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医学界のリーダー育成を目指す
「慶應義塾大学」医学部(東京・新宿区)は、2015年度より一般入試上位者に年間200万円を4年間給付する「慶應義塾大学医学部人材育成特別事業奨学金」を開始すると発表しました。
一般入試の上位10名に、1~4年生にかけてひとりにつき年間200万円(総額800万円)を給付する、独自の合格時保証奨学金制度。
学生の家庭における年収制限はなく、事前申請も不要。合格発表時に給付候補者に個別に通知があります。
12年度に同大学が創設した「学問のすゝめ奨学金」(入試前予約型・返還不要、父母の年収制限あり)など、学内外の他の奨学金制度との併用も可能です。
また、10年度よりスタートした、大学院博士課程におけるPhysicianScientistの育成を目指す「研究医養成プログラム」(MD-PhDコース)選択者には、現行の奨学金(5、6年次に100万円×2年)が加わり、今回の奨学金と合わせると総額1000万円が給付される予定。
一般入試日も、15年度より第1次試験日が2月21日から19日に変更される予定で、これまで日程の調整が難しかった地方の受験生も出願しやすくなるとのことです。
- 第1次試験日…2月19日(木)
- 第1次合格発表日…2月26日(木)
- 第2次試験日…3月1日(日)
- 合格発表日…3月5日(木)
ちなみに、15年度入学生の学費は、入学金20万円、在籍基本料6万円、授業料300万円、施設設備費34万円、実験実習費19万円、その他費用3350円で、合計379万3350円を予定しています。
【慶應義塾大学医学部人材育成特別事業奨学金】
- 主催:慶應義塾大学
- 開始:2015年度入学生より
- 対象:一般入試上位者10名
- 奨学金:年間200万円×4年間