Regent‘s International School Bangkok | 英国人講師による質の高い学びを提供するボーディングスクール

2024-03-212024-03-22

英国式＆IBDPを提供することで
より幅広い進路が広がる

リージェント・インターナショナルスクール・バンコク

英国式をベースとしながら、よりグローバルな進路設計が可能なIBDPを提供するタイ有力校
タイ語と中国語も必修授業に含まれ、4ヵ国語を操る国際人へと成長するチャンス
英国式インターながら、英国進学に偏りすぎず北米圏トップ大学の合格者も着実に輩出

留学担当サトー

タイのボーディングスクール選びのコツをまとめた記事はこちら

Regent‘s International School Bangkok | おすすめポイント

「リージェント・インターナショナルスクール・バンコク Regent‘s International School Bangkok」は、20世紀より確かな英国式教育の実績を積み重ねるバンコク有数のボーディングスクールです。

リージェント・インターナショナルスクールは、外国人エンジニアを誘致する教育機関として1995年にパタヤに開校したのに続き、1999年には寄宿舎も備えたリージェントインターナショナルスクール・バンコクを設立。

年々入学を希望する層が広がり、2009年には新たにEarly YearsとPrime Schoolを開設し、現在では2才～18才の生徒約650名が学んでいます。

落ち着いたエリアにあるキャンパス

バンコクキャンパスの所在地は、首都バンコクの行政区のひとつ、落ち着いた郊外エリアで知られるワントーンラーン区。

敷地内には、3つの主要建物と最先端設備が揃い、生徒規模に対して十分な広さの教育空間が備わっています。

質の高い講師陣と少人数制クラス

リージェントのこだわりのひとつは、教育の成果を大きく左右する講師スタッフのクオリティです。

採用される講師は、母国で2年以上の経験と英国の教育認定資格QTS（Qualified Teacher Status）を有し、英国人講師（約80％）を中心として、その他米国、オーストラリア、ニュージーランドの出身者から構成。

クラス規模も平均13名、上限25名という少人数制に設定されているのも魅力です。

リージェント・インターナショナルスクール・バンコク

校長	Andy Edmonds
開校年	1999年
所在地	601/99 Pracha Uthit Rd, Khwaeng Wang Thonglang, Khet Wang Thonglang, Bangkok 10310
対象	2才～18才
生徒数	約650名
2023-2024年間授業料	約164万円～287万円
年間寮費（Full）	約123万円～143万円
入学金（登録料含む）	THB170,000（約70万円）
申し込み期間	随時受付

Regent‘s International School Bangkok | 学べるコース・カリキュラム

2才～18才まで、おおまかにEarly Years、Primary School、Secondary Schoolの3カテゴリ―に区わけされています。

基本的に多文化コミュニティに適合させた英国式カリキュラム（ENC）に準じて学びますが、12～13年生にかけては国際バカロレア（DP）を採用する点が特徴的です。

Early Years

Pre-Nursery（2才～3才）、 Nursery（3才～4才）、Reception（4才～5才）の学年グループにわかれ、いずれも

Communication ＆ Language（コミュニケーションと言語）
Physical Development（身体的成長）
Personal, Social and Emotional Development（個人的・社会的・感情的成長）

を学びの軸となる3要素に設定。

さらに、4つの特定スキルとして読み書き、数学、世界に対する理解、アート＆デザインを重要視しています。

Primary School

1～2年生が対象のKey Stage 1では、数学、英語、歴史、地理、理科、芸術、デザインテクノロジー、ICT、PE、外国語（中国語およびタイ語）を学びながら、英語に慣れない生徒に対しても大幅な英語力向上が促される機会を設けています。

Key Stage 2（Year 3～6）の場合、英語、数学、理科を主要科目として定め、タイ語、中国語、音楽、演劇、芸術、PEは教科専門の講師が担当。アートやITの専用設備を活かして、課外活動も多様なオプションが提示されます。

Secondary School

Key Stage 3（Year 7～9）では、読み書き能力（おもに英語4技能）、ICTとデジタルリテラシー、計算能力を重んじたカリキュラムを採用。

同時に、クリティカルシンキング、コラボレーション力、創造性や状況処理能力、立ち直る力などを培う学習アプローチを充実させています。

IGCSEやIBDPの準備にとどまらず、バランスのとれたリーダーへの成長過程をサポートします。

Key Stage 4（Year 10～11）

Key Stage 4（Year 10～11）に入ると、国際資格IGCSEに沿った2年コースに取り組み、11月と5月には修了試験を受験します。

そして、とくに新入生を対象とするPre-IB programmeは、IBDPに先立ち、英語力の読み書き能力を重点的に向上できるよう各々にパーソナライズされたプログラムです。

