国際理解・国際協力のための中高生コンテスト | 国連本部に行けるチャンス!
「公益財団法人 日本国際連合協会」(東京・中央区)は、「国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール」のスピーチ(6分)を募集しています。
また、同時に「国際理解・国際協力のための全国中学生作文コンテスト」への作文(2000字以内)も募集しています。

これらふたつのコンテストは、特賞(各4名)を受賞すると2024年の春休みに、「奧・井ノ上記念日本青少年国連訪問団」として米国ニューヨークに派遣され、国際連合本部の視察や国連関係者との懇談などを行うことができます。
国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール2023
主催 | 公益財団法人 日本国際連合協会 |
日時 | 2023年10月23日(月)10時30分~17時 |
会場 | 国連大学5階エリザベス・ローズ国際会議場(東京都渋谷区神宮前5-53-700) |
対象 | 高校生 |
選考プロセス | 地方予選、本選(中央審査会) |
参加 | 無料 |
応募締切 | 都道府県により異なる(東京都は9月4日当日消印有効) |

国際理解・国際協力のための全国中学生作文コンテスト2023
主催 | 公益財団法人 日本国際連合協会 |
対象 | 中学生 |
選考プロセス | 地方予選、本選(中央審査会) |
参加 | 無料 |
応募締切 | 都道府県により異なる(東京都は9月4日当日消印有効) |

国際理解・国際協力のための中高生コンテスト | 高校生主張コンクール
高校生を対象とする、「国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール」では、下記の3つのテーマいずれかについて、自分の考えを根拠とともに主張します。
3つのテーマから選択
- 本年はSDGsの中間年。あなたが、ユースリーダーとしてSDGs達成に向けた若者の取組を提案するとしたら、どのような提案をするか
- 次期国連総会において、あなたが一般討論演説(※)を発表するとしたら
- 今年、加盟国最多の12回目の安保理非常任理事国となった日本は、どのような取組を行うことで、世界の平和と安全に貢献すべきか
※当該会期に重視する国際的な諸課題等について問題提起し、立場や解決策等を表明する場。事務総長や総会議長、各国の代表が参加して演説する
テーマには、副題をつけることも可能。
内容と評価について
内容は、学校、家庭、社会などにおける主張者の学習や体験あるいは実践などを通し、国際連合について述べたもの。
日本語で6分以内のもので、内容(70点)、表現・態度(30点)の計100点満点で評価されます。
国際理解・国際協力のための中高生コンテスト | 中学生作文コンテスト
「国際理解・国際協力のための全国中学生作文コンテスト」の応募テーマは、下記のとおり。
3つのテーマから選択
- 本年はSDGsの中間年。2030年までに17の国際目標から成るSDGsを全て達成するために、日本ができることは何か
- 「核兵器のない世界」に向けて国際社会ができることは何か
- 今年、加盟国最多の12回目の安保理非常任理事国となった日本は、どのような取り組みをおこなうことで、世界の平和と安全に貢献すべきか
上記のうちいずれかひとつを選び、原稿用紙に題目を番号で記すこと。
タイトルには副題をつけることも可能です。
内容について
内容は、学校、家庭、社会などにおける執筆者の学習や体験あるいは実践などを通し、国際連合について述べたもの。
日本語で400字詰め原稿用紙4枚以内、原稿には、氏名、住所、電話番号、学校名、学年、年齢および都道府県名を明記(原稿欄外もしくは別途用紙に記入)。
PCを用いて入力し、原稿用紙形式で印刷して提出も可能です。
応募方法や、予選については、住んでいる都道府県によって異なるため注意が必要です。
国際理解・国際協力のための中高生コンテスト | 国連訪問団について
2022年度に特賞を受賞し、国連訪問団としてアメリカへ行ったのは、中学生は3名、高校生は4名でした。
渡米前の研修
渡米前には
- 国連広報センター訪問
- 外務省表敬訪問
- オリエンテーション
- 事前勉強会
を行いました。
米国での研修
また、アメリカ・ニューヨークでは、
- 国連ツアー
- UNICEF訪問
- メトロポリタン美術館訪問
- 日本政府代表部(参事官)訪問
- 政府代表部(イラク)訪問
- 国連邦人職員との昼食懇談会
- 政府代表部(アメリカ)訪問
- 日本政府代表部(大使)表敬訪問
など、国連に関する様々な場所を訪れ、国際連合のあり方や日本の貢献などについて理解を深めました。
国際理解・国際協力のための中高生コンテスト | 地方予選に関して
全国から応募できるこの「国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール」「国際理解・国際協力のための全国中学生作文コンテスト」は、住んでいる場所によって応募方法が異なります。
地方予選が行われるエリア
以下の都道府県では、地方予選が行われます。
- 北海道
- 秋田県
- 福島県
- 東京都
- 神奈川県(平塚市のみ)
- 福井県
- 滋賀県
- 京都府
- 大阪府
- 広島県
- 山口県
- 愛媛県(宇和島市のみ)
- 福岡県
- 沖縄県
ほかの県では地方予選が開催されないため、応募に関しては日本国際連合協会に直接送付します。
高校生は、
- 主張をカセットテープかCDに録音したもの
- 原稿
を、9月4日(月)までに送付し、審査を受けます。
中学生は、
- 作品
を9月1日(金)までに送付し、審査を受けます。
国際理解・国際協力のための中高生コンテスト | 東京に住んでいる場合
地方予選について、東京都のケースを例に紹介していきます。
高校生の主張コンクール
- 応募用紙(WEBからのダウンロード可能)
- 主張原稿(6分以内、400 字詰め原稿用紙4枚程度)
を同封し、東京都大会の事務局に9月4日(月)当日消印有効、9月6日(水)必着で郵送。
一次予選を通過すると、9月24日(日)の「第70回国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール東京都大会」に出場できます。

