高2のバスケ選手にチャンス!
「スラムダンク奨学金」では、アメリカのプレップスクールでバスケットボールに挑戦したいと考える第10回奨学生を、2016年1月29日(金)まで募集しています。

この奨学金制度は、漫画「スラムダンク」の作者・井上雄彦氏が読者とバスケットボールに恩返しがしたいという志によりスタート。日本の高校を卒業後、大学あるいはプロを目指しアメリカで競技を続ける意志と能力を持ちながら、経済的その他の理由でその夢を果たせない若い選手を支援したいとしています。
対象となるのは、現在高校2年生の男子(16年4月以降は高校3年生)。
応募資格は、下記のとおり(国籍は問わない)。
- バスケットボールに対する深い愛情と情熱を持ち、アメリカのプレップスクールのレベルでの競技に対応できる能力を有する人
- 異文化体験への積極的興味を持ち、派遣先での生活に適応できる資質がある人
- 日本の高校もしくは専修学校高等課程(いずれも学校教育法の規定によるもの)を17年3月に卒業見込みの人、または主宰者が同等の課程を修了したとみなすことができる人
- 1998年4月2日以降に生まれた人
- 保護者の同意、承諾を得ていること
留学期間は、17年4月~18年5月までの14ヵ月間。募集人数は若干名。
奨学金に含まれるのは、日本-アメリカ間の航空運賃、アメリカ国内の移動に関わる費用、派遣中の寮費(食費含む)、学費、保険代。
名門プレップスクールへ留学
留学先は、コネチカット州の全寮制プレップスクール「セント・トーマス-モア・スクール St.Thomas-More School」。

セント・トーマス-モア・スクールは全寮制の男子校。バスケットボールは4レベルのチームにわかれており、スポーツ活動も充実。
プレップスクールとは、大学準備やより高度な教育のための私立校。ここで英語を身につけて生活習慣の違いを克服しながら、バスケットのチームに参加します。
プレップスクールには、全米大学体育協会「NCAA」あるいはプロとしてのプレーを目指す留学生も多く在籍しており、活躍によっては米大学からの運動部奨学金のオファーを受けるチャンスもあるそうです。
なお、NCAAでは最低限の学業成績をおさめていないと公式戦でプレーすることができないそうなので、基礎となる英語力はしっかり身につけておきたいですね。
米大学への進学も夢じゃない!?
応募方法は、出願フォームは公式サイトからダウンロードのうえ必要事項を記入し、自身とバスケットボールの将来にわたる関わり方についてのエッセイ(800字程度)とともに、「スラムダンク奨学金事務局」に簡易書留、宅配便などで送付。
一次の書類選考は16年2月に行われ、合格した30名程が2次試験へ。
3月の2次試験では、セント・トーマス-モア・スクールのコーチによる書類と映像の審査があり、3名程度に絞り込まれます。
最終選考は、4月に渡米して「セント・トーマス-モア・スクール」での練習に参加。チームにフィットするかを審査されます。
審査にあたるジェリィ・クィン氏は、コーチ歴37年以上の大ベテラン。これまで300人以上の選手を米大学バスケットボール部へ進学させ、うち250人超が奨学金を獲得。
送り出した選手数は、現役の全米の高校やプレップスクールのなかで最多となるそうです。
詳細は、「スラムダンク奨学金」公式サイトで確認を。
【第10回スラムダンク奨学金】
- 主宰:井上雄彦氏、(有)アイティープランニング、集英社
- 留学期間:2017年4月~18年5月 (14ヵ月間)
- 留学先:米国「セント・トーマス-モア・スクール」(コネチカット州)
- 募集人数:若干名
- 応募期間:2015年12月18日(金)~16年1月29日(金)