Technovation Girls | 社会課題解決型アプリ開発を競うコンテスト
「Technovation Girls」は、女子中高生(ジェンダーマイノリティ含む)を対象に、自ら開発した社会課題解決型アプリの企画やアピール力を競うグローバル規模のコンテスト。
日本エリアでTechnovation Girlsを運営する「一般社団法人Waffle」は、2026年1月〜2026年5月にかけて実施する日本エリア予選「Technovation Girls2026」に向けたプログラムへの参加者を、2025年11月23日(日)まで募集しています。

日本リージョンの開催では、起業家&アプリ開発ブートキャンプをプログラムに組み込み、初心者からでも着実に成長を遂げて挑戦できるコンペとなっています。
Technovation Girlsのポイント
- 2025年12月〜2026年2月中旬に行われる7日間のアプリ開発講座と4日間ビジネス開発講座(合計30時間程)を提供
- 2026年1月〜5月の5ヵ月間に週5時間ほど、オンライン環境で活動
- 対象は、日本在住で日本語が話せること(国籍・人種などは問いません)、13~18才の女性およびジェンダーマイノリティ
Technovation Girls 2026 募集要項
| 活動期間 | 2025年12月〜2026年5月(世界大会は8月に開催) |
| 対象 | 2025年12月1日時点で13才以上、2026年8月1日時点で18才以下の女性およびびジェンダーマイノリティ(日本在住の日本語話者・国籍不問) |
| 選考プロセス | 開発アプリとそれに関するピッチビデオ・プレゼンの審査 |
| 参加費 | 無料 |
| 応募締切 | 2025年11月23日(日) |
Technovation Girls | Waffleが日本チームをサポート
このTechnovation Girlsに出場する日本チームをさまざまな面からサポートするのが、日本リージョン公式アンバサダーとなる「一般社団法人Waffle」。
Waffleは、日本のジェンダー指数153ヵ国中121位(2019年)という結果や、「理系=男性」という社会に根強い固定観念を重要課題と捉え、そうした格差是正とその先にあるよりよい社会の実現に向けて、各種イベントなどの支援活動に取り組んでいます。
設立者について
共同設立者の田中沙弥果さんと斎藤明日美さんは、IT業界のジェンダーギャップを埋めるため2019年に同団体を設立、2020年Forbes JAPAN誌における企画で「世界を変える30歳未満30人」を両者同時に受賞。
Technovation Girlsとの関わりでは、法人化前の2017年より日本チームの支援に注力しており、レノボジャパンらスポンサー企業の増加も相まって、2021年4月には日本リージョンとして初のピッチイベント開催にも成功しました。
ピッチイベントでは、アルツハイマー、気候変動、コロナ禍による生活の変化といった社会課題を解決に導くアプリを開発し、英語によるビジネスプランとピッチビデオをチームで作成。若者が、自身のアイデアやスキルを日本や世界に向けて発信する貴重な機会となります。
Technovation Girls | アプリ開発講座とビジネス開発講座を無料で提供
日本からのTechnovation Girlsへの参加者は、全員がアプリ開発講座とビジネス開発講座を無料受講し、必要なスキルを初歩から身につけられるのが大きな特徴。

Googleのエンジニアが指導を担当する「アプリ開発講座」は、プログラミング初心者に最適な内容にアレンジされており、ブロックプログラミングによる簡易的なアプリを7日間で完成させます。
ワークショップ型の「ビジネス開発講座」は、実績豊富な社会人や大学生メンターから現実的なフィードバックを受けながら、4日間でビジネスモデルを作り上げます。
無料講座の受講後は、学んだ内容を活かしたアプリ作りとピッチビデオの制作を進めるプロジェクトがスタート。
6月の国内報告会(ピッチイベント)を目指し、メンターのサポートを得ながらチームで協力して取り組みます。

Technovation Girls | 13〜18才の女性&ジェンダーマイノリティが対象
応募資格は、2023年12月1日時点で13才以上、2026年8月1日時点で18才以下に該当する、女性およびジェンダーマイノリティ。
国籍は問われませんが、日本在住で日本語を話せること、講座や3ヵ月におよぶプロジェクト活動にきちんと参加できることが条件です。
チームでも個人でも参加登録できますが、単独参加であってもプロジェクト開始後に興味関心に沿ってチーム編成(1~5人)が行われます。
なお、運営コストはすべてスポンサー企業より賄われているため、参加費は無料です。
Technovation Girls | 3ヵ月でアプリ開発プロジェクトを完成させる
参加者は、1月下旬からは、チーム単位のプロジェクト活動(週5時間程度)が始まり、4月下旬の締切日までにアプリを紹介する全編英語のピッチビデオを制作して提出します。
同じく6月に開かれる国内報告会(ピッチイベント)では、プロジェクトに取り組んだ日本チームがオンラインで一同に会し、約3ヵ月間で積み上げた成果を発表。
とくに評価の高いアプリをデザインしたチームには、優秀賞・準優秀賞・各協賛企業からの賞が授与されます。
Technovation Girls スケジュール
- 2025年10〜11月…事前説明会
- 11月23日…申し込み締切
- 12月〜2月…アプリ開発講座・ビジネス開発講座
- 2月…プロジェクト開始
- 6月…国内報告会・Japan Pitchイベント
- 10月…World Summit
本プログラムに関連するオンラインイベントが、10〜11月に開催されるので、検討中の人は参加してみては。



