432名を収容するバイリンガル幼児園
ここ数年、インターナショナル幼稚園やプリスクール、バイリンガル幼稚園といった名称で、英語教育に力を入れる未就学児向け保育施設が、すっかり一般的な選択肢となりました。
アットホームな個人経営のプリスクールも数多くありますが、今回紹介するのは、この春開園する、日本最大級規模のバイリンガル幼児園「キッズデュオ インターナショナル三鷹」。
東京都三鷹市に、2015年4月に開園。初年度(15年度)は282名でスタートする予定ですが、フル稼働すると432名もの園児を収容可能となります。
英語と知育、スポーツ教育が軸
「キッズデュオ インターナショナル」(KDI)を運営しているのは、「(株)やる気スイッチグループホールディングス」のグループ会社「(株)拓人こども未来」。
拓人こども未来は、幼児教育教室「チャイルド・アイズ」や英語での保育・学童スクール「キッズデュオ」も運営しており、KDIではこれらのノウハウに加え、東京大学大学院・深代教授が監修した運動カリキュラムを採用。
KDIでは、2ヵ国語(英語、日本語)教育、知育、スポーツ指導、ライフスキル教育を取り入れています。
延長保育やお受験にも対応
KDI三鷹の定員は、年少々(2〜3才)3クラス・72人、年少(3〜4才)4クラス・120人、年中(4〜5才)4クラス・120人(15年度は2クラス60人)、年長(5〜6才)4クラス・120人(15年度は1クラス30人)。
各クラスをネイティブと日本人の2名の先生が担当し、1日のカリキュラムの半分をネイティブの先生が英語で行い、半分を日本人の先生が日本語で実施。
日本語での授業では「チャイルドアイズ」で使用している知育教材を使用し、小学校受験を希望する場合は課外授業(17時以降)として、対策も受け付けているとのこと(年少の11月以降)。
また、園内には「職業体験ゾーン」が設置されており、スーパーマーケットやスタジオ、病院、ベーカリーなどで職業を体験しながら、お金のやりとりなど社会のルールを学ぶこともできるそう。
さらに、スポーツ科学に裏付けされた300のカリキュラムで、年少々から年長まで60段階で指導。楽しみながらスポーツ競技につながるさまざまな基本動作の能力が身につくとのことです。
保育料は、年少の場合で月額9万2400円(徒歩通園、9時〜17時保育)。早朝や夕刻以降の延長保育を利用する場合は、別途1時間900円となっています。
15年度は、年少々と年少クラスはすでに定員ですが、年中と年長クラスには空席があるとのことです。
【キッズデュオ インターナショナル三鷹】
- 運営:(株)拓人こども未来
- 所在地:東京都三鷹市上連雀9-29-12
- 保育日:月~金の7時30分~20時(基本保育時間は9時~17時)
- 休園日:土日祝、お盆休み、年末年始、3月末2日間
- 月謝:9万2400円~
- クラス定員:年少々3クラス/72人、年少4クラス/120人、年中4クラス/120人(15年度2クラス60人)、年長4クラス/120人(15年度1クラス30人)