コロナが一段落した2023年は、海外のサマースクールに参加したいと思っている人も少なくないはず。

アメリカのサマースクールのおすすめを教えて!



今回は、世界トップ大学の「バーバード大学」のサマースクールを紹介しますね!
グローバルエデュでは、アメリカのトップ大学が主催する6つの「高校生サマースクール2023」など、さまざまな2023年夏休みプログラムを紹介しています。まとめてチェックしてみてくださいね!
ハーバード大学│2週間と7週間のプログラムを用意
ハーバードのサマースクールには、単位取得が伴わない2週間の「Pre-College Program」と、単位を取得する7週間の「Secondary School Program(SSP)」があります。
Harvard Summer Programs for High School Students
- アメリカの超名門大学「ハーバード大学」が主催
- 講義はライブだが、多くのコースは日本からも参加可能な時間帯で行われる
- 単位が取得できる7週間コースと、単位がつかない2週間コースから選択できる
- 対象は15〜18才
- おすすめ度:★★★★☆
主 催 | ハーバード大学 |
住 所 | 7F, Lixian Hall, No 1, Sec 4, Roosevelt Rd, Taipei 106319, Taiwan |
日 程 | <Pre-College Program>セッション①2023年6月25日(日)~7月7日(金)、セッション②7月9日(日)~7月21日(金)、セッション③7月23日(日)~8月4日(金)、<Secondary School Program>6月17日(土)~8月5日(土) |
対 象 | 16~18才(2023年6月17日時点、かつ2023年7月31日以前に19才にならないこと) |
参加費 | <2週間プログラム>5300ドル(滞在費・食費・健康保険込み)、<7週間プログラム>SSP Residential/1万3750ドル(滞在費・食費・健康保険込み)、SSP Online/3600ドル(4単位分)、7200ドル(8単位分)※プログラム共通で応募手数料75ドルが別途発生 |
申込期間 | <Pre-College Program>4月26日(日)正午(定員が埋まり次第早期締切)、SSP Residential/4月7日(金)正午、SSP Online/4月26日(日)正午 ※いずれのプログラムも2022年12月1日~オンライン申請受付開始 |
ハーバード大学│少人数制でハーバードを体感する2週間
まず、2週間の「Pre-College Program」では、単位取得への負担を感じることなく、15名程度の小規模クラスでハーバード大学の高水準な講義を体験。
全参加者がキャンパス寮に滞在し、授業外の社会活動や世界各国からの生徒との交流を通じて、刺激的な2週間を過ごせます。
参加者は、下記のような多彩な分野で構成される約80のノンクレジットコースから、興味関心に合ったクラスをひとつ選択。
- スピーチ・ライティング・文学
- 心理学・医学・公衆衛生
- 法律・政治・哲学・歴史
- ビジネスとリーダーシップ
- 人種・ジェンダー・倫理
- STEAM分野
単位は取得できませんが、修了者は担当教員による評価とハーバード大学から成績表を受け取れます。
具体的な開講コースの内容は、ハーバード大プレカレッジサイトの検索ページより確認でき、各コースの「Part of Term」を見ると、どの期間(セッション)に属するかがわかるので、参加するセッションを決める際の参考にしてください。
ハーバード大学│200以上のコースから最大8単位を取得できる7週間
7週間の「Secondary School Program(SSP)」は、3とおりの参加形態がありますが、キャンパス通学圏外の生徒は、滞在型の「SSP Residential」およびオンライン講義の「SSP Online」のいずれかへの参加が可能。
2週間プログラムとの大きな違いは、コース修了後に4または8単位(滞在型は原則8単位)の単位取得ができる点。
さらに、オンライン受講を選択すれば、渡航・滞在する手間をかけずにハーバード水準の講義を長期間受講することができます。
選択可能なクラスも、多彩な分野をカバーした200以上のコースが用意されており、2週間プログラム以上に充実した選択肢が広がっています。
SSP向けコースの一覧から確認できます。興味があるコースのFormat欄を見て、「On Campus」「Online(live)」「Online(on demand)」といった講義形式を事前に確認しておきましょう。
ハーバード大学│対象は大学進学予定の16〜18才
プログラム対象者は、Pre-College Program(2週間)の場合、2024年または2025年に大学進学予定の16~18才(2023年6月17日時点、かつ2023年7月31日以前に19才にならないこと)に該当する人。
SSP(7週間)もほぼ同等の条件ですが、プログラム修了後の2023年中に大学進学予定の人でも、年齢要件を満たせば応募することができます。
ハーバード大学│必要な英語力や学力は?
英語ネイティブ以外の人は、申し込みの際に英語試験スコア(TOEFL iBTもしくはIELTS)の提出が必要。
TOEFL iTPやケンブリッジ英語検定は認められませんが、「InitialView」を活用してインタビューやライティングのサンプルを追加資料として提出できます(英語試験スコアの代替にはなりません)。
有力スコアの目安は、Pre-College ProgramではTOEFL iBTが103点以上、IELTSが7.5以上。いっぽう、SSPではTOEFL iBTが99点以上、IELTSは7.0以上が推奨されています。
また、単位なしコースにshort essay(文字数・内容は明言なし)提出の記載がありますが、単位取得コースにはエッセイ提出の記載はありません。応募プロセスでエッセイを求められるかもしれないので、早めに準備を進めましょう。
グローバルエデュでは、自信を持ってエッセイを書くための中高生講座「ロジカル・ライティング講座」を開講しています。ぜひ、「伝える」ための文章を書く力を身につけて、いろいろなプログラムに挑戦してくださいね!


ハーバード大学│日本から参加しやすい日程をチェック!
2週間プログラムの受講期間は、下記の3パターンから選択できます。
- セッション1…6月25日(日)~7月7日(金)
- セッション2…7月9日(日)~7月21日(金)
- セッション3…7月23日(日)~8月4日(金)
ハーバード大学│参加費もチェックしよう
2週間の受講料は、滞在費と食費、健康保険、課外活動費などを含めて5300ドルとなり、それ以外に応募手数料75ドルも必要です。
7週間プログラムは6月17日(土)~8月5日(土)に開かれ、SSP Residentialの場合は2コース(8単位相当)、SSP Onlineの場合は各々の希望に沿って1~2コース(4または8単位相当)を申請します。
SSP Residentialの参加費は、授業料のほか7週間分の滞在費、食費、健康保険を含んで1万3750ドル。
いっぽう、SSP Onlineは授業料のみが発生し、4単位取得する場合は3600ドル、8単位取得する場合は7200ドルが支払額となります。
なお、学資援助プログラムも導入されていますが、日本を含む海外からの学生は受給対象に入りません。
2022年、2023年のサマープログラムにおいて、主催者の都合で突如中止されるケースが発生しています。個人で海外プログラムへの参加を検討される場合は、最新情報を入手し、保護者が十分に納得・判断のうえ、申し込みください。




米国トップ大学高校生サマースクール2023│6つの大学を比較してみよう
ハーバード大学を含めて、6つのアメリカのトップ大学の高校生サマースクールを紹介しています。ぜひ、自分に合うプログラムを見つけてくださいね。