英検準1級レベルからIELTS6.0を達成し、オーストラリアのジェイムズクック大学心理学部へ進学したI.Uさん。高校卒業後に留学を決意し、約8ヵ月間の集中学習でスコアを獲得しました。
“暗記型では通用しない”IELTSを通じて、英語を「使う力」として磨いた経験を紹介します。
👉 IELTSのスコアの仕組み・CEFR換算表・英検やTOEFLの違いについて → IELTS完全ガイド
挑戦のきっかけ
I.UさんがIELTSを受験した理由は明確でした。「オーストラリアの大学進学に必要だったからです。」
最初にIELTSを知ったのは留学フェアでのこと。英検よりも実用的で、英語を“使いこなせないとスコアが取れない”試験という印象を受けたといいます。
受験時は高校を卒業したばかり。英語力には自信があったものの、
I.Uさん「英検のような暗記型では通用しない試験だと思いました」という不安も抱えていました
学習法と工夫
学習はオーストラリアでの語学留学中に本格化。学校の授業に加え、IELTS Trainer Proを使って独学でも対策を進めました。
とくに苦手だったのは、スピーキング。



いろんなトピックで話せるように、現地で友人をつくって定期的に英会話をしました
毎日2〜3時間以上をIELTS対策に充て、20時間を超える週もあったという“IELTS漬け”の時期もあったそうです。
「効率的な学習法がわからない」と感じることもありましたが、紙に「なぜ点が取れないのか」を書き出し、自分の課題を可視化することで冷静に分析を進めました。
成果と気づき
勉強を続ける中で、I.Uさんは「日本の受験英語」と「IELTSの学び」の違いを実感したといいます。



暗記ではなく、実用的な英語を身につけることが大切だと感じました
また、留学中には現地の先生からの親身なサポートもありました。「一人では気づけない弱点を指摘してもらえたことで、学びの方向性が見えました。」
試験を重ねるごとにListeningやSpeakingの感覚も変わっていき、「ネイティブの話が自然に聞き取れるようになった」という手応えを感じたそうです。
結果とメッセージ
最終的に、IELTS Overall 6.0を取得し、ジェイムズクック大学心理学部へ進学。



IELTSで基礎を固めたことで、“海外大学で生き残るための力”がついたと思います
今では英語を「学ぶ」段階から、「使って何をするか」へ意識が変わったと語ります。
「各々得意不得意なところがありますが、まずは自分の課題を知ること。それを地道に積み重ねれば、きっと目標のスコアに届きます。」
💡 まとめメモ
- 学習期間:8ヵ月(語学留学+現地での学習)
- 得意技能:リーディング
- 苦手技能:スピーキング
- 克服法:現地で友人と会話練習を重ねる/課題を紙に書き出して分析
- IELTSで得た力:自己管理力・情報収集力・国際的な視野
- 印象に残った言葉:「地道に続けることが大事」
📍I.Uさんの学びは、「基礎をしっかり築くことで、海外でも通用する英語力が育つ」ということを教えてくれます。
英語力だけでなく、分析力と継続力を磨く大切さを実感させてくれるストーリーでした。








海外大学進学への第一歩に。