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渡邉利三寄付奨学金 │ 日米間の留学を希望する大学生および大学院生20名を対象に学資援助

【渡邉利三寄付奨学金】

  • 留学先の大学に指定なし
  • 1学期から1年間の日米間の留学を支援
  • 採用人数は、日本人学生と米国人学生各20名

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日米間の大学留学生を支援する奨学金制度

「渡邉利三寄付奨学金」は、米国留学を経て国際的ビジネスで活躍した渡邉利三さんから寄贈された寄付金1000万ドルに基づき、米日カウンシル(USJC)が、日米間の留学を支援する返済不要の奨学金制度。

渡邉利三寄付奨学金は、1学期から1年間にわたり、日米間の留学を希望する大学生および大学院生を対象に学資援助を行います。採用は、日本人学生(米国留学)と米国人学生(日本留学)各20名程度。

応募対象となるのは、

  • 日本の国籍、または永住権保有者であること
  • 現在の在籍校で良い成績を保持していること
  • 留学の計画を立てている人、留学先が決まっているひと 、現在米国の学校に在学中の人
  • 留学するにあたって財政援助の必要性を証明できること

以下の条件に当てはまれば、奨学生の選出で「優遇」されることがあります。

  • ひとり親家庭出身者、または両親と死別した人
  • 家族のなかで初めて大学へ進学する人(ファーストジェネレーション)
  • 留学や海外旅行など、国際経験がない人
  • 学部生優先(過去数年の実績では学部生の受給者比率が91パーセント)

大学・専攻分野の指定がないのも魅力

この渡邉利三寄付奨学金は、支給対象となる留学先の大学などに指定がないという点で、学校のレベルや専攻分野も指定はありません(ただし、語学学校と夏冬の短期留学プログラムは不可)。

奨学金の最大支給期間は1年ですが、年度ごとに再申請することが可能(支給される保証はありません)。留学ために必要な金額を上限に、ほかの奨学金との併用も認められます。また、奨学金の返済不要で、就学期間終了後の就労・ボランティア要件などもありません。

支給金額は、申請者が参加する留学プログラム費用の最大で全額となります。もし、大学院生および学位取得を目的とした留学生(degree-seeking student)が選出された場合は、全額支給ではなく支給上限が2万5000ドルとなります。授業料以外にも、住居費や医療保険費、教材費(上限あり)、旅費(上限あり)、雑費(上限あり)などが奨学金支給額に含まれます。ビザやパスポート申請手数料、受験料、国内旅行費、課外活動費などは支給対象外となります。

奨学金に応募するためには、英語レジュメ、志望動機や留学中の目標をまとめた英語エッセイが1編(状況によって最大3編)、推薦書が1通、その他に財政証明書や留学証明書を提出する必要があります(成績証明書を添付も可能)。選考プロセスにおいて面接は実施されません。

応募から合格まで、選考の流れ

応募は毎年1月~2月に開始され、4~6週間の応募受付期間を経て、3月上旬ごろに締め切られます。4月~5月にかけては最終候補者が通知され、5月下旬~6月初旬を目途に奨学生が発表されます。

正式発表後、奨学金受給者から辞退があった場合は、補欠通知の申請者が繰り上げで選出される予定です。

渡邉利三寄付奨学金

主催:米日カウンシル(U.S.-JAPAN COUNCIL)
創設:2016年
対象大学:指定なし
支給金額:授業料(上限6000ドル)や入学金、住居費、交通費、医療保険費、書籍代/文具代(上限年間1000ドル)、旅費(上限1600ドル)、雑費(上限年間1000ドル)
支給期間: 1学期から1年間
出願条件:日本の国籍、または永住権保有者であること、現在の在籍校でいい成績を保持していること、留学の計画を立てていること、留学先が決まっていること、現在米国の学校に在学中の人、留学するにあたって財政援助の必要性を証明できること
採用予定人数:日本人学生(米国留学)、米国人学生(日本留学)各20名程度

募集概要

出願期間1月~2月
選考プロセス書類審査
対象日本国籍またはその永住権保持者、在籍校で優秀な成績を収めている人、米国留学が決定もしくは予定している人、留学に経済援助が必要なこと、ひとり親家庭出身者および孤児の育ち(優遇)、家族内で初めて大学進学する人(優遇)、留学や海外旅行のような国際経験がない人(優遇)、学部生としての留学(優遇)

「渡邉利三寄付奨学金」公式サイト

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