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【大学入試改革】「英語成績提供システム」の導入を見合わせ、共通テストの英語配点は変更なし

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英語4技能テストの活用を見送り

文科省は、2020年4月より運用開始予定の「大学入学共通テスト」における英語民4技能テストを活用した「大学入試英語成績提供システム」の導入を2024年度(2025年1月に実施される試験)に延期すると、2019年11月1日(金)に公表しました。

導入を見送った理由として、民間の英語4技能実施団体との連携・調整が不十分であることから準備が足りず、また受験料が高額なこと、試験会場が都市に集中しがちなことから、受験生に経済格差・地域格差が生じる可能性があるため、としています。

「大学入試英語成績提供システム」は、11月1日に共通IDの発行申し込みの受付を開始する予定でしたが、この受付も中止しており、すでに郵送などで申込書を提出している場合は11月下旬以降に返送などの手続きがなされる予定です。

また、9月18日から予約申し込みを受け付けていた、日本英語検定協会の受験生向けテスト「英検2020 1 day S-CBT」は、すでに29万4534名からの申し込みがありましたが、検定料の一部金3000円は文科省と協議の上返金するとしています。

2020年度の英語テストについて

英語成績提供システムの導入は延期となりましたが、2020年度共通テストにおける英語テストでは、これまでの発表通り、マーク式の「リーディング」(80分、100点)と「リスニング」(60分/回答時間は30分、100点)、筆記(80分、200点)という配点で実施される予定です。

文科省は、今後は検討会を設置し、1年間をめどに「⼤学⼊試英語成績提供システム」の活用に関して結論を出し、受験⽣が安⼼して試験に臨めるしくみを構築したいとしています。

下の動画は、2019年11月1日に行われた、萩生田光一文部科学大臣の定例記者会見です(「英語の民間検定試験の活用延期」などについて。記者会見の内容をテキストで読む)。


【「大学入試英語成績提供システム」導入を延期】

  • 公表日:2019年11月1日
  • 延期予定時期:2024年度

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