3校目となる南アフリカ校が開校
環境問題特化型インターナショナルスクール「グリーンスクール Green School」は、2021年1月に2才から13才を対象とした南アフリカ校を開校しました。
この「グリーンスクール南アフリカ Green School South Africa」は、2008年にインドネシア・バリ島で開校した1校目をはじまりとするグリーンスクール・グループのひとつ。
2020年にニュージーランドに開校した「Green School New Zealand」に続き、南アフリカ校は3つ目の新設校となります。
豊かな自然に囲まれたキャンパス
Green School South Africaは、世界有数の美しい街として知られるケープタウンからも近い、西ケープ州・パールという都市にあります。雄大な山々に囲まれたキャンパスの敷地は8ヘクタールにもおよび、野菜畑や穀物畑、果樹園などもキャンパス内にあります。
キャンパスには、太陽光発電や雨水・敷地内水資源の管理システムが設置されており、世界基準の再生可能エネルギーが活用できるようデザインされています。
現在は13才までを対象としていますが、今後は年々学年を増やし、最終的には幼稚園から高校まで、幅広い年代が一貫して学び成長していく場となる予定。授業は、英語だけでなく南アフリカの言葉である「アフリカーンス語」でも行われる予定です。
グリーンスクール共通の教育理念
Green School South Africa創設者は、自分の娘がバリのグリーンスクールに通い、そこでの教育のおかげで大きな変化をとげたと強く実感したのだそう。バリでの教育方針は、南アフリカ校でも全校共通の教育の要として位置付けられています。
Green School South Africaでは、一般的な学力を高めるのはもちろん、下記のような「グリーンスクール・スキルズ」を身につけることで、生涯を通じて意欲的に学び続ける人物の育成を目指しています。
- 創造的思考
- 活動力やバイタリティ
- 適応力
- 観察力・洞察力
- 批判的思考
- 協調性
- 体系的思考
- コミュニケーション能力
- 問題解決力
自然に恵まれた環境のもと、手を泥で汚しながら課題にアプローチすることで、自然環境の持続可能性を真に考える学習機会へと発展させ、課題解決力や発想力を養っていきます。
なお、2021年秋には4校目となる「Green School Tulum」がメキシコ・トゥルムにオープンする予定です。
【Green School South Africa】
- 開校:2021年1月
- 対象:2才〜13才