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次世代リーダー育成道場2024│11ヵ月の留学でたくましく成長…都立高生150名をオセアニア・北米に派遣 5/24〆

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次世代リーダー育成道場│東京都の高校生留学プログラム

東京都(東京都教育委員会)は、「令和6年度次世代リーダー育成道場研修生」に参加する都立校の高校生や中学3年生150名を、2024年5月24日(金)17時まで募集しています。

「次世代リーダー育成道場」は、都立校生を対象に国際感覚豊かな次世代リーダーを東京都から輩出することを目指すプログラム

選抜されたメンバーは、約11ヵ月にわたって英語圏(オセアニアもしくは北米)の家庭にホームステイし、現地の高校に通います。

オセアニア地域と北米地域では留学開始時期が異なり、オセアニア留学は約半年の事前研修を経て2025年1月に渡航、北米留学は約1年の事前研修を経て2025年8月に渡航します。

選抜されたメンバーは、約11ヵ月にわたって英語圏(オセアニアもしくは北米)の家庭にホームステイし、現地の高校に通います。

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こちらでアメリカに派遣されたひよりさんの体験レポートが読めます

派遣先と募集人数

本プログラムでは、過去10年に渡り毎年200名もの高校生を英語圏の高校留学に送り出していますが、2024年度の研修生定員は150名となり、例年の4分の3程度に募集枠が削られました。

しかしながら、自治体が主導する留学プログラムとしては、依然として募集人数が多い部類に入ります。

本年度の派遣先と募集対象は下記のとおり。

  • Aコース(オセアニア:オーストラリアもしくはニュージーランド)…都立高校1〜3年生、または都立中等教育学校4〜6年生 75名以内
  • Bコース(北米:アメリカまたはカナダ)…都立高校1・2年、または都立中等教育学校3〜5年生まで、もしくは都立中学校3年生 75名以内

留学先については、オセアニア地域(A)か北米地域(B)かというコースの希望はできますが、国や都市および学校の指定は認められません。

さらに、2024年度からは、アドバンストクラスという特別枠を新設。AB両コースの希望者から最大10名が選ばれ、理数やSTEM教育に高い専門性を有する学校に留学することが可能です。

ただし、アドバンストクラス対象校に留学するには、研修生選抜時点でCEFR:B1相当以上(英検2級上位~準1級)、現地校決定時点でCEFR:B2相当以上(英検準1級上位~1級)の英語力を満たす必要があります。

主催東京都教育委員会
期間国内での事前研修(半年〜1年)+留学(11ヵ月)
派遣先Aコース/オセアニア地域(2025年1月渡航)、Bコース/北米地域(2025年8月渡航)
応募条件都立高等学校、都立中学校および都立中等教育学校に在籍する生徒で「推薦基準」に基づき校長が推薦する人。Aコース/高校1〜3年生、Bコース/高校1〜2年生、中学3年生
採用予定人数150名以内(Aコース、Bコースともに75名以内、両コースからアドバンストクラス対象者を10名以内)
参加費80万円、その他諸経費60万円(パスポート取得費用、ビザ申請料、健康診断費用など)
応募締切2024年5月24日(金)17時まで(志願者と学校双方の手続き期限)

次世代リーダー育成道場│研修と留学の機会を用意

本プログラムは、①事前研修 、②留学、 ③事後研修の3部構成となり、留学中の学費やその一部を負担するだけの奨学金プログラムとは性質が異なります。

具体的には、留学準備のための研修プログラムが長期的に組まれており、留学先でも事前研修中に設定したテーマの調査·研究に取り組む必要があります。

そのため、通常の留学と比べてサポートが手厚い反面、時間や活動面において制約が増えるのも特徴です。

また、研修や留学に係る費用としてプログラム参加費用が発生しますが、私費留学より大幅にコストを抑えられることから、実質的には奨学金受給と同等の恩恵を得られると解釈できます。

①事前研修(Aコース:6ヵ月、Bコース:1年間)

留学先に出発する前の事前研修(集合研修+オンライン研修)では、毎月2回程度、日曜日をメインに、英語スキルをはじめ海外生活や現地高校で学ぶために必要な知識·ノウハウを身につけます。

