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親子留学 DATA
- 子供の年齢:11才(小学5年生)
- 子供の英語レベル:日常会話ができる程度
- 留学期間:2週間(2015年8月)
- 留学地域:オーストラリア・クイーンズランド州ケアンズ
- 留学にかかったコスト:航空代金/約25万円(大人ひとり+子供ひとり)、学費(入学金、授業料、手配料)/約10万円(1128豪ドル)、ホームステイ費/約10万8000円(1200豪ドル)…合計約46万円(こずかいは別途)
留学先 DATA
- 学校:公立「ウィットフィールド・ステートスクール Whitfield State School」
- 学校の住所:McManus St, Whitfield QLD 4870 Australia
- プログラム名:オーストラリアの公立小学校への短期留学(Year5)
- スクールの時間帯:平日8時45分~15時
- 授業内容:Math、English、Science、体育など
- 「ウィットフィールド・ステートスクール」①<計画&学校選び>◀
- 「ウィットフィールド・ステートスクール」②<学校&滞在>
オーストラリアならではのメリット
2015年8月、小学5年生の息子とオーストラリアのケアンズへ、2週間ホームステイしてきました。
これまで、ハワイとカナダに短期留学の経験があり、今回で3回目の親子留学となります。
今回は英語圏の小学校に通わせたいと思い、2015年のゴールデンウイーク明けごろから留学先を検討していました。
候補は、カナダのバンクーバー、アメリカのカリフォルニア、ハワイ。
サマースクールではなく、通常の授業に参加させたかったのですが、7、8月はアメリカもカナダも夏休み期間中。
そして、2週間という限られた期間なので、今回は時差が少ないオーストラリアに決めました。
オーストラリアドルは、2013年から1豪ドル=100円を前後してかなり高かったのですが、留学時には80円台まで下がり、120円まであがったアメリカドルとくらべるとずいぶんコストが安く感じられました。
また、オーストラリアでは、アメリカでは留学に必須の予防接種(および検査)がなかったのも、とてもラクでした。
どの都市に決めるかが悩ましい…
オーストラリア留学でもっとも悩ましかったのは、「どの都市を選ぶべきか」。
オーストラリアには都市が点在しているうえ、とっても広い!
いろいろ調べていくと、州によって学校の受け入れ体制が異なるようだし、温暖な気候とアクセスのしやすさ、学校への入りやすさなどを鑑みて、夏休み直前の7月中旬、ケアンズに決めました。
オーストラリアは南半球に位置しているので、8月は冬の季節。
南東部に位置するシドニーやゴールドコーストなどでは寒くてコートが必要なこともあるそうですが、北東岸にあるケアンズは年中温暖とのこと。
実際、私たちが行った8月は気温は22度から24度くらいで、とても過ごしやすかったです。
また、ケアンズまでは成田や関空から直行便が出ており、7時間で到着するのも魅力でした。
ケアンズの公立小学校へ留学
希望の留学スタイルは、ホームステイ。
息子とふたりでホテルに泊まるのは寂しいし、同じ年の子供がいたほうがやっぱり楽しい。そして、同じ学校に通うことができたらいろいろ教えてもらえるので心強いとも思いました。
ホームステイを希望する場合は、エージェントにホストファミリーをあっ旋してもらうのが一般的。
留学先を決める前に、まずコンタクトをとったのは「オーストラリア 親子 留学」と検索して出てきた大手エージェント。
シドニー支社のスタッフが担当してくれ、メールでやりとりしていましたが、このときはまだシドニーとケアンズで悩んでいました。
説明によると、シドニーは学校側の受け入れが厳しく、短期留学生はあまり受け入れていないと言われたので、ケアンズに決定。
当初はステイ先からバスで40分もかかる私立校を紹介されたのですが、値段も高かったし、日本の夏休み期間なので日本からの子供たちも多いとのこと。
「普通の公立校がいい」と伝えると、「教育省との面接でうまくいかないこともある」とか、「通学するまで現地到着後4日は必要だと思ってほしい」といわれ、渡航先を変えようか…と思っていたところ、友人がFacebookで「いいね」といっていたエージェントが目にとまりました。
地元密着型のエージェンシーがいいね
そのエージェントは、ケアンズにある日本人経営の地元密着型エージェンシー。
ウェブサイトではホームステイ先のファミリーの情報もオープンに掲載しており、ユーザーからの評価も高かったのでコンタクトしてみることに。
ステイ先の希望は、「ホストマザーが日本人、同じ年ごろの子供がいる、学校から家が近い」など。
すると、日本人のマザー、オージーのファザー、ひとり息子の3人のファミリーをすぐに紹介してくれ、翌日には学校も含めてすべて決めることができました。
学校も、希望どおりステイ先の息子さんと同じ学校でした。
学校の申し込み書がメールで送られて来たので、必要事項を書き込み、エージェントに返信。
そして、クイーンズランド州では、学校へ支払う入学金+学費はクレジットカードによるオンライン決済も可能なのでラクでした。
ケアンズ到着後は、学校で親子面接を受けます。面接は10分ほどで、質問をされるというよりは提出した書類とパスポートを確認し、間違いないかをサインするだけでした。
なお、クイーンズランド州では、小学生の短期留学は保護者と一緒に滞在する必要があります。
面接の際、制服(ズボンと帽子)を買い、シャツはステイ先の子供のお古を借りました。
2週間という短い期間でしたが、1日もムダにすることなくスムーズに通学許可が下りました。面接にもエージェントが同行してくれ、英語の話せない私にとってはとても心強かったです。
写真と文/H.O