カリキュラムはIBDPの準備段階として最適化されており、必修の英語（第一または第二言語）、数学、サイエンス（生物・化学・物理から1科目）を中心に、IBDPに準じた6分野にわたって科目を選んで学びます。

IBDP（Year 12～13）

IBDP（Year 12～13）では、以下の6分野より1科目ずつ、レベル内訳はHigher Level（HL）とStandard Level（SL）を3科目ずつ選択する必要があります。

Language A（literature and/or language）…英語、タイ語
Language B（第二言語）…英語、スペイン語、中国語、他のLanguage A科目（英語、タイ語、中国語、日本語や韓国語を含む独学形式の選択言語）
Individuals and Societies…ビジネスマネジメント、経済学、地理、歴史、デジタル社会
Experimental Sciences…生物、化学、物理、Sports, Exercise, and Health Science
Mathematics…Analysis and Approaches、Applications and Interpretations
Arts…演劇、ビジュアルアート、音楽（Arts以外の他分野から1科目選択することも可能）

上記の学習分野に加えて、すべてのIBDP学生は３つのコア科目（EE：4000字課題論文、TOK、CAS）を履修。

科目選択に際しては、MathematicsのHLはIGCSE時点でA*評価、その他HLはIGCSE時点でB評価以上の結果が推奨されています。

Regent‘s International School Bangkok | 成績や進学先について

Aレベル＆IBDPスコア（2023年度）

2023年度の資格試験結果は、IGCSEのA*～A評価比率が36.6％（英国平均22.7％）、IBDPの平均スコアは34点（世界平均30.24点）を記録。

非常に優秀なスコアレンジとされるIBDP40点以上も17％を占めています。

進学先

大学進学先は、英国式教育を柱とする他のインターナショナルスクールと同じく、英国の大学に進むケースが主流です。

しかし、Regent’sの場合は、IBカリキュラムを採用する影響か、コーネル大学、コロンビア大学、トロント大学など北米圏の大学に進学する事例も比較的目立ちます。

その他、ヨーロッパ、日本、地元タイなど、特定エリアに関わらず世界中の大学を志望校に設定できるでしょう。

Regent‘s International School Bangkok | 学校生活について

アカデミックスケジュールは、例年8月半ば～6月半ばまでの3学期制を採用。

アカデミックスケジュール（2023年～2024年度）

Term 1…2023年8月21日～12月15日（Half-Term休暇：10/16～10/20）
Term 2…2024年1月9日～4月5日（Half-Term休暇：2/19～2/23）
Term 3…2024年4月22日～6月21日

Primary Schoolスケジュール例

7時30分…監視付き自由時間（任意）
8時05分…出席登録
8時10分…1限目
9時10分…2限目
10時10分…休憩
10時30分…3限目
11時30分…4限目
12時20～13時30分…昼食
13時30分…5限目
14時30分…下校
14時40～15時30分…課外活動

ボーディングハウスについて

学校と隣接したエリアにはJunior‘s House、Girl’s House、Boy‘s Houseの3区分のボーディングハウスがあります。

Junior’sは3年生～5年生の男子、Girl‘sは6年生以上の女子、Boy’sは6年生以上の男子が入寮対象です。

そのため、現状では男子の方が、より若い年齢（7才～）からリージェントのボーディング生として入学できます。

オープンして間もないJunior‘s Houseは綺麗な室内レイアウトが際立ちますが、Girl‘s HouseやBoy’s Houseもフルリノベーションを実施したばかりで、デザイン性の高い家具や開放的な空間が備わっています。

また、経験豊かなハウスペアレンツを筆頭に、昼夜を問わず寮スタッフが生徒の行動や健康状態を見守るので安心です。

部活などのアクティビティ

キャンパス内は、スイミングプール、サッカーフィールド、テニスコート、バスケットボールコートなど高品質なスポーツ設備が揃うだけでなく、元プロサッカー選手や元プロゴルファーなど一流キャリアのコーチの指導を受けられる機会も充実。

