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世界の留学費用徹底比較 | 安い国ランキング2026

留学をしたいけれど「費用が心配」という方へ。じつは、選ぶ国や期間によって留学費用は年間50万円から1,000万円まで大幅に変動します。

本ページでは、小学生の親子留学から大学院留学まで、あらゆる年代・期間の留学費用を徹底比較。「留学費用の安い国TOP5」や実際に費用を50%削減した成功事例まで、あなたの予算で実現可能な留学プランが必ず見つかります。

【2025年最新データ】に基づく正確な費用情報で、夢の留学を現実にしましょう!

グローバルエデュは、親子で“納得できる進路選択”を応援する教育メディアです。2025年より海外進学ラボを新設し、Q&Aライブラリや進路相談、イベントを通じて、海外進学を目指す中高生と保護者をサポートしています。

Contents

年代別留学費用ガイド

小学生(6-12歳)

親子留学が主流 – マレーシア・フィリピンが人気

  • 費用相場:月20-40万円(親子2名分)
  • 期間:1週間〜1年間
  • おすすめ国:マレーシア、フィリピン、シンガポール

中学生(13-15歳)

サマープログラム・短期留学で海外体験

  • 費用相場:2週間30-80万円
  • 期間:2週間〜3ヶ月
  • おすすめ国:カナダ、オーストラリア、ニュージーランド

高校生(16-18歳)

交換留学・卒業留学で本格的な海外教育

  • 費用相場:年間120-600万円
  • 期間:1学期〜3年間
  • おすすめ国:カナダ、ニュージーランド、アメリカ
  • 奨学金:高校留学奨学金8選

大学生(19-22歳)

学位取得・交換留学でキャリア形成

  • 費用相場:年間80-700万円
  • 期間:1学期〜4年間
  • おすすめ国:マレーシア、フィリピン、ドイツ、チェコ

社会人・大学院生

MBA・専門スキル習得でキャリアアップ

  • 費用相場:年間150-1000万円
  • 期間:6ヶ月〜2年間
  • おすすめ国:イギリス、ドイツ、オーストラリア、シンガポール

国別・年代別留学費用一覧表【2025年最新】

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国名短期留学長期留学(年間)特徴
1ヶ月3ヶ月高校留学大学留学
🇵🇭 フィリピン15-25万円40-70万円120-200万円40-80万円最安・英語環境・親子留学人気
🇲🇾 マレーシア20-30万円50-90万円180-300万円80-150万円多文化・治安良好・国際学校多数
🇹🇭 タイ18-28万円45-80万円150-280万円60-120万円物価安・仏教文化・料理美味
🇻🇳 ベトナム12-22万円35-65万円100-180万円50-100万円超低価格・成長国・フォー美味
🇳🇿 ニュージーランド25-40万円70-120万円300-500万円200-350万円自然豊か・治安最高・羊多数
🇨🇦 カナダ30-50万円80-150万円350-600万円250-450万円安全・多文化・メープルシロップ
🇦🇺 オーストラリア35-55万円90-160万円400-650万円280-500万円温暖・ワーホリ可能・コアラ可愛い
🇩🇪 ドイツ25-45万円70-130万円300-500万円100-200万円学費安・工学強い・ビール美味
🇺🇸 アメリカ40-70万円100-200万円400-800万円300-700万円選択肢最多・奨学金豊富・夢の国
🇬🇧 イギリス45-75万円120-220万円500-900万円400-800万円伝統・紳士・アフタヌーンティー

費用を抑えるコツ

  • 東南アジア選択:欧米の1/3〜1/2の費用で英語環境
  • ホームステイ選択:寮より月5-10万円安い
  • オフシーズン渡航:航空券が30-50%安くなる
  • 奨学金活用:給付型なら実質無料も可能
  • 長期割引:6ヶ月以上で10-20%割引

留学費用が最も高い国:アメリカの実情と対策

まず現実を見てみましょう。世界でもっとも留学費用が高いのは、やはりアメリカです。

大学であれば、年間300-700万円の学費がかかります。さらに生活費も月15万~20万円と高額で、年間の総費用は480万~950万円にも上ります。

同じ北米圏のカナダと比較しても、カナダの年間学費250-450万円に対して、アメリカは明らかに高額です。「留学=高い」というイメージの多くは、このアメリカの費用水準から来ているのかもしれません。

2年制コミュニティカレッジ+4年制大学

それでもアメリカで学びたい場合は、コミュニティカレッジ経由のルートがあります。

まず2年制の公立コミュニティカレッジに通い(年間230万円〜300万円程度)、その後4年制大学の3年次に編入するという方法です。

コミュニティカレッジは「経済事情を問わず誰もが通える学校」を理念に運営されており、留学生でも比較的リーズナブルな学費で通えます。この方法なら、4年間すべて4年制大学に通うより約20%の費用削減が可能です。

ただし注意点もあります。編入するためには2年間で優秀な成績を収める必要があり、基準に満たなければ編入の道は閉ざされます。

また、編入が100%保証されているわけではないため、2年以上にわたって目標に向かって努力し続ける精神的なタフさも求められます。

🎓 高校留学をご検討の方へ:
奨学金を活用すれば年間費用を50-70%削減可能です。詳しくは「高校留学費用完全ガイド|8つの給付型奨学金」をご覧ください。

👨‍👩‍👧‍👦 親子留学をお考えの方へ:
マレーシア親子留学なら月20万円台から可能です。詳細は「親子留学マレーシア完全ガイド」で費用シミュレーションをご確認ください。

