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【早稲田大学】基幹理工・創造理工・先進理工の3学部で、新たな高専生対象編入制度を2024年度より導入

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9学科のうち7学科で「2年次からの編入」を採用

「早稲田大学」(東京・新宿区)は、理工系3学部(基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部)において、工学系学科・コースを有する全国の高専生を対象とする新たな編入学制度「高等専門学校対象編入学試験(指定校推薦型)」を、2024年度より導入します。

早稲田大学は、創立150周年である2032年を見据えた中長期計画「Waseda Vision150」を策定し、「学問の独立」、「学問の活用」、「模範国民の造就」の3つの建学の理念に基づくさまざまな事業に大学内外で取り組んでいる

今回の編入学試験制度では、以下のような目的で、多様なバックグラウンドを持つ入学者の選抜を行います。

  • 高校普通科出身の学生等とは異なる経験・技能を有する高専生を幅広く受け入れることで、学生間の交流による相乗効果を高めていく
  • 早大の教育・研究リソースによって、理工系の専門家を志向する高専生が持つ潜在能力や将来の可能性を開花させていく
  • 高度な人材を輩出している高専と信頼関係を構築することにより、高専における早大理工の存在感を高めていく

一般的には、編入学は3年次からですが、新しい編入学制度では導入する9学科のうち7学科で「2年次からの編入」となります。その場合、早大の専門教育の特徴、受入学科の学問分野、受入学科と高専学科のカリキュラムの連続性を考慮したり、高専での単位を早大の卒業単位として認定を精査するなど、高専生の育成を第一に制度設計が行われるそう。

出願できるのは以下の、a~eのすべてを満たす人。

  • a. 推薦依頼のあった高専の学科・コースに在籍し、2024年3月に高専(本科)を卒業見込の人
  • b. 推薦を依頼する早大理工の学部・学科への入学を第一志望とする人
  • c. 入学後の勉学に関して明確な志向と意欲を持ち、それにふさわしい能力を備えた人
  • d. 出願開始日から起算して、過去2年以内に受験したTOEFL-iBT(ITPは不可)、IELTS(Academic Module)、TOEIC(IP、Speaking & Writingは不可)のいずれかのスコアを出願期間内に提出可能な人
  • e. 学業成績において、次の基準を満たす人 ① 4年次の学年の学科現員に対する学業成績の席次が上位10%以内、② 席次を定めない高専では在籍学校長が①と同等と認めて推薦する人

早大理工系学部は、奨学金制度や学生寮が充実していることでも知られているので、高校ではなく、高専ルートで早稲田に進学する可能性も検討してみては?

詳細は、「早稲田大学」公式サイトから確認を。


【早稲田大学編入学制度「高等専門学校対象編入学試験(指定校推薦型)」】

  • 開始:2024年度入学以降
  • 対象学部:基幹理工学部(情報理工学科、電子物理システム学科、情報通信学科)、創造理工学部(建築学科、総合機械工学科、環境資源工学科)、先進理工学部(化学・生命化学科、応用化学科、電気・情報生命工学科) ※出願可能な学部・学科は各高専の学科・コースによって異なる
  • 推薦依頼時期:2023年1月中旬(2024年度入学の場合)
  • 編入年次:2年次または3年次(学科によって異なる)
  • 募集人数:各学科若干名

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