若い世代からの課題解決策アイデアを募集
「国際協力NGOセンター(JANIC)」は、若い世代から社会課題解決につながる斬新なアイデアを募集する「第2回学生アイデアコンテスト2024」を開催します。
2023年に第1回目の学生アイデアコンテストを実施し、全国から寄せられた153件の応募のなかから、合計4作品がJANIC主催のイベントで表彰されました。
2024年のテーマについて
2024年度は、「スマートフォンを活用した平和へ導くアイデアは?」を募集テーマに定め、全国の高校生や大学生から、社会を変えるイノベーションのきっかけとなるようなアイデアを8月31日(土)まで募ります。
なお、ひとりでもグループ単位でもコンテストに参加することが可能です。
学生アイデアコンテスト2024
主催 | NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC) |
対象 | 全国の高校生、大学生、大学院生、専門学生(個人応募もグループ応募も可) |
入賞者 | 最優秀賞(賞金5万円)・優秀賞(賞金3万円)・特別賞(1万円)の合計3名(組) |
表彰式 | 9月29日のグローバルフェスタJAPAN 2024にて(会場:新宿住友ビル三角広場) |
募集期間 | 2024年7月5日(金)~8月31日(土) |
4つの状況を仮定して考えてみよう
第2回コンテストの募集テーマは、「スマートフォンを活用した平和へ導くアイデアは?」。
現代の生活では欠かせないアイテムとなっているスマートフォン。このスマートフォンをどのように活用すれば、あなたが思い描く平和な世界に近付けるか、自分なりのアイデアを整理して応募しましょう。
考え方のヒントとして、「もしも〇〇〇だったら…」という仮定に基づくことが推奨され、募集要項では以下の4とおりの仮定が例示されています。
シチュエーション1
もしも、途上国に暮らすあなたの友人やその家族が、学校に通えず毎日働いていたら?
- 関連トピック:教育機会、人権、児童労働、貧困
シチュエーション2
もしも、あなたの住む地域が紛争に巻き込まれそうになったら?
- 関連トピック:紛争、難民
シチュエーション3
もしも、あなたの住む国が気候変動によって近い将来暮らせなくなると言われたら?
- 関連トピック:環境問題、自然災害、食料問題
シチュエーション4
もしも、あなたが都市と比べて情報格差の激しい地域に移り住むことになったら?
- 関連トピック:デジタルデバイド、格差問題
このような状況において、スマートフォンを有効活用して、いかに課題解決に取り組めるかあなたの思考力や発信力が期待されています。
また、コンテストにおいては、応募者が思い描く「平和な世界」が問われていますが、さまざまな社会課題を解決に導く世界という意味で広義に捉えることができるようです。
審査基準や応募方法について
コンテスト審査員は、JANIC代表理事の鬼丸昌也氏をはじめ、各非営利団体の代表理事らが担当。
13点満点の審査基準
以下のような、13点満点の審査基準が設けられています。
- 社会課題を解決するためのアイデアになっているか(4点満点)
- 柔軟・斬新な発想力(4点満点)
- アイデアの具体的な実現力(2点満点)
- アイデアの表現力/プレゼン方法(3点満点)
賞品について
2024年度は、応募作品の中から最優秀賞1名/組(賞金5万円)、優秀賞1名/組(賞金3万円)、特別賞1名/組(賞金1万円)を選出し、各入賞者は「グローバルフェスタJAPAN 2024」の表彰式(ワークショップ)に招待。
グループ応募の場合は、個人に対してではなくグループ単位で賞金が授与されます。
また、グローバルフェスタJAPANの会場では、コンテストの参加者全員に協賛社の景品(LalaVie 3日間スキンケアセット)も配られます。
応募方法について
エントリー時は、3つの応募方法から選んで提出するというフレキシブルな方式を採用。
- テンプレートを使用して応募
- パワーポイントで自由に資料を作成して応募
- 最長3分の動画を作成して応募
方法1と2は、A3サイズ2枚まで(手書きも可)、5MB以内のPDFファイルに出力して提出してください。動画でアイデアを応募する場合は、YouTubeに限定公開したURLをエントリーフォームに貼付するよう求められます。
このように、パワーポイントで要領よくまとめるのが得意な人、生き生きとプレゼンするのが得意な人など、ひとり一人の長所を活かして応募できるのは画期的ですね。
応募フォーマットを問わず、以下のエントリーフォームを経由してコンテストに応募完了してください。
エントリー受付は8月31日(土)まで、入賞者には9月9日(月)に結果が通知されます。