞在するという密着サポートを実現。生徒保護者は、常時キャンプの様子がアップデートされる専用アプリを利用できます。


エプソム・サマーキャンプでは、24時間体制のメディカルチームを含むサポートスタッフが子どもたちを見守り、伝統校ならではの快適な寮生活を提供します。
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英語サマーキャンプ比較2025 | 参加費用を比較してみると…
比較しやすいように、ここでは航空券代を除いたキャンプ参加費をまとめてみましょう。
キャンプ参加費
- エプソム・サマーキャンプ…RM11,080(約38万円)/13日間、RM16,632(約57万円)/19日間
- セブ英語キャンプ…29万1000円/12日間
- マクタン英語キャンプ…$2700(約40.5万円)/3週間
- グローバル英語キャンプ…33万9000円/2週間、48万9000円/4週間
上記の通り、もっとも低コストで参加できるのは、12日間にわたって開催されるセブ英語キャンプです。
2週間でのコスパをみてみると…
さらに、2週間に期間を統一して4校を比較すると、マクタン英語キャンプ(約27万円)→2校同額でグローバル英語キャンプ(33.9万円)&セブ英語キャンプ(約33.9万円)→エプソム・サマーキャンプ(約40.5万円)の順でプログラム費用は高くなります。
このように、マクタン英語キャンプは特にコスパが良く、エプソム・サマーキャンプがもっとも高額な水準にあり、両者のちょうど中間の価格帯にグローバル英語キャンプとセブ英語キャンプが位置します。
英語サマーキャンプ比較2025 | まとめ
価格帯で4つのサマーキャンプを整理すると、30万円前後で参加できるセブ英語キャンプ(12日間)とグローバル英語キャンプ(2週間)、参加費40万円前後のエプソムサマーキャンプ(13日間)とマクタン英語キャンプ(3週間)、滞在期間最長のグローバル英語キャンプ(4週間/48.9万円)、唯一50万円オーバーのエプソム・サマーキャンプ(19日間/57万円)に大別できます。
約2週間のキャンプを選ぶ場合は、日本語サポートが充実した安心できる環境(セブ英語キャンプ)か、コストはあまり重要視せずに人気ボーディングスクールを体感したいか(エプソムサマー)などがおもな判断基準になるでしょう。
つぎに、3~4週間のサマーキャンプを選ぶ場合、高校生の選択肢はエプソム・サマーキャンプに限られますが、英語力アップが最優先の小中学生であればマンツーマン授業主体でコスパ良好なマクタン英語キャンプやグローバル英語キャンプのほうが魅力ある選択肢でしょう。


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