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SENPAI | 東京のIB一貫校で学び、東京の文化的リソースも活用できる「上智大学」SPSFに進学(ヒビキ)

エデュオくん

自分らしい進路、どうすれば見つかるんだろう…

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自分の置かれた環境と可能性から、最適な進路を見つけたSENPAIたちを紹介していきます!

本日は、「K. International School」で約9年間学び、IBDP受験で「上智大学」SPSFに進学したヒビキに話を伺います。

ヒビキについて(プロフィール)

2023年6月にK International School(東京)を卒業後、同年9月に「上智大学」SPSFコースに進学。趣味は、映画、漫画、ゲームなど、クリエイティビティに触れられるものが大好き。なかでも音楽が大好きで、僕の人生にとってはとても大切なもの。とくに、作曲をすることが得意で、現在の進路にも影響しています。

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SENPAI | 公立小→海外インター→KISTに進学

公立校からインターに転校するまでの経緯は?

僕は小学2年生の1月まで東京の公立小学校に通っていました。

その後、マレーシアのインターナショナルスクールに半年間在籍し、家庭の事情で日本に戻ることになりましたが、そのタイミングで「K. International School of Tokyo」(KIST、東京)を受験し、9月からG3に転校しました。

マレーシアでは、日本人は兄と自分のふたりだけだったのでなじむのには苦労しましたし、半年間はほとんど英語初級者の専用クラスで学んでいました。

そういう事情もあり、KISTの入学時点では英語力が足りませんでしたが、僕にアシスタントを付けてくれて手厚いサポートを受けられたと思います。

英語力が追いつくまで、授業はどう過ごした?

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アカデミックの英語力に達するには、進路を変えてから5年はかかるという一般論もありますが

僕の場合、1年くらい経ったころ、Grade4の途中からはアシスタントなしで授業がこなせるようになりました。

そして、Grade 7になると、英語力が学年平均レベルに達したな、という手応えを掴めていましたね。

授業内容の理解はさほど苦労しなかったですが、英語で発言するのは抵抗感もあって少し時間がかかりました。

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ただ、周りは温かく見守ってくれる雰囲気だったので、いい環境のなかで着実に上達できたと思います

KISTは学力至上主義の学校?

自分はKISTの感覚に慣れてしまった部分があると思いますが、別のインター出身者に会うと、厳格な留年システムがあったりするので「KISTは大変だね」と言われることが多いです。

KISTは、課せられる期待値に対して「目標を達成しよう」という覚悟やモチベーションを持てる人には、より適した環境なのかなと思います。

ただ、進学重視の方向性が明確なぶん、相性の良し悪しもあり、G9や10のタイミングで他校に移る生徒も少なくなかったです。

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確かに、インターに通う生徒としても、自由を求めるケースや大学進学に集中したいケースなどそれぞれ目的も異なっていますからね

ヒビキにとってのKISTとは?

少人数で面倒見もよく、自分にとっては相性のいい学校だったと感じます。

学年で違うかもしれませんが、KISTへの入学時期によって、グループがわかれてしまう傾向は見られましたが、それでもみんながリスペクトし合えていましたし、学年全体の結束感もあったので終始安心して勉強に取り組めました。

IB一貫校でのIGCSE

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KISTはIB一貫校でありながら、在学中MYPに代わりIGCSEが導入されたそうですが、そのメリット・デメリットは感じましたか?

IGCSEの方が、MYPよりも分野別グループから学びたい教科を選べる自由度があることと、その選択科目がDPに進んでからの学習内容とも重なりやすいのがメリットと考えます。

いっぽう、IGCSEで一定の成績を満たしておかないと、DPで思うように科目を選べないシステムがあり苦労している友人もいました。

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なるほど、科目を明確に指定して学ぶというアプローチにおいてIGCSEとIBDPの組み合わせは親和性があり、学校としても各生徒の得点動向を把握しやすい利点がありそうですね

KISTのように毎年IBスコアに注力する学校にとっては、学校のブランド力を高めることにも直結しますからね。

SENPAI | IBDPで大学受験を経験した2年間

IBDPの2年間は、「忙しかった」というのがもっとも鮮明な記憶ですね。とくにGrade 11の後半になると、テストだけでなくレポートの負担も増えてきて余計に大変でした。

勉強のコツとしては、KISTはとにかく先生の質が高いので、集中を切らさずに授業を受ける姿勢が何より好結果につながったと思います。

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あとは、過去問をできる限りこなすこともスコアアップには欠かせません

KISTでの卒業式

IBを学び、日本の大学を志望したのは?