第70回国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール東京都大会
日時 | 2023年9月24日(日)13時~ 17時 |
場所 | 「JICA 地球ひろば」6Fセミナールーム 600(東京都新宿区市谷本村町10-5 JICA市ヶ谷ビル) |
発表時間 | ひとり6分以内 |
審査員 | 主催団体が委嘱する人 |
表彰 | 特賞/2名、金賞/3名、銀賞/5名)、佳作/若干名 |
特賞の受賞者2名は、中央大会(全国大会)に、東京都代表として推薦されます。
中学生作文コンテスト
東京都に住んでいる人は、
- 応募用紙(WEBからダウンロード可能)
- 原稿(400 字詰め原稿用紙4枚)
を同封し、東京都大会の事務局に送付。

締切は9月4日(月)当日消印有効、9月6日(水)までに必着のこと。
学校を通してでも、個人での応募でも大丈夫ですが、応募用紙が異なるため注意が必要です。
- 特賞…2名
- 金賞…3名
- 銀賞(5名)
- 佳作(10 名)
上記のような賞が用意されており、特賞の受賞者2名は、中央審査会(全国大会)に東京都代表として推薦されます。
東京予選に関するページはこちらです↓

国際理解・国際協力のための中高生コンテスト | 本選について
高校生の主張コンクール
10月23日(月) に、「国連大学」(東京・渋谷区)で開催される中央大会(本選)には、各都道府県から2名が出場します。
- 特賞(4名)…外務大臣賞、文部科学大臣賞、法務大臣賞、日本国際連合協会会長賞
- 優秀賞(6名)…NHK会長賞、安達峰一郎記念財団理事長賞、日本ユネスコ協会連盟会長賞、全国人権擁護委員連合会会長賞、日本ユネスコ国内委員会会長賞、国連広報センター賞
す。
その後、中央審査会で特賞4名・優秀賞3名・その他の賞(金賞・銀賞・佳作)11名の合計18名に賞状が贈られます。
中学生作文コンテスト
入選の発表は10月24日(火)予定(国連協会ホームページ上にて)。
- 特賞(4名)…外務大臣賞、文部科学大臣賞、日本国際連合協会会長賞、日本ユネスコ協会連盟会長賞
- 優秀賞(3名)…NHK会長賞、安達峰一郎記念財団理事長賞、国連広報センター賞
過去の受賞作品の一部は、公式サイトから閲覧が可能です。
詳細は「日本国際連合協会」公式サイトから確認を。