具体的には、英語、日本の歴史、日本の伝統·文化、先端技術、ゼミナール研究、オリエンテーション等の講義を予定しており、留学中の学びが豊かになるような知識や技能を事前に身に付けることができます。さらに、アドバンスクラスの生徒のみ、英語能力試験対策や進路ガイダンス等も加わる予定です。

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はじめて海外留学する高校生にとって、事前に十分な学習期間が確保されているのは心強いですね

②留学(11ヵ月)

留学中は、ホームステイを通して異なる文化や生活習慣のなかで暮します。

現地の高校へ通学し、必修・選択科目を履修するほか、クラブ活動やコンクール活動にも出場し、現地の生徒と一緒に活動する経験を得られます。

また特別プログラムとして、大学や企業を訪問し、リーダーシップ論を学ぶ機会も用意。

事前研修で設定したテーマについて、留学先でも継続して調査・研究をするゼミナール研究も課され、留学中に論文としてまとめるなど、11ヵ月の留学期間は頭も体もフル回転する充実した日々となるはず。

③事後研修

留学後の事後研修では、留学やゼミナール研究を通して身につけた知識や問題解決のための提言等を他の道場生の仲間と共有し、成果報告会で発表します。

また、還元プログラムとして、次世代リーダー育成道場事業に継続的に協力する姿勢が求められます。

次世代リーダー育成道場│各コースの実施スケジュール

各コースのスケジュールは、以下のとおり。

Aコース(オセアニア地域)

  • 2024年7月21日…入校式
  • 7月26日~12月22日…事前研修
  • 2025年1月5日…直前オリエンテーション
  • 1月下旬~11月下旬…海外留学

Bコース(北米地域)

  • 2024年7月21日…入校式
  • 7月26日~2025年7月…事前研修
  • 2025年3月9日…渡航前オリエンテーション
  • 2025年8月上旬~2026年6月下旬…海外留学

次世代リーダー育成道場│必要とされる英語力と学校長からの推薦

応募時の英語力の目安としては、CEFR A2レベルが求められています。また、留学に出発するまでにCEFR B1相当以上の英語レベルとなる見込みがあることが、学校からの推薦条件にもなっています。

ただし、最大10名が選抜されるアドバンスクラスは、応募時点でCEFR B1相当以上、留学開始時点ではCEFR B2相当以上の英語力が必要です。

また、出願にあたっては、在籍する学校長からの推薦が必要。

これまでの学校行事や部活動への参加やボランティア活動に積極的に取り組んできたかなどが評価されます。

育成道場への入校は、海外留学を100%保証するものではなく、出席率を含め研修への取り組み姿勢に問題があると、留学資格を失うおそれがあるので注意しましょう。

次世代リーダー育成道場│応募の手順と選考スケジュール

校内での選考により選ばれた場合は、育成道場公式の出願サイト(4月下旬をメドに掲載)内で以下の書類作成を始め、校長が定める期限までにデータ入力を完了してください。

志願者が出願サイトに登録する書類

  • 入校志願票・受験票
  • 自己PRカード

選考スケジュール

同時に、学校側は志願者の推薦書や志願者一覧表を作成して出願サイト内に登録。ここまでの手続きを、2024年5月 24 日(金)17時までに済ませる必要があります。

その後、志願者は正式な受験票を5月31日以降に出願サイトからダウンロードできるようになります。

研修生の選考試験は、①2024年6月9日(日)に小論文(日本語)試験と英語4技能試験、②6月15日(土)または6月16日(日)に面接(日本語)が予定されています。

この際、研修生として選抜されるには、CEFR A2以上の英語力が望ましいとされています。

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CEFR A2相当以上とは、英検準2級合格程度(英検CSEスコア1700以上)、IELTS3.0以上が目安です。

選考結果は、7月1日(月)17時以降に出願サイト内で確認できるようになります。

参加費

参加費は、A·Bコースともに80万円(渡航費·滞在費·国内研修及び留学の学費等)。さらに、ビザ取得関連、パスポート取得、海外旅行保険等にかかる諸経費の60万円程度は自己負担となります。

詳細は「東京都次世代リーダー育成道場」公式サイトから確認できますが、問い合わせは各学校を窓口に受け付けるそうです。

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