小学生から高校生を対象としたエッセイコンテストは、多数開催されています
2024年の夏休みは、関心や希望進路に近いコンテストに挑戦してみよう!
JICAエッセイコンテスト | エッセイを書いて海外研修に参加しよう
「独立行政法人国際協力機構(JICA)」(東京・千代田区)は、「国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2024」への応募作品を、2024年9月18日(水)まで募集しています。
国際協力中学生・高校生エッセイコンテストは、開発途上国の現状や開発途上国と日本との関係について理解を深め、国際社会のなかで、日本そして自分たち一人ひとりがどのように行動すべきかを考えることを目的として実施されています。
国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2024
主催 | 独立行政法人 国際協力機構(JICA) |
対象 | 中学生、高校生 |
申込締切 | 2024年9月18日(水)※ウェブ応募17時締切 ※郵送は当日必着 |
JICAエッセイコンテスト | テーマは「未来の地球のために今できること」
2024年のテーマは、「未来の地球のために -私たちにできること-」。
課題について
現在の地球には、様々な危機が絶えず押し寄せており、遠く離れた国の課題が私たちの生活に影響を及ぼすことも少なくありません。
授業やTV/新聞/SNS等から学び感じたことを含め、身近なところからヒントを見つけて、未来の地球のためにできることを、10代の若い感性と自分の思いとともにエッセイに表現してみましょう。
一見、グローバル色の強い課題のように捉えられるかもしれませんが、海外留学など特別な経験が求められるわけではありません。過去のコンテストでも、学校や家庭、地域での出来事を題材にしたエッセイも数多く入賞してきたそうです。
上手に書き出すヒントがほしい、いい構成が浮かばないという場合は、公式サイトが提供する書き方ワークシートを有効活用してみましょう。
エッセイ作成における注意点
作品は、自分の考えや体験などをエッセイとして書いたもので、他のコンクール事業等で発表していないもの。
原稿用紙に題名、学校名、学年、氏名をかならず記載(字数に含まず)。応募書類に不備(記入漏れ、未提出など)がある場合は、審査対象外となる可能性があります。
文字量について
- 中学生の部…1200字以内(手書き:400字詰原稿用紙3枚以内)
- 高校生の部…1600字以内(手書き:400字詰原稿用紙4枚以内)
作品は日本語のもので、ひとり1作品のみ応募可能です。
応募方法は、ウェブか郵送を選べますが、白紙Word打ち込み(フォントサイズ12ポイント以上)によるウェブ応募が推奨されています。
個人応募・学校応募ともに以下のオンラインフォームより応募者情報入力や作品の登録を行えます。ウェブ応募は、期限日の17時に締め切られるので注意しましょう。
手書きで作成したい場合は、公式サイトより応募要件を満たした原稿用紙を入手可能です。
評価ポイントについて
世界や途上国の課題(SDGsを含む)に対する理解、解決のための提案・行動を重視し、総合的に評価するそうです。
中学生の部・審査員長は、教育評論家/大学名誉教授の尾木直樹さん、高校生の部・審査員長は、俳優/エッセイストの星野知子さんがそれぞれ務めます。
JICAエッセイコンテスト | 入賞作品について
入賞作品は、2024年12月下旬ごろに、JICA地球ひろば公式サイトにて発表。
入賞について
中学生と高校生の部門別に個人賞、各校の応募作品数に応じて学校賞が授与されます。
個人
- 最優秀賞(以下の3賞)…3名
- 独立行政法人国際協力機構理事長賞…1名
- 外務大臣賞…1名
- 文部科学大臣賞…1名
- 優秀賞…3名
- 審査員特別賞…4名
- 国際協力特別賞…10名
各部門の複数作品を対象に、以下の3つの賞も授与されます。
- 国内機関長賞
- 佳作
- 青年海外協力隊OB会会長賞
学校
- 学校賞…60作品以上、または全校生徒の3割以上の応募があった学校
- 特別学校賞…学校賞を長年に渡り連続受賞し、多数の応募実績がある学校
審査員特別賞や国際協力特別賞には、副賞にフェアトレード商品などが用意されます。
国際協力特別賞以上の受賞者を対象に、2025年2月中旬に東京のJICA施設にて表彰式を行う予定です。
海外研修について
JICAコンテストならではの特典のひとつは、上位入賞者が1週間の海外研修の機会を得られることでしょう。
最優秀賞・優秀賞受賞者(中学生6名、高校生6名)には、副賞として翌年8月上旬を目途に実施される海外研修に参加し、研修地のJICAプロジェクト訪問や現地の人たちと交流を行うことができます。
渡航先は年によって変わりますが、総じて東南アジア諸国が研修地に選ばれています
詳細は、「JICA地球ひろば」公式サイトから確認を。