経済的、地理的な条件に負けない進路選択を
みなさんこんにちは、はじめまして。秋から米国ウェルズリー大学に進学予定の山邊鈴と申します。
今回は、2020年度に私自身が大学受験のサポートを受け、2021年度は私もメンターとして関わる「atelier basi受講生募集」(2021年4月30日締め切り)について知ってもらいたく、記事を書きました。
「atelier basi」は、2020年4月にコロンビア大学2年生の田中祐太朗、李卓衍によって発足した、海外大生とギャップターム生が海外大学進学を志す高校生を支援する団体です。完全無料、完全オンラインという方式を採用することで、経済的、地理的な条件に関係なく、全国各地の熱意のある高校生が環境に負けない進学ができるようサポートしています。
ともに支え合い、育み合うコミュニティ
海外大学への進学が注目を浴びるなか、地域によってはいまだ海外進学が現実的な選択肢として捉えられず、周囲の応援を得にくいのが現状です。情報を得るうえで対策塾や先輩の存在は不可欠ですが、それを得られるかどうかは経済的・地理的状況に依拠しており、すべての受験生に保障されているわけではありません。また、限られた数の対策塾でも「過去に成功した先輩の出願」に似せることを求められ、それぞれの個性が押し殺されることも多々あります。
そんな高校生の悩みを解消したい。一人一人の独創性を受け入れ育み合う空間で、自らに忠実に、納得のゆくまで考え抜いた目標の実現を、経済的・地理的条件に関わらず伴走したい。似た環境から進学した先輩に相談できる場を。それぞれの個性を「生かす」受験サポートを。同じ試練を乗り越えようとしている仲間がいるコミュニティーを。受験生だった私たちが欲しかった愛のある場所を無償かつオンラインで。それが atelier basi です。熱意ある学生が、環境に屈することなく自分らしい進路を選択できる社会を目指し、私たちは活動しています。
2020年度は27名の海外大学進学を支援
2020年度は、定期的なセッションによる情報共有やテストやエッセイ指導、出願書類の添削、メンタリングなどを通して、4万5000件以上ものメッセージがやり取りされる活発で温かいSlack のコミュニティーを構築しました。16都府県から27名(内受験生15名)の海外大学への出願をサポートした2020年度に続き、今年度も全国各地から新たに受講生を募集します。詳細は以下のとおりです。
<プログラム内容>
- エッセイのアイデア構成ワークショップ
- 専門分野を深掘りするセッション
- 海外大に通っている大学生との交流会
- 個別面談や出願書類の添削
- 奨学金やテストに関するセミナー、資料共有
- 一人一人の状況に応じた個別サポートなど
<応募条件>
- 英語圏の大学への学部正規留学を強く志しており、かつ1年以内に出願予定の受験生である
- 日本語でコミュニケーションを取ることができる
- 現時点で一定水準の英語力を保持している(英検2級程度以上)
- atelier basiのプログラムに積極的に参加し、コミュニティーにコミットする意思がある
一次選考(書類選考)は、こちらのGoogleフォームから応募してください。一次選考通過者には5月上旬にメールにて面接の案内をします。あなたの創造性や熱意をめいっぱい表現してください! 二次選考(面接選考)は、5月上旬〜中旬にかけて順次行い、5月中に結果をメールにて連絡します。
また、募集開始に伴い、4月18日(日)20時より説明会をYouTube Live上にて開催しますので、気軽にご覧ください(視聴にはPeatixでの申し込みが必要)。なお、説明会への参加の有無は選考にはいっさい関係ありません。
atelier basiには、よく使われる「前例がない」の前例となる存在が両手を広げてあなたを待っています。同じ目標に向かって突き進む仲間も、あなたをあなたとして愛してくれるメンターもいます。
既存の構造に疑問を持つみなさん、海外大進学という夢を諦められないみなさん。「芸術工房」の意味をもつatelier basiで、真っ白なキャンバスに際限ない夢を描きませんか?
応募をお待ちしています!
【2021年度atelier basi受講生】
- 主催:atelier basi
- 対象:1年以内に出願予定の、英語圏の大学へ正規留学を志す受験生
- 参加:無料
- 応募締切:2021年4月30日(金)