また、ヤマハミュージックスクールと提携関係にあり、業界大手ならではの多様な楽器オプションと実績豊富な講師のもと音楽に真剣に取り組むには最適な環境です。

学年ごとに実施する修学旅行も、カリキュラムとの連動を図りながら、宇宙博物館やタイ海軍基地など日頃の授業への理解が深まる目的地がアレンジされています。

生徒の特徴

リージェント・バンコクには世界54ヵ国から生徒が集い、そのなかで最多の約65％を占めるのが地元タイ出身者です。

それ以外に目立った偏りは見られませんが、次点では英国と中国出身の生徒が多く、日本人生徒数は8名とかなり少数にとどまります。

留学担当サトー

基本的に地元学生が半数を超えるものの、日本人留学生が少ないことから、総じてインターナショナルな環境に期待できるでしょう

Regent‘s International School Bangkok | 学費や奨学金など

2023年～2024年度の学費は以下の通りです。

学年グループ	年間学費（1バーツ＝4.1円）
Pre Nursery（2～3歳）	THB400,200（約164万円）
Nursery（3～4歳）	THB457,500（約188万円）
Reception（4～5歳）	THB471,900（約193万円）
Year 1～2	THB569,700 （約234万円）
Year 3～6	THB591,900（約243万円）
Year 7～9	THB682,740（約280万円）
Year 10	THB698,940（約287万円）
Year 11～13	THB698,940（約287万円）
入学に伴う費用
出願料	THB5,500（約2.2万円）
登録料	THB75,000（約31万円）
入学金	THB95,000（約39万円）

その他費用として、昼食代（THB9,800/Term）、Learning Resource（THB2,000～12,000/年）、制服代、宿泊旅行費（Year 4～6）などが必要です。

また、全生徒に対して、最大THB20,000までカバーできる傷害保険が無料付帯。

10月、1月、5月のいずれかのタイミングで年間授業料を一括で支払う場合は、特別割引が適用されます。

English Language Development費用（英語サポート対象者のみ）

ELD	Reception	THB23,880（約9.7万円）/Term
	Year 1～2	THB36,800（約15万円）/Term
	Year 3～6	THB39,430（約16万円）/Term
	Year 7～9	THB53,730（約22万円）/Term
Intensive ELD	Year 1～2	THB57,130（約23万円）/Term
	Year 3～4	THB58,130（約24万円）/Term
	Year 5～6	THB61,530（約25万円）/Term

ボーディング費用

Year 4～6	THB99,990/Term	THB299,970（約123万円）/年
Year 7～13	THB116,290/Term	THB348,870（約143万円）/年

ボーディング生の場合は、週末旅行や診療に割り当てられるPersonal Expensesも徴収されます。

奨学金制度

Regent‘s Bangkokは、授業料や寮費が20％～最大100％まで免除されるスカラシップ制度（Global Connect Scholarship）を設けています。

優れた学力と模範となる行動力や人間性を備えた生徒が望まれるため、とくに一芸に秀でていなくても幅広い層が申請できるでしょう。

基本的に当スカラシップ生（定員20名）に選ばれるのは、採用後2年間IBDPに取り組む12年生（高1相当）と、採用後トータル4年間IGCSEとIBDPに取り組むことになる9年生（中2相当）です。

選考プロセスでは、英語と数学のテスト、オンライン面接などが実施されます。

Regent‘s International School Bangkok | 入学に必要な学力や英語力

Regent‘s Bangkokでは、入学のための明確な学力や英語力指標は公開されていません。

しかし、特に中学生以下の学年には、英語をほとんど話せない生徒も想定した特別クラス（English Language Development）が用意されていることから、入試時の総合評価が高ければ英語力が不十分でも入学できるケースもあるでしょう。

学年に応じて、以下のような選考方法が採用されています。

Early Years（2歳～5歳）…筆記試験はなく、Pre-Nurseryは1～2時間のトライアル授業、NurseryとReceptionは4～5時間のトライアル授業に参加する様子を通じて評価。
Primary School（Year 1～6）…トライアル授業（8時～14時30分）に2日続けて参加。3年生以上に出願する場合、オンライン学力テストも出題されます。
Secondary School（Year 7～）…英語、数学、非言語知能テスト（12年生志願者は理科も）に回答。面接と合わせて最長4時間を要する選考プロセスです。