13日間たっぷり学べるEPSOMキャンプ2025春

文京区青少年プラザ「b-lab(ビーラボ)」

海外大学進学を視野に入れた進路をサポートする、学びのプラットフォーム

進路に役立つさまざまな教育プログラムを網羅するほか、個別の進路相談やサポートも受け付け中。最新のプログラム情報はメルマガで、使い方はガイドでチェック!

Contents

b-lab | カタリバが運営する、中高生のための居場所

文京区青少年プラザ「b-lab(ビーラボ)」は、文京区教育センター(複合施設)内に設置された中高生向けの施設。

b-labは、中高生がいつでも、多彩な用途で利用できる魅力的な秘密基地のような空間。自由にくつろいだり、勉強やスポーツ・文芸活動に取り組んだり、学校や塾とも違う、放課後を満喫できる居場所として親しまれている

この施設完成に向けたプロジェクトが始動したのは、2010年の文京区青少年問題協議会において「中高生が放課後に安心して集える新しい居場所を作ろう」というテーマで意見が交わされたのがきっかけです。

その後、施設運営を中高生の育成に精通した団体に任せるという方針が定まり、文京区は施設運営団体の公募・審査を実施。選考の結果、「認定NPO法人カタリバ」が運営団体に正式選出され、中高生を立ち上げメンバーに加えた上で、施設の空間デザインやPR活動が本格化しました。

  • 中高生がいつでも、多彩な用途で利用できる秘密基地のような空間
  • 年間200回以上のペースで多様なイベントを開催
  • 中高生スタッフとして、プロジェクト提案や実行にも参加できる

施設の愛称は、「文京区の実験室=Bunkyo Laboratory」を略して表記した「b-lab」に決定。

地元中高生のニーズを満たす施設を作り上げるため複数回のワークショップを重ね、2015年にはb-labの開館を実現させました。

b-lab | 中高生の「挑戦したい」意欲を駆り立てる多目的施設

このb-labは、中高生が来館するだけで承認や安心を得られる場でありながら、「新しい何かに挑戦したい」意欲を駆り立てるしかけが張り巡らされています。

談話スペースとなる1階リビングでは、窓際の勉強スペースに備え付けられたPCやiPad(専用Wi-Fi完備)、多目的スペースのキッチン、コピー機や畳のエリアなど、語らい・休憩・勉強と型にはまらず利用できる空間デザインが特徴です。

同じく1階には、音楽スタジオと演劇やダンスにも使えるホールが隣接、2階にはハーフサイズのバスケットボールコートと静かに集中して勉強できる研修室、3階は卓球などを楽しめる軽運動室が設けられており、来館者は各々の興味関心を育める新たな居場所を見出すことができるはず。

また、b-labは施設面の充実のみならず、音楽・ダンス・スポーツ・料理・文化といった多様なイベントを年間200回以上のペースで開催。

音楽や料理のレッスン系イベントのほか、ダンスやプレゼンの発表会を含む大規模イベント、自習サポートやキャリア学習イベントを通じた学習支援も積極的に企画しています。

そして、b-labでは放課後に施設を利用する関わり方以外に、中高生スタッフ(文京区在住在学のみ)としてプロジェクトの提案や実行に参加することができます。

立ち上げから自主プロジェクトに取り組んだり、スタッフが提案したb-labプロジェクトに参加したりと、自分に合ったスタイルで挑戦できます。

活動ペースも毎日~週1などさまざまなので、学習塾や部活との両立も可能。

実際の事例として、フリーペーパー「Cha! Cha! Cha!」の制作プロジェクトでは、b-labスタッフと中高生スタッフが協同で企画・編集を担当。毎回、約2万5000部規模で発行し、おもに文京区の中学校・高校に発送しています。

自主プロジェクトである「有終のb」では、数年間b-labで過ごした高校3年生が、施設への恩返しの想いを込めて、周辺エリアや館内の清掃活動、本・参考書の寄贈、後輩とのコミュニケーションなどを実践し、企画力や行動力を発揮しながら貴重な友情を育みました。

b-lab | 対象は文京区在住・在学の中高生

b-labの利用対象は、文京区在住・在学の中高生世代(在勤含む)。

ただし、1階のホールと音楽スタジオについては、文京区内在住・在勤・在学の大人でも利用可能です(長期休暇期間を除く平日日中)。

b-lab施設を利用(各種イベント参加を含む)するには、窓口で登録証を発行する必要があります。

登録手続きは、利用登録申請書に記入を行い、身分証明書と共に窓口に提出すれば完了です。さらに、ホールおよび音楽スタジオを利用する場合は、別途ユニット登録が求められます。

これはホールやスタジオを利用する団体メンバーを一括登録する手続きで、文京区内の中高生が過半数を超えていれば、区外の生徒でも例外的に利用が認められます。

b-lab | 運営に関わることもできる!

b-labの運営面にも関われる中高生スタッフへの応募は、専用フォームから随時受け付け中です(文京区在住・在学の中高生のみ)。

かならずしも具体的な活動内容を決めて申し込む必要はなく、b-labスタッフと相談しながら参加プロジェクトやスケジュールを調整することができます。

一般的に、最初は活動中のグループに参加し、特にやりたいことが定まったら自主プロジェクトに挑戦するというケースが目立っています。

その他施設利用やブロジェクト参加に関する不明点があれば、メールで問い合わせてください。また、施設見学を希望する場合は、事前に連絡して訪問日時を決める必要があります。

文京区青少年プラザ「b-lab(ビーラボ)」

運営:認定NPO法人カタリバ
館長:米田 瑠美
施設住所:東京都文京区湯島4丁目7番10号
開館年:2015年
開館時間:毎日9時~21時(中学生利用は20時まで)
利用対象:文京区在住・在学の中高生世代(在勤含む) ※グループの過半数を文京区の生徒が占める場合、区外の生徒も利用可。文京区内在住・在勤・在学の大人に限り、ホール・スタジオを利用可
利用料:無料(大人は有料)
提供内容:文京区の中高生が学習・音楽・スポーツなどを通じて自由に過ごしながら、新たな可能性を発見できる多目的施設

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

新しい学びに挑戦!
Contents