慶應義塾大学経済学部PEARL(Programme in Economics for Alliances, Research and Leadership)は、2016年に設立された比較的新しい英語学位プログラムです。100%英語で経済学を学び、グローバルリーダーシップを養うことを目的としています。
ご注意(2025年9月時点)
本記事は、英語資格試験(TOEFL/IELTS 等)を有効活用するための選択肢を整理したものです。入試要項やスコア基準は毎年変更されるため、必ず慶應義塾大学公式サイトの最新の Admissions ページをご確認ください。本記事の情報は参考用であり、合否を保証するものではありません。
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慶應義塾大学経済学部(PEARL)概要
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所在地 | 1-2年次:日吉キャンパス(神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1)、3-4年次:三田キャンパス(東京都港区三田2-15-45) |
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設立年 | 2016年 |
入学時期 | 9月入学(2026年9月22日) |
修業年限 | 4年 |
授業言語 | 100%英語 |
募集人員 | 約100名(全3期合計) |
学位 | Bachelor of Arts in Economics |
特徴 | 日本初の経済学完全英語プログラム、多国籍環境でリーダーシップ育成 |
学費(2025年度)
※PEARLは経済学部の一プログラムのため、学費は経済学部と同額
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費用項目 | 初年度(円) | 2年目以降(円) |
---|---|---|
入学金 | 200,000 | – |
在籍基本料 | 70,000 | 70,000 |
授業料 | 960,000 | 960,000 |
施設設備費 | 230,000 | 230,000 |
その他費用 | 8,350 | 8,250 |
年額合計 | 1,468,350 | 1,268,250 |
4年間総額 | 約527万円 | – |
- 9月入学のため、初年度は半年分(約73万円)から開始
- 学費は年2回(春学期・秋学期)の分納も可能
出願資格試験要件
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必須テスト | 詳細 |
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IB Diploma | 最終成績または予想成績 |
SAT | 2021年よりエッセイ問題中止 |
ACT | 選択制のライティングテストは不要 |
※上記3つのうち1つ以上必須(2027年9月入学者の募集よりACTは提出可能テストから除外)
英語テストスコア要件
下記2つのうち1つ以上必須
- TOEFL iBT:点数制限なし(Home Edition、MyBestスコア不可)
- IELTS Academic:点数制限なし(IELTS Online不可)
合格スコア目安(参考値)
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英語資格 | 合格者目安スコア | CEFR換算 | 偏差値目安 |
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TOEFL iBT | 100-115点 | C1-C2 | 65-70 |
IELTS Academic | 7.0-7.5 | C1 | 65-70 |
出願書類
- オンライン出願フォーム
- 学歴・自己紹介文(英語最大250語)
- 志望理由書(英語最大600語)
- 2分間自己PR英語動画(mp4ファイル形式、50MB以下)
- 推薦状1-3通(英語または日本語)
- 高校卒業証明書・成績証明書(英語または日本語)
- パスポートコピー
- 証明写真
- 公式団体が発行した試験スコアや証書3点まで(任意提出)
選考方法
- 書類選考のみ(面接なし)
- 再出願可能(期を跨いで最大3回)
出願期間
- 出願期間1:2025年10月22日10時~12月3日15時
- 出願期間2:2025年12月5日10時~2026年1月28日15時
- 出願期間3:2026年2月27日10時~4月10日15時
まとめ
慶應義塾大学PEARLは、日本で英語100%の経済学教育を受けられる先進的なプログラムで、多様な国籍の学生と共に学べる国際的な環境が最大の魅力です。
書類選考のみで面接がないため、出願書類の質が合否を左右します。英語資格に最低点数要件がないものの、実際の合格者はTOEFL 100点以上、IELTS 7.0以上の高いスコアを保有しているケースが多いようです。