世界の留学費用を知る:JASSO奨学金が教えてくれること

文部科学省が管轄するJASSO奨学金では、世界の留学先を4つの区分に分けて支給額を決めています。この区分は国家公務員の旅費規程に基づいているため、各地域の留学コストを知る重要な指標になります。

もっとも支給額が高い「区分A」(月額326,000円)には、アカナダ・アメリカ合衆国・英国・シンガポール・アラブ首長国連邦などが含まれます。これらの都市では学費だけでなく生活費も高額になりやすいことを意味しています。

興味深いのは、日本人に人気の留学先の多くが「区分A」または「区分B」(月額282,000円)に分類されることです。

オーストラリアが「区分B」に入る程度で、人気の留学先はどこも費用が高めなのが現実です。

一方で、区分H(月額124,000円)には台湾・アフリカ圏・その他大半の国々が含まれており、費用を抑えながら教育を受けることができます。

留学費用の節約を重視するなら、こうした地域の大学への進学も検討してみるといいでしょう。

リーズナブルに留学できる!おすすめの国TOP5

1位:フィリピン – 最強のコストパフォーマンス

年間総費用:40-80万円

フィリピンは間違いなくもっともコストパフォーマンスの高い留学先です。

国公立大学なら年間学費は5万~10万円、私立大学でも15万~45万円程度。生活費も月5万~8万円で快適に過ごせます。

何より素晴らしいのは、フィリピン国民の英語力がアジア屈指のレベルにあることです。

日常生活から大学まで、あらゆる場面で英語を使う機会に恵まれます。これほど安い費用で、本格的な英語環境に身を置ける国は他にありません。

2位:マレーシア – アジアの教育ハブ

年間総費用:80-150万円

マレーシアは「アジアの教育ハブ」と呼ばれるほど、教育水準の高い国です。

とくに注目すべきは、QSアジア大学ランキング2023でマレーシア最古のマラヤ大学が9位にランクインしていることです。これは東京大学の11位、京都大学の16位を上回る順位で、トップ100圏内にはマレーシアから8大学が選ばれています。

学費は国立大学なら年間20万円程度、私立大学でも80万円程度と非常にリーズナブル。

大学進学に必要な英語力もIELTS5.5程度と、欧米の主要大学より低めの基準に設定されています。

▶︎IELTSのスコアと海外大学進学の可能性についてはIELTS完全ガイドで解説しています

マレーシア国民の英語力も高く、多文化環境の中で国際的な感覚を身につけることができます。

3位:ハンガリー – ヨーロッパの穴場

年間総費用:240万~370万円

ヨーロッパ留学を夢見ているなら、ハンガリーは見逃せない選択肢です。大学の年間学費は40万~170万円程度(医学・歯学系除く)と、西欧諸国と比べて格段に安くなっています。

EU加盟国であるため、ヨーロッパ各国との交流も盛んで、国際的なネットワークを築くには最適な環境です。多くの大学で英語による授業が提供されており、ヨーロッパの歴史ある大学教育を手頃な価格で受けることができます。

4位:チェコ – 大学生に優しい国

年間総費用:250万~330万円

チェコは大学生を非常に優遇する国として知られています。チェコ語で学ぶ学生の学費は無料、英語で学ぶ留学生に対しても年間50万~100万円というリーズナブルな授業料が設定されています。

プラハをはじめとする美しい古都で学ぶ体験は、一生の財産になるでしょう。治安も良く、ヨーロッパの中心部に位置するため、他のヨーロッパ諸国への旅行やインターンシップの機会にも恵まれます。

5位:スロベニア – 多国籍な学習環境

年間総費用:230万~380万円

日本での知名度は高くありませんが、スロベニアは隠れた留学先として注目されています。大学の年間学費は32万~180万円程度で、ヨーロッパ各国からの交換留学生が多数学ぶ国際色豊かな環境が整っています。

治安が良いことでも知られており、スロベニア政府は留学生向けに充実した奨学金制度を設けています。小さな国だからこそ、一人ひとりの学生に手厚いサポートが期待できます。

留学費用削減の最終手段

高校留学からのスタート

給付型奨学金を活用した高校留学なら、年間費用を50-70%削減することも可能です。早期に語学力を身につけることで、大学入学時の要件も緩和され、より多くの選択肢が生まれます。

親子留学という新しい選択

マレーシアなら親子留学も月20万円台から実現可能です。家族全体で国際体験を積みながら、教育費を大幅に削減できる魅力的な選択肢です。

まとめ:賢い選択で留学の夢を実現

今回紹介した東南アジアの地方都市や東欧の大学では、日本人学生の在籍数が少ない場合があります。同学年に日本人が一人もいないという状況も珍しくありません。

しかし、そうした環境で培われる英語力や生き抜く力は、その後の人生を支える確固たる自信とノウハウに結びつくはずです。

短期的には苦労するかもしれませんが、長期的な投資対効果を考えれば、決して悪い選択ではありません。

留学の夢を諦める必要はありません。世界には質の高い教育を手頃な価格で受けられる国がたくさんあります。

重要なのは、早期からの情報収集と準備、そして「費用だけでなく教育の質も重視する」という視点です。

あなたの留学の夢を、賢い選択で実現させましょう。

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