G11後の夏休みに「小松サマースクール」に参加した際、先輩たちがどういう理由で大学を選んだかといったさまざまな視点に触れたことで、ランキングなど画一的指標に囚われず進路選択をしようという想いが強くなっていきました。

そうしたフラットな視点で再考したときに、自分が志望する音楽業界で働くために日本の大学を選ぼうという方向性が見えてきました。

KISTのコンサートなどでも自身の曲を披露

僕自身作曲が大好きで、東京を拠点に音楽活動できれば将来の仕事にもつながりやすいこと、海外に行くのは好きですが、ひとり暮らしをしていると家事などで音楽に専念する時間が削られること、そして純粋に東京が大好きということを総括し、進学先や生活圏を東京に定めるのが自分のやりたいことを実現するにはベストだと考えました。

日本であり、東京というのがメリットに?

僕の音楽活動のスタイルにとって、東京は人が密集しているのが魅力的です。

活動自体は個人ベースですが、大学では音楽系のサークルに参加するなど感性の通じる仲間と知り合いたいですし、東京は大学やコミュニティの数も多く、一大学の枠を超えて活動できそうだなと期待しています。

やはり、質の高い音楽を追求するにはトレンドの発信地に住んでいることは重要です。

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僕は日本のシティミュージックを軸に据えているので、東京に身を置いて作曲のインスピレーションやビジネスアイデアを得たいと考えています

SENPAI | 上智大学SPSFってどんなコース?

SPSFで経営学を選んだ理由は?

自分は小さいころからパッシブに育ってきた感がありましたが、KIST在学中に勉強を好きになったのは、世の中のしくみを知るおもしろさに気付いたからです。

なかでもビジネスは世界をコントロールする影響力があり、ビジネスを通じて社会のしくみを学び、自分の立ち位置を客観視できる点にも惹かれました。

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KIST時代に夢中だったゲームにしても、消費者をコントロールする生産者視点に立てるところがビジネスはおもしろいなと感じたんです

SPSFの規模感や同級生の国籍比は?

SPSFは比較的小規模な英語学位プログラムで、僕の学年が合計47名、6つの学科にわかれていて経営学科は8名しかいません。

上智大学キャンパスを背景にした1枚

日本人は決して少なくないですが、東京出身というより海外校から来た日本人学生が多い気がします。アジア系ばかりというわけではなく、アメリカ人の学生も意外に多いと感じています。

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上智大生になってみて、入学前のイメージと違ったところは?

上智大学は、他校と比較すると小規模と言われがちですが、実際は1万5000人弱の学生がいて、キャンパス内の人の多さに衝撃を受けました。

そのいっぽうで、授業自体はかなり小規模な構成が多く、先生との距離感も高校以上に近いのは意外でした。

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アジア系が主体だったインター時代とくらべ、留学生の国籍も多様性があって新鮮に感じます

日本の大学に入りたい海外学生やインター生へのアドバイス

自分自身が高校時代、「もっと経験者から聞きたかったな」と感じたことが多くあって、そういう内容を積極的に後輩たちにアドバイスしてあげたいです。

そして、東京にある大学やそこで生活できる魅力などをたくさん伝えていきたいですね。

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都心の文化的なアクセスもいい東京の大学は、大学の枠を超えたネットワークも活用できます。東京の大学を志望する人はヒビキと学んでみては?

ヒビキのレッスンが向いている人
レッスンで提供できる内容
  • 海外もしくは日本のインターから東京のトップ大学を目指す人
  • 真摯に進路と向き合うために、適切な相談相手が必要な人
  • IBの学習を計画的に進めていきたい人
  • 小学生(K〜G6)学習サポート
  • 中学生(G7〜8)学習サポート
  • 高校生(G9〜12)学習サポート
  • TOEFL iBT学習サポート(〜60点、〜80点、〜100点、100点以上)
  • IB学習サポート

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