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冬の英語キャンプ
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#02 | 英検2級レベル→IELTS6.0|“勘では通用しない”試験を乗り越え、ニュージーランドの大学へ

英検2級レベルからIELTS6.0を取得し、ニュージーランドのオークランド工科大学へ進学したwingさん。

高校2年の秋から約1年間でスコアを伸ばした背景には、明確な目的意識と、仲間と励まし合う環境がありました。“勘では通用しない”IELTSを通じて身につけた学びの力を紹介します。

英語を学ぶことは目的ではなく
その先を楽しむための手段です
wingさん(英検2級レベル→IELTS6.0)
  • 出身高校:郁文館グローバル高校(東京都)
  • 進学大学:Auckland University of Technology(Bachelor of Business / Major: Entrepreneurship and Innovation)ニュージーランド
  • IELTS受験時期:高校3年生の8月
  • 学習期間:高校2年の秋〜高校3年の夏
  • 学習方法:独学+セブ留学(1ヵ月)
  • 学習開始時の英語レベル:英検2級〜準1級(CEFR B1〜B2)
  • 最終スコア:6.0(L6.0 / R5.5 / W6.0 / S6.5)
  • 受験目的:ニュージーランド大学への進学

👉 IELTSのスコアの仕組み・CEFR換算表・英検やTOEFLの違いについて → IELTS完全ガイド

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IELTSを選んだ理由

Wingさんは郁文館グローバル高校に通っていました。この学校の特徴は、英語圏への1年間の留学が必須であること。

Wingさんも1年間の留学を経験し、IELTSの対策を始めたのは高校2年の秋から。当時の英語力は英検2級〜準1級レベルでした。

海外大学進学を目指し、ニュージーランドの大学が指定するIELTSスコアの取得に挑戦しました。

wingさん

IELTSは英検の上位互換という印象でした。でも、実際に受けてみると“勘でなんとかなる”試験ではなかったです

初めてIELTSを知ったのは高校の先生から。大学進学に必須のテストとして案内され、IELTS Academicを東京都の会場で受験しました。

初めて訪れた試験会場は「雑居ビルの中」という印象で、形式に慣れるまで時間がかかったといいます。

学習は独学+留学中の実践で

高校2年の秋に勉強を始め、高校3年のうちにOverall 6.0(L6.0 / R5.5 / W6.0 / S6.5)を取得。勉強法というより、学習環境そのものが成長を支えてくれたと振り返ります。

wingさん

同じ目標を持つ仲間がいたことが大きかったです。モチベーション維持は環境の力が大きいですね

“真のアカデミック”を体感した試験

IELTSを通して印象に残っているのは、「真のアカデミック」な内容だったこと。語彙や構文の知識よりも、「論理的に考え、表現する力」が問われる試験だったといいます。

また、リーディングを苦手としていましたが、得意分野を伸ばす方針でバランスを取っていきました。

難しかったのは、時間配分と試験形式への慣れ。何度も問題を解きながら、出題傾向を体に覚えさせていったそうです。

続けられた理由と、得た力

モチベーションの源は「明確な目的」。進学先であるAuckland University of Technology(オークランド工科大学)への思いが支えになりました。

IELTSは、大学進学のための“プレシーズンマッチ”のようなもの。情報収集力、表現力、国際的な視野が確実に伸びたといいます。

wingさん

目標の大学を再確認することで、学習を継続しました。楽観的に自分を眺めることが、IELTS学習でも役立ちました

これから受験する人へのメッセージ

IELTSは難しかったけれど、取得してからが本番です。英語を学ぶことは目的ではなく、その先を楽しむための手段。迷っているなら、まず挑戦してみてください。

💡 まとめメモ

  • 学習期間:1年間(独学+セブ留学1ヵ月+現地での学習)
  • 得意技能:スピーキング
  • 苦手技能:リーディング
  • 克服法:得意な分野を伸ばしながらバランスを取る
  • IELTSで得た力:情報収集力・表現力・国際的な視野
  • 印象に残った言葉:「大学進学のためのプレシーズンマッチ」

📍目的を明確に持つことが、挑戦を最後まで支える力になります。wingさんの1年間の学びは、「環境」と「意志」があれば、海外大学進学への道は開けることを教えてくれます。

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