高1のみが挑戦できるプログラム
「公益社団法人ユナイテッド・ワールド・カレッジ日本協会」は、「2018年度UWC奨学生」23名を、2017年11月1日(水)〜30日(木)にかけて募集します。
「ユナイテッド・ワールド・カレッジ」(United World Colleges、UWC)は、世界17校のインターナショナルスクール(高校)が加盟する組織で、それぞれのスクールが世界各国から選抜・派遣された生徒を2年間受け入れ、「国際バカロレア」ディプロマが取得できるカリキュラムを提供します。

本部をロンドンに置くUWC。
対象となるのは、派遣時点で高校2年生(応募時1年生)で、募集人数は23名。
奨学金は4種類
奨学金では、授業料・食費・寮費などが支給されますが、家庭の収入により全額支給されるものから、一部を支給されるものまで4種類あります。奨学金では足りない費用は各家庭が負担しますが、下記の「3.カレッジ奨学金派遣枠」では、2年間で最大750万円程度の負担が必要になるスクールもあります。
なお、これらの奨学金は、日本協会からの奨学金(原資は日本企業58社などが拠出する会費と寄付金)と、各カレッジからの奨学金(カレッジ奨学金)があります。
- 日本協会特別支援奨学金(100%奨学金)派遣枠(3名)…人柄、学業成績に優れ、かつ経済的理由から留学費用を支払うことが困難と思われる家庭の生徒を対象に日本協会が支給する奨学金
- 日本協会奨学金派遣枠(9名)…日本協会が支給する奨学金。派遣枠ごとにあらかじめ決められた額(日本円)を支給
- カレッジ奨学金派遣枠(10名)…世界各地のカレッジが独自に給付する奨学金。各カレッジが各家庭の経済的負担能力を審査し、具体的な支給額を決定して現地通貨で支給(ニードベース方式)
- 日本協会奨学金+カレッジ奨学金派遣枠(1名)…日本協会による奨学金と、カレッジが独自に給付する奨学金を両方支給
各スクールへの派遣枠は奨学金タイプにより23枠決められており、ひとつの派遣枠にひとりの生徒が派遣されます。

世界に17校のUWCスクールが点在。
応募資格は下記の通り。
- 日本人または日本に永住権をもつ外国人等であること
- 4月に新学期が始まる学校に在籍している場合、2017年9月現在、高校もしくはこれに準ずる学校の第1学年に在籍しており、かつ一次選考時に同じ学年に在籍していること。
- 9月に新学期が始まる学校に在籍している場合、2017年9月現在、国際バカロレア・ディプロマ課程の始まる前の学年(米国だとGrade10など)に在籍しており、かつ一次選考受験時に同じ学年に在籍していること
- 2018年8月1日時点で、原則、満16歳以上となること。
- 応募にあたり、在籍している高校等の学校長から受験承諾をもらい、書面で提出できること
応募方法や選考スケジュール
応募方法は、所属学校長の承諾をもらってから、「応募登録フォーム」に必要情報を入力・送信し、応募書類一式を郵送にて提出。
一次選考として、英・国・数・小論文の4科目による試験(筆記式)を、2017年12月10日(日)に東京と大阪で実施。合格者は、二次選考を2018年2月19日(月)に東京で実施。結果は、合格者にメールで通知します。
詳しくは、「UWC日本協会」公式サイトで確認を。
【2018年度UWC奨学生】
- 主催:公益社団法人ユナイテッド・ワールド・カレッジ日本協会
- 派遣期間:2018年夏(7月下旬~9月上旬)から約2年間
- 対象:派遣時点で高校2年生(応募時1年生)であること、応募資格を満たしていること
- 募集人数:23名
- 受験料:1万8000円(税込)
- 応募期間:2017年11月1日(水)~11月30日(木)