グローバル進路図鑑#08 | 世界トップ大への道もひらける、英国伝統校のアジア分校:エプソムカレッジ・マレーシア

エプソムカレッジ・マレーシアって?
イギリスで長い歴史を持つ「Epsom College」の教育理念をアジアで受け継ぐかたちで、2014年に設立された「Epsom College in Malaysia(エプソムカレッジ・マレーシア)」。
医学や科学教育への強みを持つ本校の考え方をベースに、国際色豊かなボーディングスクールとしてマレーシアに根付いてきました。

日本人生徒も100名近く在籍しており、「英語力に自信がない」「いきなり欧米留学は不安…」という中高生にとって、第一歩の“準海外進学”として選ばれるケースも増えています。

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Epsom College in Malaysia – ECiM
校長 | Matthew Brown |
開校年 | 2014年 |
所在地 | Persiaran Kolej, 71760 Bandar Enstek Negeri Sembilan Darul Khusus Malaysia |
対象 | 3才~18才(寄宿生はYear7~可能) |
生徒総数 | 約600名 |
費用(2025-2026) | 授業料/年間RM50,400~RM108,630、寮費/年間RM59,700、入学金RM10,000(EYFS~Year 2)またはRM20,000(Year 3~13)+入学申請料 RM1,000、デポジットRM10,000~RM30,000、ビザ申請費用 RM2,500+ビザ更新費用 RM1,000 |
申込期限 | 随時受付 |
“もうひとつのエプソム”が拓く、多文化共生の学び場
エプソムカレッジ・マレーシア(ECiM)は、2014年にマレーシア・ネグリセンビラン州に設立された、英国式カリキュラムを採用する3歳〜18歳対象の全日制スクールです。
中学生相当から入寮可能
中学相当のYear7からは寄宿が可能で、通学制との選択もできます。


学びの中心には、英国式のIGCSEやAレベル、探究型のEPQ(拡張研究プロジェクト)があり、授業は英語で行われます。



英語が不安な生徒には、少人数制の英語補習(EAL)が用意されており、段階的に正規授業に慣れていくことができる体制です
生徒の国籍について
生徒数は約600名で、28ヵ国以上の国籍が混在し、日本人生徒も100名近く在籍。多文化の中で生活し、学ぶことが日常そのものです。
学生寮での生活について
教職員の9割以上がキャンパス内に家族とともに暮らしており、生徒にとっては“暮らしの延長に先生がいる”という安心感があります。
また、全校が所属する「ハウス」という縦割りグループを通じて、学年間のつながりや思いやりが育まれているのも特徴です。
学びのステップ:年齢に応じて無理なく“世界基準”へ
プレップスクール(3〜11歳)
英国ナショナルカリキュラムに基づき、英語・算数・科学・ICT・アートなどを学習。英語力が十分でない生徒には、EAL(英語補習)制度で着実にキャッチアップできる体制が整っています。
シニアスクール(11〜16歳)
Year7〜9では基礎を、Year10〜11ではIGCSE(国際中等教育修了資格)を10〜12科目履修。必修科目+選択科目により、自分の興味に合わせた組み合わせが可能です。
シックス・フォーム(16〜18歳)
Year12〜13はAレベル3科目+EPQ(拡張研究)を中心とした進学準備期間。チューター面談などを通して英国・アジア・オーストラリアなど幅広い大学への進学指導が行われています。
学習+表現=エプソムらしさ──多様な課外活動と“暮らしの中の成長”
スポーツではテニス・水泳・ラグビー・ゴルフなどが本格的に取り組まれ、音楽や演劇、模擬国連、ディベート、起業教育まで表現力と多角的思考を育てる場が日常に。
平日7コマの授業後も、アクティビティや自由時間がしっかり確保され、自分らしい挑戦ができる環境が整っています。
入学に必要な力と出願スケジュール
- 出願時期:通年(学期は8月・1月・3月開始)
- 試験内容:英語・数学・非言語テスト+面接(学年による)
- EALあり:英語初学者はサポートを受けながら参加可能
英語力不足が不合格の直接要因になることは少なく、面接での姿勢や学習意欲、既習内容の理解度なども重視される傾向があります。
エプソムが“海外進学ラボ”視点で注目の理由
✔ 英国式Aレベルで世界標準の進学力を育成
大学入試に直結するAレベル資格を、アジア圏で取得可能。イギリス・オーストラリア・香港など、グローバル大学群への出願力が身につく。
✔ EPQ(拡張研究)で探究力&進学競争力アップ
Aレベルに加えて、自主研究プロジェクトを行うEPQに全員が挑戦。エッセイ執筆やプレゼン経験が、出願時のアピールにも有利に働く。
✔ 英語に不安があっても挑戦できるサポート体制
英語初学者向けのEALプログラムが充実しており、IGCSEやAレベルへの移行もスムーズ。語学力を伸ばしながら、正規科目に並走できるのが強み。
✔ アジアにいながら“ボーディング×国際多様性”を体感
日本からの距離・費用・時差などの面でも、欧米留学よりハードルが低く、それでいて寄宿生活や多国籍な学び環境を経験できる貴重な選択肢。
✔ 高校段階で「暮らしながら学ぶ」環境を整えたい人に最適
教職員が寮と生活空間を共有し、寄宿舎文化と個別サポートが両立。勉強だけでなく「生活力」「自己管理力」も自然と育つ場としておすすめ。